ショットショー2015 in ラスベガス パート4
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ここ近年はネバダ州のラスベガスにて開催されている。昨年に引き続き今年もショットショーに行ってきたので、その模様をご紹介。Sands Expoコンベンションセンターの会場から各社のブース&製品を紹介する。
BERETTA
イタリアの老舗銃器メーカーBeretta社。どれくらい老舗かというと、公式記録では1860年創業。それ以前にも1520年代から銃器の製造販売をしていたとか。日本だと室町時代の頃。
ブースの天井からは原寸大のヘリが吊るされていた。ベレッタのM9は30周年を迎える。
M9A3。口径9mm。パート1で試射もしたが、M9譲りのとても撃ちやすい銃だ。
グリップ下部が膨らんだラバーグリップを装着したバージョン。
STEINER OPTICS社のSBAL-PLが装着されている。SBAL-PLはアルミ製の本体に500ルーメンのフラッシュライトとグリーンレーザーを搭載したもの。
ベレッタ社が最初にリリースしたオートマチックピストルのM1915からちょうど100周年ということで、M92 CENTINIAL 100周年記念モデルが展示されていた。
昨年同様コンパクトピストルのPICOやNANOも展示。
Px4 Storm SD Type F。SOSOMのJoint Combat Pistolプログラムで開発されたもの。口径は.45ACP、装弾数9+1発、重量810g。サプレッサー装着用のエクステンデッドバレル装備。メーカー希望小売価格$1,150ほどで市販もされている。
ベレッタのアサルトライフルはARX100シリーズ。
上から2丁が5.56mmのARX100の16インチバレル、中央の2丁が5.56mmのARX100の10.3インチバレル、下の2丁が.22LR弾仕様のARX160。
CARLO GIUSTACCHINI、VALENTINO TAMENI、MARCO ZUBANIと言った職人たちのハンドエングレーブによる92FSが並んでいた。
Px4 DELUXE。ゴールドに輝くその姿はなんともゴージャスで怪しげで、映画だったら絶対に悪役のボスが二丁拳銃で使ってそうな、そんな嫌らしさすら覚えるハンドガン。いや褒めてます。マツコ デラックスにも似合いそう。専用のガンケースも上の写真にチラッと写っているけどいい感じ。
GLOCK
オーストリアのGLOCK社。こちらは比較的新しい会社で1963年に創設。
今年のGLOCKはMOS(Modular Optics System)と呼ばれる光学照準器搭載システムを装備したモデルをラインアップに加えていた。
G40 Gen4。口径は10mm。バックストラップ交換型のグリップなどGen4の既存モデルだが、スライド上面にマイクロドットサイトがMOSにマウントされている。
通常はこのようにリアサイト前の部分にカバーがあり、ネジを外せば様々な対応マイクロドットサイトを搭載できる。
LEUPOLDのDP PROが搭載されている。
こちらのG34 Gen4には同じくLEUPOLDのDELTA POINT。
こちらはTrijiconのAdjustable LED RMRが搭載されたG40 Gen4。
このG34 Gen4にはL-3 INSIGHT TECNOLOGYのMRDSが搭載。アーチ部分にアルミ製の保護カバーを装着している。
TMT Tacticalのカスタムガンも展示されていた。
ハンク・ウィリアムズ・ジュニアというシンガーソングライターの名前を彫ったカスタムガン。
まあ、でも素のGLOCK 19 Gen4もいいよなぁ。ガスブロで発売してほしいところ。
映画「フルメタルジャケット」の鬼軍曹、チームグロックの"ガニー"ことリー・アーメイ氏のサイン会も。
ZEV Technologies
グロックのカスタムパーツメーカーのZEV Technologies。
ZEVはグロック用のカスタムスライドやバレル、トリガーユニットなどを製造販売している。
このグロック19はRMRを搭載できる3rd Genカスタムスライドにマッチグレードのバレルやサイト、トリガーグルーブなどを組み込み。フレームにもステッピング加工を施している。
グロック34ベースにやはりRMRドットを搭載できるカスタムスライド、カスタムバレル、マグウェルや大きなマガジンリリースボタンなどを装着している。トリガーガード下のえぐりもハイグリップしやすい加工。
このディンプル加工が施されたマッチグレードのカスタムバレルがカッコいい。
フルコンプリートのカスタムも展示。コンペンセイターが付いてさらにSF的なルックスに。
KELTEC
アメリカの銃器メーカー、KELTEC。
SUB-2000。口径は9mmと.40S&W、重量1.8kg、全長749mm、16.1インチバレル。従来のものとデザインが刷新されている。
PMR30。口径は.22LR、.22WMR。重量386g、全長201mm、装弾数30+1発、4.3インチバレル。
DOCTERのミニドットサイトが搭載されているのもいまどきの流行。
CMR30。口径は.22Mag、.22WMR。重量1.72kg、全長571-759mm、16.1インチバレル、装弾数30+1発。
どことなくH&KのMP7A1にも似てなくもない。
Kriss USA
Kriss USA。
Krissと言えばベクター。口径.45ACPのサブマシンガンだ。
今年はバレルシュラウドが角型のデザインになって、よりkrissベクターのデザインにマッチするようになっていた。
Kriss USAの.22口径と6mmBB弾のエアガンはKRYTACというブランド名でくくられている。
これはLVOR-C22。WARSPORT TACTICALのLVORシリーズの.22口径版をライセンス販売している。
TRIDENT CRB。こちらは6mmBB弾を使用するエアガン。メカボックスには8mmベアリング内蔵、初速は0.2gBB弾で約117m/s。
TRIDENT SPR(上)と、TRIDENT PDW(下)。ともにエアガンでSPRは初速121m/s、PDRは初速100m/s。
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2015/02/25
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