![台湾 HOOHA SHOWに行ってきた!! パート1](images/title1.jpg)
台北 HOOHA SHOWに行ってきた!! パート1
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5]
6月某日、乙夜さんから一通のメールが届く。
「8月に台北でHOOHA SHOWがあるんですが、行きませんか?」
「行きます!!」即返信。
実は以前から台湾へ行ってトイガン事情を見てみたいと思っていた。
ということで、ハイパー道楽初上陸となる台湾旅行記、行ってみよう!!
台湾は正式には中華民国と言って、今回訪れたのは首都の台北市。
言語は中国語。台湾北部は亜熱帯、南部は熱帯ということで年間を通じて温暖で、8月は日本の夏同様に高温多湿。
通貨はニュー台湾ドル(NTD)。単位は元あるいは圓で(ユェン)と発音する。
100元で約350円相当。
さっそく羽田国際空港から台北市内の松山(しょうざん)空港までのチケットをネットで予約。
台湾は日本(羽田)から飛行機で片道約3時間程度。ANAの787-8という最新機で松山空港までひとっ飛び!!
成田からも台北郊外の桃園空港への便があるが空港から台北市内まで遠いので羽田-松山をチョイス。
座席は非常口前の席を予約。
足元が広くて快適だが、離陸時、着陸時にCAさんと向かい合わせになるのが嬉し恥ずかし。
松山空港に到着して乙夜さんたちと合流。タクシーでホテルへ移動してチェックインする。
中国語では松山機場(ソンサンチーチャー)と呼ぶので覚えておくとタクシー利用時に便利。
台北市内には地下鉄もあるが今回の旅ではほぼタクシーで移動。タクシーは沢山走っていて捕まえやすく、日本に比べて値段も安い。初乗り料金は70元で台北市中心部であれば150元以内で移動できた。台北市中央にそびえ立つ台北101。101階建で高さ509.2m。
ホテルは太平洋商旅[パシフィックビジネスセンターホテル]をコンバットキング誌に手配してもらった。
3泊で12,750元。日本円で45,832円だった。ケーブルテレビや充実したアメニティグッズなど、一人で泊まるには十分すぎるほど豪華。
部屋のコンセントは日本と同じプラグ形状の110Vだった。一つだけ形状の異なる220Vコンセントがあった。
20階のバルコニーからは台北市を一望。新しいビルと古いビルが混じった独特の街並み。
いざ、HOOHA SHOW会場へ!!
![HOOHA SHOW](images/26.jpg)
このHOOHA SHOWは日本でいうところのビクトリーショーやブラックホールなどのミリタリー販売イベント。主催は台湾のミリタリー雑誌である戦闘王(コンバットキング)誌。HOOHA SHOWを中国語で書くと武哈祭となる。ミリタリーの掛け声のHooah!をもじっているのかな?
![台北市信義運動中心](images/08.jpg)
いわゆるスポーツクラブが入っているビルの6階バスケットコートスペースをイベント会場にしていた。
![特殊部隊がお出迎え](images/09.jpg)
入口にはなんと台湾陸軍の特殊部隊がお出迎え。本物の兵士と車両と銃火器による展示を行っていた。
うわ、マジすげぇぇぇ!! コスプレーヤーかと思った。
![特戦偵捜突撃車 SF 4x4 FSV](images/12.jpg)
特戦偵捜突撃車 SF 4x4 FSVの前で隊員の写真をパチリ。手にしてる銃器が気になるなぁ。
![T91戦闘歩槍 研改型](images/10.jpg)
左の隊員が持っていたアサルトライフルはコレ。台湾軍の制式ライフルであるT91戦闘歩槍のショーティーともいうべき10.5インチバレル版。研改型と呼ばれている。みたとおりM4カービン系の流れをくむ5.56mmアサルトライフルだ。
ボルトフォアードアシストの機能はなくレールハンドガードを搭載。テレスコピックストックも独自の形状。
これに米BEAMSHOTブランドのフォアグリップとレーザー、ライト、Eotech 551のホロサイト、MAGPULのMBUSなどが搭載。
![新型小銃 XT97](images/11.jpg)
さらに右の兵士が持っていたのは台湾軍の新型小銃 XT97。台湾版SCARだ。
![台湾版SCAR](images/13.jpg)
カラーはタンカラーとブラックが確認できた。グリップアングルはやや立ち気味でHK416のDタイプグリップのよう。
![フリップアップのフロントサイト](images/17.jpg)
