ショットショー2014 in ラスベガス パート10
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ショットショー2014、そろそろ終盤。様々な銃器メーカーを中心に紹介。
Walther ワルサー
ドイツの銃器メーカー、ワルサー社。
ワルサーもやはり.380ACPのコンパクトオートを展示。
PK380。口径.380ACP、3.66インチバレル、全長165.1mm、重量544.3g、装弾数8発。ポリマーフレームは軽量化の定番。
トリガーガードの先にレーザーサイトが装着されている。
ワルサーと言えばPPK/sも有名。
PPK/s。口径は9mm Kruz(クルツ)、つまり.380ACP。いわゆる9mmショート。
PPQ M2 Navy SD。ワルサーの新しいポリマーフレームオートPPQシリーズ。口径は9mm、装弾数は15/17発。.40口径版もある。またPPQ 22という名称で.22LRバージョンも展示されていた。全長198.1mm、重量725.7g。
PPS。口径は9mm、.40S&W。3.2インチバレル、全長160mm、重量589.7g、装弾数は9mm版で6/7/8発の3種のマガジンがある。
P22。やはりワルサーにもピンクフレームが。どこのメーカーも女性ユーザーを取り込もうと必死な感じ。
ワルサー社ブースの片隅にひっそりのUZIの展示があった。IWIの刻印で、UZI PISTOLとUZI Rifleがあり、どちらも.22LR弾を使用するモデルだった。
MOSSBERG モスバーグ
ショットガンで有名な米国コネチカット州の銃器メーカー、MOSSBERG。
新商品は既存のショットガンのDuck Commanderの迷彩シリーズ。Mossberg 500をはじめ、535、835、Autoloading Rimfire、715Pまでラインアップされる。
715P。口径.22LRのセミオートピストル。Red Dotサイト付。この銃はブラジルのCBCというメーカーの輸入品を示す刻印があった。
そのほか、ハンティングライフルなども多く展示されていた。
VLTOR ボルター
米国のカスタムメーカー、VLTOR。M4クローンを製造している。
大きく分けてWARRIOR、DEFENDER、PRAETORIANの3シリーズがあり、前者二つがハイエンドで後者がローエンドという位置づけみたい。WARRIOR、DEFENDERはそれぞれ7インチ、9インチ、12インチ、16インチのモデルがある。
写真上のXVI WARRIORはアッパーとハンドガード一体型のVISレシーバーやEMODストックなどを装着している。
VWS VII DEFENDER。MUR-1Aアッパーレシーバー、ミッドサイズのキーモッドタイプCASVハンドガード、7インチバレル、Tango DownピストルグリップにVLTOR IMODストック装備。
VWS VII WARRIOR。キーモッドタイプのVIS一体型アッパーレシーバー、7インチバレル、Tango DownピストルグリップにVLTOR IMODストック装備。
RE-249 STOCK ADAPTER KITを装着したM249 MINIMI。
PKM用のレシーバーなんかも作っている。
MILKOR ミルコー
VLTORブース内に展示のあったMILKOR。米軍でも採用されるM32A1のリボルバーランチャーを展示。
たしかにグリップはTANGO DOWN、ストックはEMODなのでVLTORスタイルといえる。
40mmグレネード弾を6連装し、最大397.7m先まで飛ばすことができる。カラーは黒、OD、TANの3色。
重量は6.98kg、フルロードで8.34kgと結構重い。グレネーダーも楽じゃないなあ。
Tango Down タンゴダウン
米国のアクセサリーパーツメーカー、Tango Down。
SCARのドレスアップ例。ワッフルデザインのARC Magazine。グリップは定番のBattlegrip。バーティカルフォアグリップと、レールパネルもTango Down製。ちなみにストックはVLTORのSCAR STOCK。ハンドガードもVLTORのCASV-SCARが装着されている。
このM4にはトップレールにSUREFIREのM600が搭載されているがその前方にFront Sight Flashlight Adapterが装着されている。ライトのベゼルを固定するとともに上部にフロントサイトが装備されている。
グリップアングルの異なるバトルグリップを装着したM4もあった。またリコイルバッファチューブ根元にCarbine Sling Mount PR-4も装着されている。ちなみにこのM4のアッパーはLMT、レールはCenturion製。
TROY トロイ
米国のカスタムメーカー、TROY DEFENSE。
Troyでもキーモッドのハンドガードを装備したライフルが展示。一番上は.308win仕様のライフル。
カーボンファイバー製のハンドガードも展示されていた。内側にアルミのスリーブが埋め込まれている。
Troyブース内にVIKING TACTICSの展示ブースもあった。
LMT
米国のカスタムメーカー、LMT(Lewis Machine & Tool)。
DEFENDERシリーズ。
LM308MWSAシリーズ。
GUARDIANシリーズ(下)など。
STAG ARMS スタッグ アームズ
こちらも米国のカスタムメーカー、STAG ARMS。
新商品のModel 3TMと3T。3TMはMAGPULバージョンでACSストックとMOEグリップを装備。
両モデルともDIAMONDHEAD社製のハンドガードとフリップアップのフロント、リアサイトを装備。
左排莢モデルも展示されていた。
Model 2(上)、Model 6シリーズ(下2丁)など。
IZHMASH イズマッシュ
ロシアの銃器メーカー、IZHMASH。2012年に経営破たんしたニュースが報じられたが市場でのブランドは継続しているようだ。商品の札にはすべて米国のサプライヤーK-VAR社のロゴが入っていた。写真はSAIGA 5.45シリーズ。
SAIGA 12シリーズ。12Gのショットガン。
ブルガリアの銃器メーカーarsenalも同じブースで商品展示されていた。写真はSFR-106F。口径は5.56×45mm。
SLR-104UR。口径は5.45×39.5mm。
SLR-107FR(上2丁)と、SAM7F(下)。口径はともに7.62×39mm。SAM7Fは削り出しレシーバー。
会場のあちこちに2013年に亡くなったAKの設計者であるミハエル・カラシニコフさんの写真が飾られていた。
Kriss クリス
独自機構のサブマシンガンを製造する米国の銃器メーカーKriss。
Kriss Super Vという反動機構を内蔵した .45ACPを使用するKriss Vector。写真はローエンフォースメント用のセミ、2点バースト、フルオートのセレクティブファイア可能な5.5インチバレルバージョン。全長610mm、重量2.97kg。搭載するドットサイトはArmasight社製のMCS。
KRISS Vector SDP。セミオート。ピストルバージョンもある。重くて片手では扱えなさそう。
KRISS Vector SBR ENHANCED(上)、KRISS Vector CRB(下)。16インチバレルのセミオートバージョンもある。一見サイレンサーのように見えるものは減音効果のない延長されたバレル。
SPHINX SDP Compact。Krissではハンドガンも展示。スイス製のハンドガン。MAID IN SWITZERLANDの刻印がある。
口径は9mmのDA/SAオート。4.5インチバレルのスタンダードと3.75インチのコンパクトモデルがある。
デザイン的にはCzが元になっているみたい。
CAA
米国のアクセサリーメーカー、CAA。
M4用のハンドガード、ストック、グリップを装着したライフルの展示。
CAAと言えばピストルカービンのコンバージョンキットも有名。日本でも一時期たくさん発売された。
グロック、Px4、XD、USPなど様々なハンドガンのコンバージョンキットが展示されていた。
ショットショー2014 パート11へ続く
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2014/02/19
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