ショットショー2017 in ラスベガス パート1
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今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2017に行ってきたので、その模様をご紹介。
H&Kではストライカー式のポリマーオート、VP9 TACTICALのサプレッサー付を撃てた。
また、新型のSP5Kが撃てた。形状はMP5クルツでストックレス、セミオートオンリーのピストル。
コルトの新作は懐かしの10mm口径のDELTA ELITE Rail Gun。グリップの赤い三角マークが素敵。アンダーマウントレールがついたり、新形状のグリップセフティになっていたりする。
その他、コマンダーやゴールドカップなどがリメイクされていた。
COLT COBRAもリメイク。昔はアルミフレームだったのがステンレススチールに変わり、フロントサイトも取り替え可能なオプティックファイバーになっている。
日本からライラクス、タニオコバの小林社長がいらしていてご挨拶。タニコバさんとは旅先で良くお会いするなぁ。
コルトのガバをもってご満悦のタニコバさん。やはりガバが似合う。
リボルバーのコブラも興味津々にご覧になっておられた。
S&Wの新型はM&P9 M2.0。 グリップの滑り止め加工がより細かくなり手に食いつくようになった。また、インナーシャーシを延長してフレームの剛性をアップさせている。
マウントレール上の2つの凹みは両側にあり、デザインによるもので右側にはシリアルプレートが入る。
こんなスペシャルカラーのM&P9も。
そのほか、6.5クリードモア弾を撃てるM&P 10 Performance Center 6.5 CREEDMOORやM&P 15T with M-LOKなどの新商品が展示。
こちらのM&P15にはCRIMSON TRACEのLINQが装着されていて、これはグリップとハンドガード先端に装着されたレーザーライトモジュールをワイヤレスで操作するシステム。グリップハンドでスイッチを操作するとレーザーやライトが点灯する仕組み。
HUDSONのH9。1911のようなシルエットながら、9mm口径で、低い重心の独自のリコイルスプリングユニットが搭載される。スチール製で964gと意外に重い。
アンビのスライドリリースレバー。グリップパネルは1911とは互換性がないとのこと。
トリガーセフティを備える。1911のようなグリップセフティは無し。
Waltherの新作ポリマーオート、CREED。
9mm口径で価格が$399とリーズナブル。
Q5 MATCH。いわゆるマッチガンの9mm拳銃。肉抜きされたスライド、軽いトリガー、スライド上にミニドットが搭載できるマウント有り。
SFAのAR15、SAINT。SFAもついにARクローンを作り始めた。
DARK STORM INDUSTRIESのDS-10。マルチキャリバーで6.5mm Creedmoor弾などもあるが、これは7.62mm x 51弾仕様だった。
TROYのM7A1。凄く軽いのに反動も少なめでとても撃ちやすかった。
RISE ARMAMENTのRA-313(奥)、RA-325(手前)。
RA-901 AR-15 SLIMLINE HANDGUARD。こういう形状のハンドガードが流行るのかも。
GEISSELEのGA-15。ハンドガードには新型のMk13 X 13"が装着されている。
カスタムトリガー/ハンマーユニットが内蔵されていて、トリガーフィーリング抜群。
Cobalt KineticsのCobalt Advantage Reload System (C.A.R.S.)というAR。
弾の入ったマガジンを入れると自動的にボルトが前進して初弾をロード、マガジンが空になると自動でマガジンを落とす仕組み。マッチなどでは有利になりそうだ。
他にもB.A.M.F.やEDGEといった普通のモデルもあった。
AERO PRECISIONのM5。6.5mmCREEDMOOR弾を使用する。
KEL-TECのRDB Survival Bullpup。RDBシリーズのCalifornia compliantに対応したライフル。今回のショーではこのような規制に対応した特殊形状のグリップ&ストックを装着したARをいくつか見かけた。
IWIのTAVOR X95。以前のTAVORに比べてマグキャッチの位置が変わり操作性が向上している。
WinchesterではXPR用の新型シャシシステムに搭載したXPCが撃てた。MAGPULのPRS Gen3ストックやM-LOKに対応したハンドガード、サプレッサー対応のマズルなど。
