ショットショー2020 in ラスベガス パート9
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5] [パート6] [パート7] [パート8] [パート9] [パート10] [パート11]
ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2020に行ってきたのでご紹介。
[Blackwater Ammunition] [CHIAPPA] [MEAN ARMS] [STANDARD MFG.] [ARCHON] [KNS Precision] [HERO SYSTEMS] [DRD Tactical] [Ed Brown] [Trijicon] [Aimpoint]
Blackwater Ammunition
マルタ共和国に拠点を置くPBM Limitedの弾薬ブランドBlackwater Ammunition。そこで興味深いライフルが展示されていた。
THE IRON HORSE。口径5.56mmx45、18インチバレル。一見して普通のARに見えるが...。
なんとレシーバーにトリガーが見当たらない。
反対側から見てもトリガーがない。トリガーの位置にあるのはスライド式のセフティレバー。
なんと、グリップの後ろ側に窪みがあり、このなかにトリガーがある。ここに親指を突っ込んでレバーを押すとハンマーが落ちる仕組み。通常のトリガーよりブレが少ないのだそう。
スタッフの解説を動画でどうぞ。
Blackwater Ammunitionで凄いAR見つけた! 今年一番! pic.twitter.com/bx6n8W0TXx
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) January 24, 2020
CHIAPPA Firearms
イタリアの銃器メーカーCHIAPPA Firearms。
RHINO 30DS X。CHIAPPAと言えばRHINOのリボルバーが有名。
その名の通りサイのマークがトレードマーク。シリンダーの下側から発射されるため、バレルの位置が低い。
RHINO 200DS。口径.357Mag、装弾数6発、2インチバレルの超カワイイ リボルバー。
うーん、どこから見てもカワイイ。
ファイバーオプティックのフロントサイト装備、シングル/ダブルアクション可能。ハンマーの左の横のレバーでシリンダーをスイングアウトする。
RHINO MATCH MASTER 60DS。口径.38spl、装弾数6発、ホーグの木製グリップ付。Richard Wilsonライセンス。
IWA 2019でも展示されていたCBR-9。スライドストックが付いたバージョンもあるが、米国ではハンドブレイス付きか、ストックレスのピストルカテゴリとして登録される。
口径9mmx19、装弾数18発、9インチバレル。ストック付き、エクステンド18.6"バレルのCBR-9Rもある。
MEAN ARMS
MEAN ARMSで見かけたこのAR。
ボルトをオープンすると、おや、ローラーが...。
なーんと、ローラーディレイドブローバックのボルトキャリアが入っていた。
STANDARD MFG.
STANDARD MFG.からはWOODSMANのリメイクが。
マグキャッチはプッシュボタン式。口径.22LR、装弾数10発。カラーはブルーフィニッシュとケースハードンの2種。
KELTEC
アメリカの銃器メーカー、KELTEC。
P17。口径.22LR、装弾数16発、3.8インチバレル。16+1発で計17発なのでP17。
ポリマー製で軽い。
Thompson Machineのリムファイア用サプレッサーを装着。こんな感じでプリンキングするのが流行っているのかも。
Archon Firearms
TYPE Bのポリマーフレームオートで知られる、Archon。オリジナルブランドの弾薬をリリースしていた。ブラックケースがカッコいい。
TYPE BはもともとイタリアのArsenal FirearmsのStrike Oneピストルがベースになっている。で、Arsenal Firearmsのダブルバレル1911のAF2011-A1のエングレーブモデルが!! 第45代アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ仕様!!
これは飾っておきたいぞ!!
KNS Precision
カスタムパーツメーカーのKNS Precision。ドラムマガジンとハンドルグリップ付のARが展示されていた。
トリガーレバーを押すとワイヤーで本来のトリガーを引く。エアガン用に作りたい。
HERO SYSTEMS
ノンリーサルウエポンのHERO 2020。銃身部が交換可能なカートリッジ式となっていて、窒素ガスを使用してペッパーボールか、ジェルを発射する護身用のアイテム。ダブルアクショントリガーで2発発射可能。トリガーを握りこむとレーザーサイトが自動点灯する。
DRD Tactical
DRD TacticalのQuick Takedown System APTUS。
テイクダウンピンを抜いてリコイルスプリングバーを押すとテイクダウンできる。クイックかどうかは微妙。
コッキングハンドルはレシーバー左に。そのため、SCARのように折り畳み式のモジュラーストックが装着されている。ハンドガードもレバーひとつで簡単に取り外せる。
Ed Brown
カスタムメーカー、ED BROWNのMP-F3。S&W M&Pのカスタムガン。
オリジナルのスライドが良い意味でエグイ!! フルートバレルも渋い!!
搭載されるオプティクスはTrijiconのSRO。
Trijicon
今回多くのブースで見かけたマイクロドットサイトのSRO。1/2.5/5MOAがラインアップ。
フットプリントはRMRと一緒なのでマウントベース互換。ボディは7075T-6アルミ製。重量45.36g。
バッテリーはトップローディングでCR2032を使用。バッテリーライフは3年。手動と自動の調光モード。輝度ロック機能あり。輝度は8段階(NV2、可視6段)。
覗いた感じ、丸いレンズなのでRMRより圧倒的に狙いやすく感じた。欲しいが、ゲームに使用するとレンズカバーで悩みそう。
Aimpoint
Comp M5b。Comp M5の単四電池ケースが下側に移動し、トップリッジ形状も変更されている。
バッテリーライフは5年、2MOA、アルミ製で重量254g。
ACRO P-1 3.5MOAを搭載したH&K VP9。自衛隊の制式採用拳銃にぜひセットで。
FCS13RE。同じスウェーデンメーカーという事で、SAABのカールグスタフにもAimpointが使われているそう。
ショットショー2020 パート10へ続く
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5] [パート6] [パート7] [パート8] [パート9] [パート10] [パート11]
■関連リンク