ショットショー2017 in ラスベガス パート7
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ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2017に行ってきた。
サンズエキスポコンベンションセンターで開催された実銃メーカーのブース展示を紹介しよう。
Cz USA | Desert Tech | Fostech | Warsport | Kalashnikov USA
Cz USA
チェコの銃器メーカーの米現地法人のCz USA。
CZ BREN 2。ローエンフォースメント向けのセレクティブファイアモデル。 口径は5.56mm×45、バレル長は写真の8インチのほか、11、14インチバレルがある。
従来のBRENに比べてレシーバーやストック形状が変更されている。
アンビのセレクター、マグキャッチのほか、ボルトキャッチは左側面とトリガーガード内にもあり、利き腕を選ばず操作できる。
CZ Scorpion Evo 3 S1。ストックレスのEvo3 S1にサプレッサーが付いたモデル。
CZ P-10 C。CZの新しいポリマーフレームオート。カラーはFDEとブラックの2種。口径は9mmと.40S&Wがある。
今どきのポリマーフレームオートのお作法に従って、バックストラップ交換、アンダーマウントレール、トリガーセフティ、アンビのスライドリリース、マグリリースなど、最新仕様の拳銃となっている。
CZ SHADOW 2。CZ 75 SP-01 Shadowの後継モデルで、より射撃時の跳ね上がりを抑制されている。
Desert Tech
アメリカの銃器メーカー、Desert Tech。
MDR。長い開発期間を経てようやく発売されるそう。
サプレッサー付モデルもある。
このサプレッサーはAMTAC製のもの。
FDEカラーのMDR。5.56mm×45弾を使用するブルパップライフル。
コッキングハンドルはアンビタイプ。
セレクターはアンビ。トリガー上とマガジン前にマグリリースボタンがある。
マガジン後のボタンはボルトリリース。
空薬莢は赤矢印の穴から斜め前方に排出される。また他のブルパップ同様に排出方向は左右に切り替え可能。
WARSPORT
アメリカの銃器メーカー、WARSPORT。
WS-9 PDW。口径9mmのAR。最近こういった9mm ARがショットショーで多く展示されるようになった。
バレル長8.75インチのPDWと、16インチのカービンモデルがある。マガジンはグロックタイプが使用できる。写真のはElite Tactical System Groupのグロック用樹脂製スケルトンマガジン。
ストックはMAXIM DEFENSEのCQB STOCK。グリップはMAGPULのMIAD。ちなみに装着されているオプティクスはVOTEXのRAZOR AMG UH-1。
LVOA-C(上)と、WS-9 Carbine(下)。
このLVOA-Cは.22 NOLSERという新弾薬を採用している。
.22 NOLSER弾は大きさは.223remに近いが弾頭直径が.22とより小口径になっている。弾頭重量は40~77グレインまであり、一番ベーシックな55グレインでは.223Remと同重量ながら高初速、高エネルギー、低進弾道を実現している。
LVOA-9(上)。GPR-C(下)。
.308win口径のGPR-HC(上)、LVOA-S(下)。
Fostech
アメリカの銃器メーカーFostech。
12番ゲージのセミオートショットガン、Origin 12。KRYTAC内覧会にて電動ガン化が発表されている。
ロアレシーバーはAKスタイル。ボックスマガジンの装弾数は5、8、10発。
セレクターはアンビタイプ。トリガー前方にはボルトリリースがある。
チャージングハンドルはハンドガード上。
巨大なボルトキャリア。見た感じ鈍重な印象だが実際に実射してみるとその機敏なボルトの動きに驚く。メーカーの人が撃っているのを見たらフルオートショットガンかと思ったほど。
グリップはATIのAKグリップが付く。
伸縮式のATI TactLite AR-15ストック。
Kalashnikov USA
米国の銃器メーカー、Kalashnikov USA。
昨年発表されたKalashnikov ALFA。口径7.62mm×39。ロングストロークガスピストンのAKシステムをベースに樹脂レシーバーを採用した最新のモダンAK。
ロアレシーバーは樹脂製。マガジンはAKの7.62mm用と互換性がある。アッパー左に大きなコッキングノブがある。
セレクターはアンビタイプ。
ハンドガードも樹脂製。
レシーバートップにはピカティニーレール。
ストックはフォールディングできる伸縮ストック。バット部のボタンで伸縮できる。チークパッドも調整可能。
左側面にストックを折りたたむ。まだプロトタイプのようで機能などについては確定していない部分もあるそうだ。
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