ショットショー2016 in ラスベガス パート1
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今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2016に行ってきたので、その模様をご紹介。
妻「.....」
YAS「えーっと...、また1月に、10日ほど...しゅ、海外出張がありまして... ラスベガスに」
妻「.....」
YAS「お、お土産はなにがよいかなぁ、なんて...」
妻「 ! ....ブ、ブランド品的な何かよっ!!」
YAS「ぶ、ブランド品的な...何か?」
妻「そうよっ。すごく、こう、ブランド的な...。あっ、それか、スパイシーなお菓子ね!! すっごい辛いやつ!!」
YAS「お菓子かぁ...でもかさばるし荷崩れしそうなので、ブランド品的な何かを探してくるよ...」
妻「わっ、忘れるなぁ!! ブランド品的な何かを!」
ということで今年も家庭内事情をクリアリング。一度でいいからビジネスクラス乗ってみたいなぁ。とか、エコノミーシートで夢想しながら、日本からサンフランシスコ経由、片道15時間ほどかけて行ってきました、ラスベガス。
ショットショーは月曜日の射撃会"インダストリーデー"から始まり、火曜日からは市内のサンズエキスポにて4日間の展示会が開催される。今回はそのインダストリーデーの模様を写真と動画でお届けしよう。
今年もデザートシューティングツアーのキャプテン中井さんとご一緒させていただきました。
会場はラスベガス市内から南東へ車で40分ほど、ボルダーシティの町外れにあるボルダー ライフル&ピストルクラブです。このボルダーという町はすぐ近くにフーバーダムがあって、このダムを造る際の労働者たちの町なのだそうです。
おっ! グロックのブースでは"ガニー"ことロナルド・リー・アーメイ氏がいらっしゃいました。映画『フルメタル・ジャケット』のあの鬼軍曹ですね。
グロック19 Gen4のMOS(Modular Optics System)搭載のモデルを撃ちました。
スライド上にはリューポルドのデルタポイントPROが搭載されています。これが狙いやすくて良いんですよ。個人的にはRMRより狙いやすいですね。これ早くガスブロでモデルアップされないかなぁ。
FNのブースではFN 15™ ミリタリーコレクターシリーズのM4とM16が撃てました。これぞ軍用と言ったスタイルながら民間用のセミオートモデルです。
20インチバレルでもバランスが良くて撃ちやすいんです。アンビセレクターでAUTOの刻印もありますがセミオンリーです。ナイツのM5 RASが装着されています。
レシーバー左面はこんな感じです。マテックのBUISが載ってますね。
新作コンパクトピストルのFNS-9Cも撃ちました。
そしてなんといっても感動的だったのが、FNの新作M249Sです。つまりミニミなのですが、民間用のセミオートモデルを発売するということで、さらに隣には軍用版のフルオートモデルもデモンストレーションとして射撃することができました!
僅か20発程度だと思いますが、トリガーを引いたらあっという間に弾が無くなりました。三脚に据えられているので反動は全く感じることなく、ドットサイトに重ねられた80mほど先のマンターゲットに全弾命中。凄い精度です。
KRISS USAのブースでは例年同様にクリスベクターGen2 9mmをフルオートで撃ちました。今年は9mmバージョンです。
タダンとほほど同時に聞こえる2点バースト。そして.45口径よりも反動は軽いですが、フルオートでコントロールするのは慣れが必要です。
KRISSのハンドガン、スフィンクスも各色ありました。
ズラッと並べられた弾薬。うーん全部撃ってみたい。
ダニエルディフェンスの7.62mmのDD5V1を撃ちました。
今年は他社からも7.62mmの軽量なARが沢山発表されていました。コンペティションなどでも使用するんでしょうね。
DDM4 ISRです。口径は300BLKで、サプレッサーを装備しています。
こんなにバレルが長いのですが、バレル自体は8インチしかなく、残りはすべてサプレッサーです。
リコイルが少なく、音も驚くほど静かでした。これはスゴイ!! ちょっと欲しくなりました。
CMMGのMk47。これはショートモデルです。
AKと同じ7.62mm×39弾をフルオートで撃ちました。AKをフルで撃ったことが無かったので貴重な体験です。
キンバーでは新型リボルバーK6Sの試射ができました。トリガーの動きがスムーズでシリンダーラッチのききも良く、もちろん.357なのでかなりのキックはありますが、とても良い印象でした。
デザインも美しいですし、これはいいなぁ。所有感が高いですね。タナカからガスガンでも...以下略。
IWIといえばタボールですが、こちらのUZI PROサブマシンガンも気になります。正確にはアームスタビライザーの装着されたピストルカテゴリの9mm拳銃です。
スタビライザーを装着すると肘が曲がらなくなってとても撃ちにくくなりますw。
おなじくIWIのGalil ACEも撃ちました。AKと同じ7.62mm×39弾を使用するカービンです。
BECK DEFENSEの.510 BECK弾です。
Lehigh Defenseとの共同開発による、巨大サイズの弾薬です。左から680グレインの真鍮弾頭(サブソニック)、アルミと真鍮のハイブリッド弾頭(スーパーソニック)、弾がソフトターゲットにあたると分裂するコントロールド・フラクチャリング弾(サブソニック)だと思われます。
これをLANCER製のカスタムARで撃ちます。.510 Beck tactical AR carbineと呼ばれているようです。
実際に撃ってみると反動はやたらと強烈ですが、サプレッサーのお蔭で音は静かでした。
Salient Arms InternationalのGRY (AR15) SBR with "JailBrake"です。ブラストガードがレール先端に装着されています。ゴールドのボルトキャリアもカッコよく、いかにもSAIですね。
今回のショットショーでPMGとSAIとArsenal Firearmsがアライアンスを組んでいて、ArsenalのStrike OneがPMGのStryk Pistolになっていたり。
ワルサーの新型コンパクト、PPS M2です。
使用する弾薬は9mmですが、フランジブル弾を使っていました。弾頭が固いものにあたると砕けるタイプの弾薬です。
今回なんとLMTのM203グレネードランチャーも撃つことができました。人生初のグレラン体験です。
弾は弾頭が青い訓練弾ですが、飛びは一緒です。たぶん。
スチャッと40mmグレネード弾をバレルに装填します。ワクワク!!
バムッと大きな音がして弾頭が飛んでゆくのが見えます。200m先の砂漠に着弾して訓練用のオレンジの煙を噴き上げていました。思っていたより正確に狙えそうですね。
となりではミルコーのM32A1も撃っていたみたいです。あー、こちらも撃ってみたかったなぁ。これら40mmグレネードの最大飛距離は400ヤード以上もあるそうです。
デザートテックのSRS-A1も初めて撃ちました。DELTA P DESIGNのBREVIS IIサプレッサーが装着され音が静かでした。
H&KのMR762A1。
H&Kでは新作のコンパクトガンP30SKも撃てました。P30は早く日本でもガスブロで...
S&WのSW22ビクトリーなど、各メーカー様々な新作銃が撃てます。
こちらはStandard Mfg.のDP-12。昨年発表され気になっていたダブルバレルのショットガンですが、今年は撃つことができました。
弾薬がてんこ盛り。
撃たなかったけど、ポーランドのBRS99 Radom Pistolなんてのもあった。
今年はフルオート射撃を体験できるブースが多く、これでもかってくらいにガンガンと撃ってきました。
動画もどうぞ。
さて、次回はラスベガス市内のサンズエキスポ コンベンションセンターで行われた展示会の模様をお届けします。
ショットショー2016 パート2へ続く
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2016/02/05
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