.308Winのサブソニック弾とマッチ弾を撃ち比べ。 音速を超えないサブソニック弾は撃った後のパシーンという衝撃波が緩和されて、カシュッというフラットな発射音になる。
IWIの新型ボルトアクションライフル、DAN Tactical Precision Rifle。.338ラプア弾を使用する。
QというメーカーのTHE FIXというボルトアクションライフル。同社のサプレッサー、Eotechのスコープが搭載されている。
ARライクな操作性でボルトアクションライフルということを忘れるほど。コッキングハンドルもとても扱いやすかった。
Qのサプレッサー。
これもQのリムファイア用サイレンサー、Erectorが装着されたRuger Mk IV。サイレンサーの長さはブロックごとに調節できる。
BARRETTのMRAD。ボルトアクションながらARライクな操作性で、口径は.338ラプアや.308Winをはじめ、様々な中口径ライフル弾に対応する。
BARRETTのREC7。
KEL-TECおなじみのワンコショー。
Nordic ComponentsのNC-PCC。マガジンハウジング部が別パーツとなっていて、9mm口径仕様となっている。グロックのマガジンが使用できる。カービン、ピストル、SBRのバリエーションがある。
近年、こういったARピストルを多く見かけるようになってきた。
FAXSON FIREARMSのFF-15 XRS。LANCER SYSTEMSのカーボンハンドガード、MFTのBATTLELINK Minimalist Stock、HOUGEのラバーグリップが装着されている。フロントがとても軽い。
Kriss USAのVector。エクステンドハンドガードにサプレッサーが装着されている。
このほか、.22口径版のLVOAなどもあった。
トラッキングポイントという電子照準システム。
スコープを覗くとこのように電子ファインダーに映像が映り、ブルーのクロスゲージにターゲットを合わせ、トリガーを引くと、その時点では弾は発射されず、距離に応じた赤いレティクルが表示される。
トリガーを引いたまま、その赤いレティクルにターゲットを合わせるとシアが自動的に落ちて弾が発射される。
ARMSCORの.22 TCM弾を使用する拳銃を撃った。ボトルネック形状で40グレインの弾頭を初速850m/sで撃ち出し、944Jのエネルギーがある。これは9mmパラや.357SIGも大幅に上回る。
こちらはARMSCORのグループ会社ROCK ISLAND ARMORYのTCM TAC ULTRA。
ROCK ISLAND ARMORYのMAPP TCM9R。ポリマーフレームでIWIのJericho 941のよう。
前々から撃ってみたかった、SilencerCoのMAXIM 9が遂に撃てた。
グリップフレームは樹脂製で、大きなフロント部にサプレッサーを内蔵する。フロントの長さは2本のネジで変えられるそう。6ポンドのトリガーでトリガーセフティを備える。
スライド後端のボタンを押して簡単にテイクダウンできる。口径は9mm、消音効果も高く、反動は柔らかい。これは早くガスブロでモデルアップしてくれないかなぁ。
Caracal USAのEnhanced F Pistol。口径9mmで、写真はクイックサイトバージョン。リアサイトがエジェクションポート前にある。アラブ首長国連邦のピストル。
5.56mm弾をロードするのにこんな器具を使用していた。
RugerのRedhawk 5033。渋い!!
.357Magの8連発。
CAAのMicro RONIピストルカービンコンバージョンキット。以前のものに比べてボディ下面から簡単に拳銃をセットできるようになった。またフォールディングストックを折りたたんでも撃つことができ、サムレストやスペアマガジンが収納可能なフォアグリップなども備える。
ベレッタのブースで見かけた弾頭にピンクの樹脂コートされた9mm弾。
Elite Tactical System Groupのグロック用樹脂製スケルトンマガジン。AR用もある。
長いので3本に分けたのだけど、動画もどうぞ。
さて、次回はラスベガス市内のサンズエキスポ コンベンションセンターで行われた展示会の模様をお届けします。
ショットショー2017 パート2へ続く
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2017/02/09
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