
ショットショー2015 in ラスベガス パート1
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ここ近年はネバダ州のラスベガスにて開催されている。昨年に引き続き今年もショットショーに行ってきたので、その模様をご紹介。
妻「あなた!! また正月早々カジノへいくの?」
YAS「い、いや、カジノではなくショットショーなんですけど...」
妻「ふぅん、どうせやるくせに。
それで? 裏庭でウエストポーチから鉄砲取り出す爺さんのところへは...」
YAS「みなまで言うな! 今回は市郎さんところへは寄りませんので...」
妻「へぇ、出禁にでもなったの?」
YAS「こらっ!! 今回は前後の日程が立て込んでいて長期滞在できないの!」
妻「はぁん...(。-∀-) 」
というわけで、今年は羽田空港からロサンゼルスを経由してラスベガスへ飛んだ。帰りも同じルート。羽田発は楽。ショットショー初日は月曜日のインダストリーデーから始まる。

ラスベガス郊外へ車で南東に40分程度、BOULDER RIFLE AND PISTOL CLUBという広大な射撃場にてメーカー各社が集まりメディアやバイヤー向けの射撃体験会を行っている。

今年はレジストレーションがショットショーとは別になったこともあり、昨年に比べて人は少なめ。また大手メーカーの一部は別のレンジで独自の射撃会を開いていることもある。

まずはS&Wのブースへ。新商品がずらり。

M&P9コンパクトのカーボンフィニッシュ。なんか安っぽい質感だなぁと思ったらカーボン風のプリントとのことで素材は従来と一緒なのだそう。えええ...。でも実際に撃ってみたらイイ感じ。ガスブロでも出たらいいのになぁ。

続いてはH&K。タンカラーやグリーンのHK45が展示されている。

その中でも注目は新作オートのVP9。H&Kとしては珍しくストライカー方式のハンマーが露出しないタイプ。

もう一丁、P30の前のモデルのP2000があったので撃ってみた。この銃、好きな銃の一つなんだよね。

Eotechでは新作のM&P15にM588ホロサイトとLWTS LIGHT WEAPON THERMAL SIGHTというサーマルビジョンのタンデム。

こんなリアルなマンターゲットを撃つのは初めて。なにか気持ち悪く感じるなぁ。弾が当たるとTシャツが渦巻いてねじれる感じがサーマルの映像からもわかる。

GD-OTS Simunition CQT Cartridge 5.56mm。シムニッションを初めて撃ってみた。
反動が軽くイヤマフなしでも撃てる。鉄板に当ててみたのだけど、弾頭が砕けて後も付かず、弾が当たっているのかわからないくらいだった。

このような青いボルトキャリアが組み込まれている。

空薬莢はネックより上の部分が伸びている。よくエジェクションポートにあたらずに排出されるものだ。

Kimberでは新作の.45がGemtechのサプレッサー付で撃てた。ただ、撃ったものがどうしても下に着弾してしまう。映像で見ると少しサプレッサーが下を向いているんだけど、気のせいかなぁ。

MORE ADVANCED DYNAMICSのMAD53KAR。.223を撃てるMP5とでもいいますか。要はHK53。

HK53のローラーロッキングの.223ライフルはトイーン、トイーンとリコイルが独特なのをグアムで体験したのだけど、これは意外とシャープなリコイルだった。

JUGGERNAUT TACTICALのM14 Rogueシャシーシステム。M14やM-1A用のシャシーでこんなゴツいブルパップになっちゃうのかぁ。

.458 SOCOM弾。デカい!! つまりは11.63mm×40弾。.50AEや.500S&Wよりもパワーがある。

AKの7.62mm×39弾(左端)と、5.56mm×45弾(右端)と比べてみても重そうな弾頭。

これをARのマガジンにシングルカラムでロードしてARで撃つという、とんでもない展開。詳しくはページ下部の動画で。

Standard Manufactureing LLCのDB-12。ダブルバレルのショットガンで、フォアグリップを引いてポンプアクションすると、バレル下の2本のチューブマガジンから二発のシェルが同時に装填。
そしてトリガーを引けば片方の装填された弾が発射、さらにもう一度トリガーを引くともう一方の弾を発射する仕組み。つまり一回のポンプアクションで二連射できるショットガンで、装弾数は7+1×2の16発。凄い!!

BerettaのARX100の10.3インチバレルモデル。去年は時間切れで撃てなかったんだけど今年は撃てた!!
レシーバーがポリマー製で軽くて扱いやすいライフルだった。

もうひとつBerettaで気になる銃はこちら。M9A3。サプレッサー付も撃てた。

ストレートなグリップで握りやすく、撃っていてとても気持ちが良い銃だった。

PIEXON JPX JET DEFENDERという防犯用のノンリーサルウエポン。

銃身部にCO2ボンベがセットされたカセットを装着して赤い汁を数メートル先までぶしゃーっと飛ばす。

Daniel DefenceのDDMK12。グレーのカラーリングが素敵。

おなじくDDのDDM4V7。ツリーカモ仕様。

な、なーんと、DDMK18をフルオートで撃てた。10.3インチのショートバレルから5.56mmがパララララっと撃ち出される。ガタイの良いアメリカ人ならともかく、自分はバックストップから飛び出ないようにバーストさせるのが精いっぱい。

KRISS VECTORのバレルシュラウドが四角くなっていた。

SLIDE FIRE ストック。フルオート規制のある州で大人気、かどうか知らないけど、ストック伸長を調節可能な新デザインが展示されていた。

AK用もある。

Ruger 22 CHARGER PISTOL。.22口径のピストルタイプでプリンキングに最適。

Ruger 22/45 LITE Blue Anodize。バレルシュラウドの穴はただのデザインだそうで。

こんなアメリカンな塗装のライフルもあったりして。

Si DefenceのSI-D .308 AMBI CF Battle Rifle。カーボンバレルが付いていた。

GLOCKではスライドにドットサイトを搭載できるMOS(Modular Optics System)というバリエーションを展開。

レンジではTrijiconのRMRとLEUPOLDのDELTAPOINTが搭載されていた。

覗いてみた感じ、DELTAPOINTのほうが圧倒的にレンズがクリアで視界も広く狙いやすく感じた。
ドットが三角なのもDELTAPOINTの特徴。

Multiple Impact Bulletという特殊な弾薬で、撃つと弾頭が三つに分離して飛び、その弾頭はケブラー繊維の高強度な紐で結ばれており、より大きな範囲でダメージを与えるという仕組みの弾。
決して非致死性のものではなく、解説ビデオでは豚肉などに対して凄まじい効果を発揮する模様が映されていた。 2発ほど弾をもらったので週末にレンジでペーパーターゲットを撃ってみたのだが、どうにも紹介映像のような効果にならず、眉唾物な雰囲気が...。

Paradigm SRPのTALONガンスタビライザーシステム。移動中の車両や船舶からの射撃時に銃を安定して撃つためのマシン。サーボモーターと電子ジャイロを使用してコンピューターが姿勢制御し銃座を安定させる。
それでは動画にてご覧ください。

今回ラスベガスで滞在したホテルはHarrah'sホテル。ベネチアンの隣のホテルでショットショー会場のSansExpoまで歩いて行けるのでとても便利だった。ホテル東側にはモノレールの駅もあり、少しの遠出ならタクシーを使わずに行ける。

今回の旅はチームメイトの二人旅。しかも両名とも英語が苦手なのでそのあたりがかなり心配。
ショットショー2015 パート2へ続く
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2015/02/06
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