東京マルイ 電動ガン AK47 HC 【エアガン レビュー】
東京マルイのハイサイクル電動ガンの第4弾、AK47 HCが2010年12月に発売されたのでレビュー。
東京マルイ 電動ガンAK47 HC スペック & 初速データ |
全長 |
680/760mm(ストック伸長時) |
重量 |
2,650g(バッテリー含まず)
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銃身長 |
230mm(インナーバレル長)
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装弾数 |
6mmBB弾 250発 |
定価 |
34,800円(税別) |
発売日 |
2010年12月13日 |
メカBOX |
HC Ver.3/EG-30000HC S |
バッテリー |
AKタイプ
8.4V ニッケル水素1300mAh |
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最高 |
80.93m/s |
平均 |
80.09m/s |
最低 |
79.8m/s |
ジュール |
0.641J |
※東京マルイ ベアリングバイオBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、気温25.2度、湿度44.0%、XCORTECH X3200にて10発で測定。
パーツリスト |
MP5A5 HC、G3SAS HC、
M4 CRWとシリーズが続き、第4弾はついにAK47がハイサイクル化された!
東京マルイのAK47 HCは1分間に3万回転の超高回転モーターを内蔵し、秒間25発の高速連射を実現したファクトリーメイドのハイサイクル電動ガン。
その超ホットでスパイシーなウエポンは、最もサバイバルゲーム向きのツールといえる。
ベータスペツナズ譲りのショートなフロント周り。狭い場所での取り回しは格段にしやすい。
フラッシュハイダーは亜鉛ダイキャスト製。
ラッパ形状で射撃するとパカンと弾けた大きめの音がするのが楽しい。
フロントサイトピンは付属のアジャストツールで上下に調節可能。
矢印のピンを押し込みながらフラッシュハイダーを回転させて取り外すことができる。
ハイダーを取り外すと、M14逆ネジ仕様となっているので各種対応サイレンサーを簡単に装着可能だ。
より、隠密行動を戦術とするアタッカーなら
プロサイレンサー(ショート)装着がオススメ。
ハンドガードはブラックの樹脂製。アンダーレールが付いているので
ショートフォアグリップやフラッシュライトなどを装着できる。
レシーバー左サイドはすっきりとしたデザイン。レシーバー後部、グリップ上あたりにスリングスイベルを備える。
ショートスタイルがカッコイイ、ゼンマイ給弾の250連多弾数マガジンが付属する。マガジンは前方を引っ掛けるようにして装着する。
レシーバートップには樹脂製で軽量なマウントレールを装備。幅21.2mm、深さ2.7mm、ピッチ10mmとほぼピカティニーレール規格に準拠。AK47の薄いプレス製のレシーバートップに固定されているので、さすがに左右へのぐらつきはわずかにあるものの、前後にはかなりタイトに固定されており、軽量なドットサイトであれば十分実用に耐えうるマウントレールとなっている。
アルミ製のリアサイトがレール後部に装備される。L型ピープ式で遠近二段に切り替えできる。また、右のダイヤルで左右位置の微調整が可能だ。
レシーバートップ後端のレシーバートップキャッチボタンを押してレシーバートップを上方へ取り外すことができる。
そしてこの中にAKタイプのスティックバッテリーを装着する。
スペース効率に優れており、AK47 HCのコンパクトさに貢献している。
レシーバー右側面のセレクターレバー。一番上がセーフポジション、一段下げるとフルオート、一番下まで下げるとセミオートポジションとなる。
シルバーのボルトハンドルを引くと可変ホップアップの調節レバーが現れる。
レバーを後に移動させれば徐々にホップがかかる仕組み。
AK74 HCの特徴のひとつ、M4カービン同様の6段階に伸縮可能なエンハンスド・リトラクタブルストック。
また、好みに応じて東京マルイ電動M4カービンに対応したオプションストックに交換できるのはカスタムの幅が広がって嬉しい。
EMODストックなんか装着したらゴツくなってカッコよさそうだ。
ハイサイクルカスタムの心臓部ともいえる、EG-30000HC Sモーターをグリップ内に内蔵する。軸受けには国産高級ベアリングが使用される。
グリップはプラ製ながら、しっとりとしたゴムコーティング塗装が表面に施され、グリップ感が高く、握り心地もよい。
また、メカボックス内部には自己潤滑性メッキシリンダー、歯数をカットした専用ピストン、ハイトルク焼結ギヤ、オイルレスメタルのギヤ軸受けなど、ハイサイクル専用の純正カスタムパーツがふんだんに使用される。
マガジンは左のショートスタイルの250連多弾数マガジンが付属する。
スタンダード電動ガンのAK47シリーズとマガジンの互換性があるので、ロングスタイルの70連マガジンや、600連多弾数マガジンも使用可能だ。
東京マルイ純正のAKタイプスティックバッテリー(ニッケル水素1300Ah)を装着した状態での実測重量は2,765g。
これにドットサイトを搭載しても3kg前後で収まるはずだ。
軽量なので、これ一丁で一日サバゲーをやるにはもってこい。
プロサイレンサー(ショート)に、
シュアファイアのX300、トップレールにはEOTech 511ホロサイトレプを装着。
そして600連の多弾数マガジンを装着すれば、もうそれは分隊支援火器と呼べるほどの強火力を発揮する。
さて、AK47 HCの実射した感触としては、やはり圧倒的な高速射撃サイクルによるトリガーレスポンスの鋭さが気持ちよい。そしてフルオートでは一気に弾幕を張れる安心感はサバイバルゲームにおいても初心者にとって心強い相棒となるに違いない。
ハイサイクルと言ってもトリガーハッピーは禁物、狙ったターゲットを適切なトリガーワークで確実に捕らえていくこともまた上級者への道。中級者以上はそのロックタイムの短さを生かして、ピンポイントで狙っていくような使い方が面白いと思う。
ハイサイクルと言うこともあり、スタンダード電動と比べるとやや初速が低い傾向にあるが、ホップアップの弾道性能も安定しており、狙ったところにビシバシBB弾が飛んでいく素性のよさがある。
コンパクトで軽量ボディ、細身のグリップなど、女性ユーザーにもオススメ。チームメイトのレンタルガンにも最適と言える。
また、トップレール、アンダーレール、M4カービン譲りのリトラクタブルストックと拡張性や使い勝手も格段に増し、AK47の弱点を解消しているのも見逃せないポイント。
ホットでスパイシー。小粒でもピリリと辛い、情熱的
AK47 HC。あなたのコレクションに1丁いかが?
2011/01/04
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