ショットショー2014 in ラスベガス パート5
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ショットショー2014、まだまだ続きます。様々な銃器メーカーを中心に紹介。
Night's Armament ナイツアーマメント
米国の銃器メーカー、ナイツアーマメントのブース。本社はフロリダ州タイタスビル。
ナイツアーマメント社長のC.リード・ナイトJr氏にお会いできた。ARライフルを開発した故ユージン・ストーナー氏(1997年死去)のお弟子さん。ナイツブースは基本的に撮影禁止だったのだが、偶然居合わせたリード社長にトモさんが声をかけてくれて撮影が実現。トモさんはナイツ本社取材やリード社長の撮影なども行っており、さすがトモさん!! と感動しきり。
ナイツブースの一角では昨年亡くなられたカラシニコフ氏の追悼ディスプレーが設置。
きっと天国(かどうかわからないけど...)でストーナーさんとカラシニコフさんは東西2大ライフルの設計者同士、お酒を酌み交わしていることでしょう。
SR-15E3 IWS MOD2。口径5.56mm、16インチバレル、重量2.99kg、全長851mm~927mm。セミオートモデル。
新型の3プロングの556QDC FLASH ELIMINATOR(フラッシュハイダー)とURX4ハンドガードが装備される。フラッシュハイダーにはQDCサプレッサーを装着可能。
URX4は流行のKEYMODタイプで、パネルや対応レールアクセサリーを容易に取り付けられるようになっている。単体販売のURX4は8.5、10、13、14.5インチのバリエーションがある。
SR-15E3 IWS MOD2の右側面。展示モデルにはLEUPOLDのMark 6 1-6x20mmスコープを搭載していた。
このスコープ、$2,400もする高級品。
アンビセレクターと、アンビボルトリリースなど最近の流行を踏襲。
SR-25E2 APC。口径7.62mm/.308win、16インチバレル、重量4.14kg、全長908mm~1,000mm。
ナイツPDWも展示されていた。口径は専用の6×35mm弾、バレルレングスは8インチと10インチがあり、有効射程は300m、9mmサブマシンガンのMP5と5.56mmのショートバレルライフルの中間に位置するパーソナルディフェンスウエポン(PDW)。写真は8インチモデル。重量1.95kg、全長445.4mm(ストック折り畳み時)
商品ではないが、古いAR-10が当時のナイトビジョン付きで展示されていた。リード・ナイト氏が設立したInstitute of Military Technology(IMT)という軍事技術の研究機関によるもの。本社のあるフロリダには広大なミュージアムがあり、小火器から戦車までさまざまな歴史的な兵器が数多く展示されている。
GLOCK グロック
オーストリアの銃器メーカー、グロック社のブース。正確には現地法人のGLOCK USA。
G42。口径.380オートを使用するコンパクトピストル。グロックも薄型コンパクトなディフェンスを発売。やはり米国ではこのセルフディフェンスマーケットが激戦区なのだと感じる。
ご覧のように手のひらサイズ。ちっちゃくてかわいいグロックだ。
小さくてもしっかりとティルトバレルロッキングのショートリコイルで作動する。しっかりとグロックしている。
チャンバー周りの刻印。本社のオーストリア刻印ではなく、MADE IN USAとなっている。
こちらも新商品のG41。口径は.45ACP、装弾数13発、5.31インチバレル。コンペティション向けかな。Gen4と呼ばれる第4世代のポリマーフレームデザインを採用している。
グロックの様々なバリエーションも展示されていた。
グロックのセーフアクションメカニズムをカットモデルで確認できた。
こちらはトレーニング用 G17T。ブルーのポリマー製で、弾薬は9mm FXという、いわゆるシムニッション弾を使用する。
ガニーこと、リー・アーメイがグロックブースでサイン会をしていた。
フルメタルジャケットで登場するあの鬼軍曹。
グロックブースで偶然見かけた俳優、マイケル・ルーカー。主な出演作品はクリフハンガー、ボーンコレクター、米テレビドラマのウォーキング・デッドなど。
FNH USA ファブリックナショナル ハースタル
FNH USAのブース。かなり広かった。
P90 USG LV。口径5.7×28mm、ドットサイト及び、フロント埋め込み式のレーザーサイトを標準装備するモデル。民間用のセミオート、16インチバレルのPS90も展示されていた。
SCAR MK16 CQC。口径5.56mm、日本でもおなじみのSCAR-L。カタログ上ではSCAR-Lとは記載されておらず、MK16となっている。CQCは10インチバレル、スタンダードは14インチ、ロングバレルは18インチとなる。
SCAR MK17 STANDARD。口径7.62mm、バレルレングスはスタンダードが16インチ、CQCが13インチ、ロングバレルが20インチとなる。MK16、MK17共にセミ・フルオートのセレクティブファイア。
ちなみに16.25インチバレルを装備した民間用セミオートモデルはFN SCAR 16S / 17Sと呼ばれる。
Five-seveN。口径5.7×28mm、装弾数は10発/20発、シングルアクションのポリマーオート。スライドもポリマーシェルとなっている。米国では装弾数が10発までと規制されている州もあるので10発マガジンもニーズがある。
FNS-9。口径9mm、装弾数10発/17発、4インチバレルのポリマーフレームオート。.40S&W弾のバリエーションもある。5インチバレルのロングスライドも発売された。
FN MK48 MOD1。FNと言えばMINIMI。こちらは7.62mmのMK48。5.56mm仕様はMK46と呼ばれる。
FN 303P。警察などが使用する非致死性のノンリーサルウエポン。パワーソースにCO2を使用し、カートリッジ状のプラスチックケースに塗料とパウダー状の弾が入った弾を飛ばすという仕組み。
303Pの弾。303Pの装弾数は7発。より多くの弾を発射できるライフルタイプもある。射程距離は50ヤードくらい。
BROWNING ブローニング
米国の銃器メーカー、ブローニング。モッシーオークの迷彩が施されたシボレー カマロのラッピングカー。
ちなみにBROWNINGはブラウニングに近い発音。ブローニングと言ってしまうと現地で全く通じないらしい...。
1911-22。口径.22LR。デザートタンカラーのポリマーフレーム。
フルサイズの1911と比べると85%程度のスケール。
Buck Mark Buckthorn Pink。シングルアクション。.22LRを使用するバックマークピストルのカラーバリエーション。こういった女性向けのカラーリングは多くのメーカーで展示されていた。
ブローニングといえばハイパワー。もはやアンティークと言わんばかりにひっそりと展示されていた。
ショットショー2014 パート6へ続く
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2014/02/12
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