台北 HOOHA SHOWに行ってきた!! パート4
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台北滞在中に台湾のトイガン・サバゲー事情が知りたかったのでサバゲーフィールドに行ってきた。
台北市には2か所のフィールドがあり、今回は台湾CQBクラブ(TAIWAN Airsoft CQB CLUB)というフィールドを訪れた。どちらかというと上級者向けのフィールドとのことだった。
場所は市内から西へ高速道路を使って50分ほどの新北市にある。
巨大な倉庫内に作られたCQBフィールド。
奥行約100m、幅は約25m〜43mとなっている。広い。
オーナーの王建智さん。
ちなみにこのCQBクラブ、この巨大倉庫の隣には屋外の森林フィールドもあり、昼間はそちらでプレーすることもできるそうだ。
セフティも広々100人以上は収容できる。この日は土曜日の夜で、夜の10時頃から開始して夜中の2時くらいまで遊んでいた。女性もいたけどプレーはせずに男性プレーヤーの付き添いといったところだった。
SG-FASHION-SNAP.COMの飯田さんと坂井香さんは現地の友達から装備を借りてゲームに参加するという。
SG-FASHIONメンバーが属するチームがこちら。TRU-SPECアジアのヒロさんも一緒だ。
こちらが敵のチーム。なんだか強そうだなぁ。
ちなみに迷彩服はAOR2、MARPAT、オールテラインタイガー、マルチカム、タイフォン、ACUなど。
ちなみに台湾のトイガン事情としてはパワーは3.5JまでOKなのだそう。とはいえそこまでパワーアップしているユーザーはおらず、だいたい0.2gBB弾で初速が長物で150〜160m/s、ハンドガンで100〜130m/s程度とのこと。ジュール換算すると最大約2.6J。
当然0.2gBBでは軽すぎて使えないのでBLS製の0.43gBBを使用していた。
実際何丁かの銃を撃たせてもらったが、長物だと80mくらい水平に飛んでいる雰囲気。ガスブロなので激しいリコイルとともに数秒後に遥か彼方のべニア板にガンガンガンとBB弾が当たる音がコダマする。なんか実銃撃っているみたい。こんなんで撃ちあうの怖くない?
台湾のサバゲープレーヤーが使用している銃も気になる。
米RobinsonArmamentのXCR。おそらくVFC製の電動ガン。
AKS74U GBB。GHK製かな。
GHKのG5 GBB。
こちらもM4のGBB。全体的にガスブロを使っているユーザーが多かった。
AR系はやはり台湾でも人気。ハンドガードやグリップ、ストックなど実銃用が簡単に装着できるので好みに合わせてカスタムしている。
KSCのMEGA ARMS ショーティーカスタムのGBB。
WEのMP5 PDW GBB。
これはおそらく電動ガン。
MP7を使用しているプレーヤーも何人かいた。CQBフィールドだしコンパクトで取り回しが良いからね。
ハンドガンはグロックが多かった。もちろんメタルスライドのGBB。
ピンクのカスタムグロックを使っているプレーヤー。
KWAのクリスベクターGBBのカスタム。
使用するガスはプロパン&ブタンの可燃性グリーンガスと134aベースのガスも使っていた。ハンドガンと長物で使い分けているのかな?
グリーンガスは12kg/cm2の高圧ガス。
この方は警察関係の方とのこと。軍隊や警察のひとも多いみたい。撮影のためにマガジンを付けてもらっちゃったけど、皆さんだいたいセフティではマガジンを抜いてホールドオープンするなどの安全管理をしていた。
ちなみにヒロさんが使用していた銃はこちら。VFCのナイツPDWの電動ガン。ヒロさんは日本に住んでいたことがあって、この銃も日本で使用していたものだそう。パワーも日本のレギュレーションに合わせてあるそうだ。
もう一丁はマルイのP90。
HOOHA SHOWの会場とフィールドでユーザー数十人に使用している銃を聞いて回ったところ、一番人気のメーカーはVFCだった。そしてWEとKSC(KWA)が続きこの3メーカーが三強。VFCは電動ガンもGBBも出しているし、質感や仕上げも高品質だからという理由。
あとはGHK、KJ Works、LCTが少し。若いユーザーや初心者では価格の安いG&Gの電動ガンを使用しているという意見も。残念ながら東京マルイを使っているという意見はあまり聞かなかった。またフィールドでもほとんど見かけることは無かった。GBBの長物がなく、プラ製のスタンダード電動ガンのイメージが強いのと、パワーレギュレーションなどが台湾の事情に合わないためと思われる。
というわけでゲーム開始。ルールは殲滅戦。撮影でフィールドインする身としてはなるべく弾に当たりたくない。
ドキドキしながらプレーヤーの後ろからついていく。撃ちあいが始まると壁にガンガンと尋常じゃないほどの激しい着弾音が響く。もうね、日本のそれとはまったく違うわけですよ。これは怖い。
ほとんどのプレーヤーはメッシュのフェイスガードを装着している。が、よくまあ半袖でプレーするなぁ。
夜とはいっても日本でいうところ熱帯夜のように暑い。走り回っているとそれだけで息切れしてくるが、台湾のプレーヤーはなかなかにタフ。
CQBなので超接近戦が発生したらどうなるんだろうとヒロさんに聞いてみたが、近距離で出くわしたら撃たずに両プレーヤーが退場するといった暗黙の了解があるそうだ。
坂井香さんはMP7のガスブロを現地のプレーヤーから借りて戦っていた。
ウェアはTRU-SPECのオールテラインタイガー。
と、調子に乗って前から撮影していたら流れ弾が背中にヒット!! 痛っと思った瞬間、ズキーンという重苦しい痛みが全身を突き抜ける。ぐっはぁ...。ホテルに戻ってシャワー浴びたらやっぱり血が滲んでいた...。メディーック!!
でまあ、やはりというか、プレーヤーも腕や顔に直にヒットすると血が出るわけだ。これは痛そうだなぁ。
でも慣れているから全然平気だと言っていた。
フィールドにはレンタルガン(多分電動ガン)もあった。
またスナック菓子やドリンクも販売していた。
コンロなどもあって、簡単な料理などもできるようになっていた。
フィールド内の漢字がいい味出してる。
とまあ、こんな感じで台北の週末の夜を過ごす。
次回、最終回パート5は台北市内のトイガンショップを巡る。あと魯肉飯も。
台湾HOOHA SHOW 2014 パート5へ続く
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