デザート シューティング ツアー ラスベガスでフルオート射撃!!

デザート シューティング ツアー ラスベガスでフルオート実弾射撃!!

ショットショー2014でラスベガスに行くことになったので、以前から行ってみたかったラスベガスの屋外射撃、デザートシューティングツアー(DST)に行ってきた。
ラスベガスのあるネバダ州ではフルオート射撃やサイレンサー射撃も可能で、広大な砂漠でのロングレンジシューティングも楽しめる。これはガンマニアならずとも是非とも体験しなくては!!

キャプテン中井
このDST社を経営するのが日本人のキャプテン中井こと、中井さん。元自衛官だが、一尉(大尉=キャプテン)だったわけではなくて愛称として使っているみたい(^_^;。

ちなみに中井さん、最近本を書かれたみたい。
世界の銃 最強ランキング という本で、NRA公認インストラクターが選ぶ世界最強の銃はコレだ!! っていうキャッチ。専門誌Gun Professionalsで撃たずに語るな!というコラムを連載している中井さんならでの切り口なので読み応えがあった。


射撃に際しては事前の予約が必要。私は渡米前にWebサイトから申し込み予約をしておいた。
日本語でのメールのやり取りを何度か行って撃ちたい銃やコースを決めて料金見積もりをもらう。
もちろんフリーダイヤルでの予約も可能。詳しくは公式サイトで確認を。

BOULDER RIFLE&PISTOL CLUB射撃場
射撃当日の朝、中井さん自らホテルまでバンで迎えに来てくれる。この時点ですでに予約した銃器は車に積んであり、そのままレンジへ移動する。
車でラスベガス郊外にあるBOULDER RIFLE&PISTOL CLUB射撃場へと向かう。ラスベガスの中心街から移動時間は40分といったところ。この射撃場はショットショー2014のメディアデーの射撃場と同じ場所。メンバー制の射撃場のようだ。

ピストルレンジ
この射撃場は数十メートルのピストルレンジから最大850mのライフルレンジまでが20以上もある巨大な施設。空いているレンジに車を突っ込んで持ち込んだプレートターゲットを中井さんが設置しはじめる。
空気はカラッと乾燥していて天気はピーカン。真冬なのに日差しが熱いくらいだが、風は涼しげで気持ち良い。

この日撃つ銃の数々
この日撃つ銃の数々がテーブルに並ぶ。うーん、たまりませんなぁ。ワクワク!!!
今回はフルオートモデルとサプレッサー装着の拳銃を中心に撃つことにした。
それでは各銃器の紹介を。

H&K USP TACTICAL
H&K USP TACTICAL。CCF Impuls II-Aサプレッサーを装着。

イヤマフなしでもパシパシ撃てる
映像では音声の差がわかりにくいが、実際にその場で撃つとサプレッサーの効果がはっきりとわかる。高音のノイズがグッと消えてイヤマフなしでもパシパシ撃てる。

UZI
UZI。口径は9mmルガー。オープンボルトのサブマシンガン。木製ストック付。毎分600発程度と、回転数が低いので狙ったところに集弾させやすかった。

M-11。SWD社製
M-11。SWD社製。口径は9mmルガー。サイレンサーはダミー。取り外しても撃ってみた。オープンボルトのサブマシンガンで毎分1,150発とかなり高回転。ブラララっと一気にマガジンが空になる。コントロールも難しかった。

H&K MP5
H&K MP5。これも口径は9mmルガー。クローズドボルトなのでM-11やUZIに比べ、狙ったところに当てるのが楽だ。回転数は毎分1,000発程度となかなか早い。跳ね上がりは少ないが、真後ろにドドドッと押される感じ。

M4 S.I.R.
M4 S.I.R.の14.5インチモデル。これもフルオートで撃つ。映像では最初ジャムっているが、ボルトアッシーを新品に交換したところ快調に作動した。Aimpoint M2やSUREFIREのM900が装着されていた。しっかりと前傾姿勢を取って撃つものの.223Remのフルオートはかなりしんどい。30連射できずにのけぞる恥ずかしい映像が撮れたりした(^_^;。

H&K G36K
H&K G36K。ドイツのアサルトライフル。これはセミオートモデルだが、4プロングのフラッシュハイダーによりキィーンと撃った後に響くような余韻がある。

H&K MR556A1
H&K MR556A1。ドイツのアサルトライフル。いわゆるHK416の民間用で、16インチバレルのセミオートモデル。ショートストロークガスピストン方式を採用する。民生用の.223Remで撃ったせいか、Wilcoxの試射会のHK416よりもかなりマイルドな撃ち心地だった。

MR556A1のレシーバー
MR556A1のレシーバー。

H&K MR762A1
H&K MR762A1。口径は.308Win。流石に7.62mmだけあって反動は大きいが、跳ね上がる感じではなくて真後ろにドスっとくるようなリコイル。連射してみたのでそのあたりも動画でどうぞ。

H&K PSG1。口径.308Win
H&K PSG1。口径.308Win。ドイツのスナイパーライフル。もちろんセミオートモデル。これで500m先のターゲットを撃ってみた。よく当たる!! この写真ではG3の20連マガジンを装着している。

5連マガジン
5連マガジンもあり。

メキシコのAguila社製、9mmルガー弾
この日使用した弾薬はこちら。メキシコのAguila社製、9mmルガー弾。124グレインのフルメタルジャケット。他にもBlazerのBrassなども使用した。

.223 RemはWOLF
.223 RemはWOLF。55グレインのフルメタルジャケット弾。

.308Winはアメリカンイーグル
.308Winはアメリカンイーグル。150グレインのフルメタルジャケット、ボートテール。

ライフルレンジ
こちらはライフルレンジ。最大850mまでの距離で撃つことができる。
PSG-1で500m先の60cmの的を撃ってみたが、横風の中、かなり当てることができた。
MR556やG36Kでは200~300m先の的を撃った。

ショットショーの期間
この日はショットショーの期間だったのだが、かなり空いており、1組の別グループがボルトアクションライフルを撃っていたのみ。

それではフルオート射撃動画をどうぞ。


この日はおよそ300発程度を撮影をしながら3時間半ほどで撃ち終えた。射撃だけならばもっと早く終わるだろう。
砂漠の中の広々したレンジ、射撃距離も十分にあるのでスコープを装着したライフルでも精密射撃が楽しめる。そして迫力のフルオート射撃、サイレンサー射撃も楽しかった。
日本国内はおろか、米国でも限られた州でしか体験できないこのデザートシューティングツアー。
ラスベガスに行く機会があればぜひ体験してほしい。もちろんこの目的のためにラスベガスに行く価値は十分にある。ガンマニアには堪らない観光地と言えるだろう。


デザートシューティングツアーは現在閉店しています。
ハワイのマークワンとして移転しています。

2014/02/24

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