フリップアップのフロントサイト、3プロングのフラッシュハイダー。
![BEAMSHOTのライト](images/14.jpg)
ハンドガード両サイドにはBEAMSHOTのライトを装着している。
![フォアグリップ](images/16.jpg)
BEAMSHOTのフォアグリップにレーザーサイトをアンダーマウント。
![セレクター、マガジンキャッチ](images/15.jpg)
アンビタイプのセレクター、マガジンキャッチ。左面にのみボルトキャッチあり。
ボルトのコッキングノブはSCARと違って左右から操作できるように両側についている。
![セレクターアングル](images/19.jpg)
セレクターアングルは90度で操作できる。トリガーはMP5のようなワイドな感じ。
![樹脂製ストック](images/18.jpg)
伸縮式の樹脂製ストックもSCARに似ている。左側面のストックロックボタンを解除すればレシーバー右側へストックをフォールディングできる。
自衛隊も89式小銃に換わって似たような新小銃を豊和と共同開発してるはず。はやくお披露目されないかな。
![FSVで遊ばしてもらう](images/22.jpg)
SG-FASHIN-SNAP.COMの飯田さんと坂井香さんも合流し、FSVで遊ばしてもらう。乙夜さんと坂井香さん、実は同じ音大ピアノ科卒の先輩と後輩なのだそうで。
![M249班用機槍](images/21.jpg)
助手席に搭載されているM249班用機槍(MINIMI)を構える坂井香さん。
![M240通用機槍](images/23.jpg)
FSVのルーフにはM240通用機槍。
![KTR 偵蒐摩托車](images/24.jpg)
ベースはKymco製の125cc。
![会場内](images/20.jpg)
6FのHOOHA SHOW会場内はこんな感じ。バスケットボールのコート1面分なのでそんなに広いスペースではないが、なかなかの賑わい。以前のフーアショーに比べると今回は少し規模が小さくなっていたそうだ。
![台湾陸軍特戦指揮部](images/27.jpg)
会場内でも台湾陸軍特戦指揮部がブースを出展していて、小火器類が展示されていた。
これはT91戦闘歩槍 研改型。
![SRCから電動ガンT91](images/32.jpg)
このT91は台湾のトイガンメーカーSRCから電動ガンが発売されており、その比較していた。上が実銃で下が電動ガン。
![刻印も一緒](images/33.jpg)
刻印も一緒。ハンドガードやグリップの形状も良く似せてある。
T91はセレクターはS/1/3となっていて、3点バースト仕様になっていた。
![戦術型 散弾槍 M249班用機槍 研改型](images/28.jpg)
レミントンのショットガン、M870やMINIMIパラなども展示。それぞれ戦術型 散弾槍、M249班用機槍 研改型と書かれていた。
![戦術型 散弾槍](images/34.jpg)
戦術型 散弾槍。CQBハイダー、ピストルグリップ、M4ストックを装備し、フォアエンドにはSUREFIREのM910グリップライトを装備。フォアグリップ握ったままポンプアクションとはカッコいい!!
![XT-98 軽型狙撃槍](images/85.jpg)
こちらはXT-98 軽型狙撃槍。いわゆるEBR。VORTEXのスコープを搭載している。
![M107A1重型狙撃槍](images/29.jpg)
M107A1重型狙撃槍、つまりはバレットのM82A1アンチマテリアルライフルも展示。
![サプレッサー付のM107A1](images/35.jpg)
![サプレッサー根元](images/36.jpg)
サプレッサー根元のリングを緩めるとスポッと脱着できた。
これで撃つとどれくらい減音されるのか撃ってみたいなぁ。
![国造軽型 反装甲火箭弾](images/30.jpg)
国造軽型 反装甲火箭弾、いわゆる台湾製のM72 LAW。
![無線偵捜球、偵捜機器人](images/31.jpg)
無線偵捜球、偵捜機器人なども展示されていた。偵察用の黒いカメラ内蔵のボールを投げ入れて敵情をモニターするみたい。
ということでまだまだ会場内には面白そうなものがたくさん。次回パート2に続く。
台湾HOOHA SHOW 2014 パート2へ続く
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5]
■台湾へ行きたくなったら! おススメの旅行予約サイト
■関連レビュー
グアム実弾射撃ツアー2014