東京マルイ βスペツナズ 電動ガンスペック
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東京マルイ βスペツナズ 弾速データ(中古)
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左の写真が97年静岡ホビーショー限定商品のAK47スペツナズ。2007年になって大量の在庫が発見されて市場に流通したことは記憶に新しい。
フロント回りはヴェータと似ているがハンドガードにアンダーマウントレールはなく、リアサイトもAK47と同じもの。ストックはなく、AKバッテリー仕様。250連のショートマガジンはまだ発売されていなかった。
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全体的にブラックで統一された精悍なイメージのヴェータ。唯一ボルトのグレーシルバーがアクセントになっている。
ロアレシーバーはプラ製ながらもメタリック塗装で使い込んだ金属の風合いを再現している。
フラッシュハイダー。先端がラッパ状にひらいており、撃ってみるとパカンと弾けた音がする。
インナーバレル長は230mm。
フラッシュハイダーはM14逆ネジ仕様で簡単に取り外せるので、各種サイレンサーが取り付け可能。
ショートタイプのサイレンサーがシビれるほどに似合う。ゲームにはこちらのスタイルのほうが有利。
フロントサイトはAK47同様に高さ調節が可能。付属のフロントサイトアジャストツールで調節する。
ハンドガード下には20mm幅のアンダーマウントレールが装備される。ハンドガードは艶消し仕上げのプラ製で、レールも一体成型となっているのでプラ製だ。
リアサイトはAK47とは異なり、AKS74Uなどのショートバリエーション同様にレシーバートップ上に設置されている。これにより従来のリアサイトよりもフロントとリアサイト間の距離を確保し、狙いやすくなっている。
本来は可倒式のサイトだが、βスペツナズは固定式となっている。
ボルトハンドルを引くと内部にホップアップ調節レバーがある。
レシーバー下側。
マガジンはAK47と互換性がある。
レシーバー左側面はAK47シリーズ同様にシンプル。
グリップはラバーコーティングされており、AK47のツルツルしたプラ製グリップに比べてしっかりとグリップし、握り心地が良い。
グリップ内にはEG700モーターを内蔵する。
トリガーガードは金属製で耐久性が高い。
レシーバーカバーは補強リブ付タイプ。
後部のレシーバートップキャッチボタンを押すとレシーバーカバーが上方に取り外せる。
レシーバーカバー内にはスチール製のAK47用ダミーパイプが入っている。AK47Sはこの部分にAKバッテリーを装着する。
プラ製ストックはブラックの塗装仕上げ。バッテリーを装着するにはバットプレートを下方にスライドさせ取り外す。
バットプレートはプラベースに金属製のカバー仕上げでツルツルしているのでホールド感はやや弱い。
ストック内にラージバッテリーが装着できる。この点において非常にゲーム向き。
マガジンは250連発のゼンマイ給弾式が付属する。
このショートマガジンは暴動鎮圧用ネットランチャー、WG-GS-4に装備された20連タイプがモデルとなっている。
8.4Vラージバッテリー(SANYO RC1500SC)とマガジンを装着しての総重量は2,695g。
軽くて扱いやすい。
総評として全体的にコンパクトで軽く扱いやすい。剛性も高く、命中精度もマルイの電動ガンなので非常に良い。今回レビューしたこの中古のβスペツナズはかなりくたびれていて、初速が若干低い結果となったが、新品であればバレル長から言っても80m/sを超える初速となるはずだ。ラージバッテリーにより、トリガーレスポンスは良く、スパン、スパンとセミの切れも良い。ショートタイプの250連マガジンが最初から付いているので伏せ撃ちなどゲームで使用する際も便利だ。ドットサイトやスコープなどの光学機器が簡単に載せられないのが唯一残念なところ。タスコやキャロムからβ用のマウントが発売されているようなので不可能ではないようだ。いずれにしても箱出しですぐにゲームに使用できるのは便利だし、専用フィールドのレンタル銃になっているところもあるので、初心者にも十分扱いやすいウエポンだといえる。