ショットショー2014 in ラスベガス パート4
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ショットショー2014、パート3に引き続き、ヨーロッパの銃器メーカー、SIG SAUERを紹介。
SIG SAUER シグ サウアー
SIG SAUERもメジャーメーカーだけあってとても大きなブースだった。
まずは2013年のショットショーで発表されたSIG MPXのプロダクションモデルが展示。
いくつかのバリエーションがあった。基本スペックは9mm、.357SIG、.40S&W弾のいずれかを使用するサブマシンガンで、バレルレングスはスタンダードが8インチ、Kモデルが4.5インチとなっている。
上の写真は民間用のセミオートモデルのMPX SBRで、3ポジションのテレスコピックストックを装備。ちなみに希望小売価格(MSRP)は$2,065。重量は2.18kg、全長は498mm/617mm(ストック伸長時)。
こちらが4.5インチバレルのMPX-K。全長は409mm/528mm(ストック伸長時)。
セレクター、マガジンキャッチ、ボルトリリースは左右両側から操作できるアンビ仕様で各バリエーション共通の仕様。またフォアエンド(ハンドガード)のマウントレールは別パーツとなっていて、標準はアルミ製だが、オプションでカーボンファイバー製のレールハンドガードも用意される。
ストックレスのMPX PISTOL。これはストックがないのでピストルに分類され、ショートバレルのライフルが所持できない州でも拳銃として所持できる。
MPXはクローズドボルト方式で、作動方式はショーストロークガスピストン方式、ローテティングボルトロッキングシステムを採用する。
こちらはMPX-PSB。これはPistol Stabilizing Braceと呼ばれるサイドフォールディング式のSB15ストックを装備したモデル。で、驚くべきはこのスタイルでピストルに分類されるという。ストック下の筒状になったアームカフに腕を通してグリップを握り、片手でも操作できるというもの。ATFはよくこんなの許可したなぁ...。
セレクターはミリタリー&法執行機関用のセミ・フルオートモデルと、民間用のセミオートモデルがある。
セレクターの刻印はピクトグラムを採用。マガジンはショートタイプの10連/20連とロングタイプの30連がある。
チャージングハンドルもM4ライクな操作。ストックロックボタンはストック根本の上部にある。
展示商品に搭載されていたドットサイトはSIG TACのSTS-081。4-MOAのドットサイトで、CR2032電池で駆動する。
サイレンサーを装備したMPX SDも。
個人的にはこのMPX-KのSDモデルが最強にカッコいいと思う。電動ガンで発売されたら即買いでしょう、コレは!!。
フラッシュハイダーがないモデルも展示されていた。分解用のモデルかな? なお弾薬変更用のコンバージョンキットもオプション販売されていて、マガジン、バレル、ボルトの3パーツで.357SIGや.40S&Wにコンバートできるみたい。
SIG556xi。口径5.56mm、16インチバレルのセミオートモデル。3ポジションガスピストンシステム、ローテティングボルト、スイススタイルのストック、チークピースは取り外し可能。アンビセレクター。
ハンドガードがカーボンでサイドフォールディングストックを装備したSIG556xi CARBONもある。
SIG556xiのレシーバー。SG550シリーズのデザインを踏襲している。
SIG556xi RUSSIAN。口径が7.62mm×39のAKと同じ弾薬を使用可能。16インチバレル。
SIG556xi RUSSIAN PISTOL。10インチバレルのストックレスモデルで、ピストルに分類。これもSB15スタビライザーを付けることができる。
SIGM400 MUDDY GIRL。口径5.56mm、16インチバレル、装弾数30発、ピンクに塗装されたマグプルのMOEストック、グリップ、ハンドガードを装備したモデル。
SIGM400 ENHANCED。口径5.56mm、16インチバレル、装弾数30発。FDE、OD、BLACKのカラーバリエーション。このSIGM400シリーズは作動方式はM4と同じガス直接噴射式を採用、またロアレシーバーにアンビのQDスリングマウントがあるのが特徴。
SIGM400 CARBON。口径5.56mm、16インチバレル、装弾数30発。カーボンファイバー製のハンドガードとA1サイズの固定式ストックを備える。
上記の伸縮ストックバージョンもある。
SIGM400 PREDATOR。口径5.56mm、18インチ ステンレスバレル、装弾数5発、A1サイズの固定ストック装備。Hogueのアルミ製フリーフロートハンドガード装備。
SIGM400 VARMINTER。上記のプレデター同様だが、ステンレス製の22インチバレルを装備する。
他オートマチックライフルとしてはSIG516やSIG716シリーズの展示があった。
これらのシリーズはショートストロークガスピストン方式を採用する。
SIG516 CARBON。
SIG516 CARBONの伸縮ストックバージョン。
拳銃も既存モデルも含めて大量に展示していて全ては紹介しきれないのだが、新商品を中心に。
P320 CARRY。ポリマーフレームのオートマチックで、コンパクトな3.9インチバレル、重量737g、口径は9mm、また.40S&Wと.357SIGのバリエーションもある。装弾数は9mmで15発、他は13発。MSRPは$713。
P320 FULL-SIZE。口径は9mmか.40S&W弾のバリエ。4.7インチバレル、装弾数は9mmで17発、.40で14発。
M11-A1 DESERT。口径9mm、15発。MSRP $1,220。珍しくアンダーマウントレールのないモデル。
M11-A1。ネジ付のバレル仕様。ステンレススチールスライドにアノダイズドアルミフレーム。SIGLITEナイトサイト、ショートリセットトリガー。
P226 MK25。口径9mm、装弾数15発。
MK25のスライド左面には錨のマークが入っている。またフレームにはUIDラベルが貼ってある。写真はネジ付きバレル仕様。
P226 ELITE SAO RX。シングルアクションオンリーのトリガー。リフレックスサイトを装備されているのが特徴。
P227 FULL-SIZE NITRON RX。
P227 CARRY NITRON。.45ACP、3.9インチバレルのコンパクトモデル。
P227 EQUINOX。.45ACP、4.4インチバレル。フルサイズのP227でニッケルコーティングのシルバースライドが装備される。
P290 RS NITRON。口径9mm、装弾数は6/8発、重量581.2g。
P290 RS .380。口径.380ACP、装弾数は6/8発、重量581.2g。女性受けしそうなセルフディフェンスピストルだ。
P232-22 NITRON。P232の.22口径版。装弾数は10発。サイドマグリリースボタンを採用。
P238 EXTREME。口径.380ACP、装弾数7発、ホーグのG-10 エクストリームグリップ装備。シングルアクションオンリーでMSRPは$752。写真にはSIG TACのX38-TGR(トリガーガードレーザー)が装着されている。
このP238もカラーバリエーションが豊富。またこれの9mmバージョンはP938としてラインアップされる。
SIG P210 SUPER TARGET。口径9mm、装弾数8発、6インチバレル。エルゴノミック木製カスタムグリップ装備。
P226 X-FIVE SCANDIC。口径9mm、シングルアクションオンリー、MSRPはなんと$2,361。
P226 X-FIVE BLACK AND WHITE。2トーンステンレススライド装備してMSRPは$3,199。
P226のこんなデコレーションモデルも展示されていた。
ラスベガス初日の夜は日本から別チームとして来ていたヴァカモノ達グループと合流して10名で本場のフーターズへ行くことに。ラスベガスにはなんとフーターズのホテルがあるのだ。
ダイナマイトなおねぇ様達がウェイター。ヨシさん、なにかとてつもなく嬉しそうですね。矢田さんはお疲れのご様子...。
フーターズと言えばはやりこのチキンウイング。いわゆる手羽先で、ピリ辛味が実に美味い。ビールとの相性が最高!!
ショットショー2014 パート5へ続く
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2014/02/10
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