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三日目の朝食は宿泊ホテルであるオハナオーシャンビューの1階にあるチャモロ亭。
チャモロってなに? という方も多いと思うが、チャモロとはグアムの先住民族の名称。
グアムには紀元前2000年頃から東南アジア系民族であるチャモロ人が移住したといわれている。今では生粋のチャモロ人はほとんどいないそうだが、食文化はいまも受け継がれているわけだ。
そんなチャモロ文化が息づく食事がチャモロ料理。雰囲気はご先祖であるの東南アジア系の食文化に似ている。
朝食なのでこれがチャモロ料理かといわれると微妙なのだが、とにかくチャモロ亭のAセット朝食はこれ。お値段は一人10ドル。炒めたご飯、つまりピラフに卵料理とピリ辛のソーセージがつく。それ以外にもベーコンやハム、パンケーキのつくセットもある。
ディナーメニューはショートリブのバーベキュー、チキン、グリルドロブスター、牛肉のココナッツミルク煮などさまざま。ディナーセットは35ドルから。アラカルトメニューは15ドルから25ドルくらいまで。
オハナオーシャンビューの1階ロビーは無線LANが使用できる。チャモロ亭内も電波が届く。ミッチーのiPHONEでハイパー道楽をチェック!!
さて、ゆっくりもしていられない。
準備を整えて、これからワールドガンの事務所へと向かう。
ハーモンにある野外実弾射撃場、ワールドガンのオフィス前にはお馴染みの送迎バン。
通常はこのバンがホテルまで迎えに来てくれるので足がなくても安心。
厳重にロックされたドアを開けてもらって、店内に入る。
グアム一の銃器量を誇る「ワールドガン」。
.22口径から.50口径ライフルまでなんでも揃う、その豊富さにいつも圧倒される。
ショーケースに綺麗に並べられた約190丁の銃器にはそれぞれ銃の名前がわかるように名札がつけられている。
銃器の美しさをみても管理が行き届いていることがわかる。
このかたがワールドガン社長の仲田竜堂氏。
いつもと同じウッドランド迷彩のTシャツ。
並々ならぬこだわりを感じるが、実はとても優しいかたなのだ。
ご予約は、ワールドガン日本予約総合案内所のWEBサイトからどうぞ。
さらに、上記のワールドガン日本総合案内所から予約するとなんと火の玉ターゲットがプレゼントされる。
つまり、ハイパー道楽のクーポンでレミントン20発をゲットし、予約をして火の玉を撃つ、これぞ完璧だ。
ちなみに火の玉ターゲットというのは、家庭用のガスコンロ用のガスボンベをターゲットにしたもの。
ボンベに弾が当たるとガスに引火して写真のような巨大な火の玉がみられる。
一昨年に体験したこの火の玉ターゲット、ストレス解消に最高だ。
店内奥にはメンバー専用のガンロッカーがある。
こんな感じでガンケースと弾薬が収納されている。※写真はその場にいらしたメンバー様の了承を得て撮影。基本的にATF査察時以外は勝手に開けないとの事。
さて、今回は撮影も兼ねているので全部で30丁ほどの銃器をチョイスした。
用意された弾薬はダンボール二箱分!!
みてよ、この.50口径、12.7x99mm NATO弾!! デカイなぁ。
バンに積み込まれた大量の銃器と弾薬。
もう、鼻血でそう!!
マリンドライブを南へ車で移動する。TORIのときと同じくピティを過ぎたあたりで左折して山の中へ入り、しばらく行くと待望のワールドガンのレンジがある。ここにくるのは実に二年ぶり。トイレも併設しているので女性でも安心だ。
バックストップ側からレンジを見る。レーザー測定した結果、距離は46.434m。バックストップ中腹まではあと数メートル程度距離がとれそうだ。
さて、今回撃つ弾薬たちのご紹介。
ベレッタ M21 ボブキャット アイノクス
イタリアのベレッタ社が製造するセミオートマチックサブコンパクトガン。コンパクトながらシングルアクション/ダブルアクションを備えている。左側面のトリガー上部にあるレバーを前方に回すとレシーバ先端を軸にバレルが上に跳ね上がってブレイクオープンする。 口径は22LRの割りにスライドの引きがとても重たく感じた。
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ベレッタ M3032 トムキャット アイノクス
イタリアのベレッタ社が製造するセミオートマチックサブコンパクトガン。コンパクトながらシングルアクション/ダブルアクションを備えている。口径は.32ACP弾だが、今回.32ACP弾が在庫切れということで撃てなかった。残念。
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ベレッタ M1934
イタリア・ベレッタ社がイタリア軍用に開発したオートマチックピストル。.32ACP弾と380ACPのバリエーションがあり、ワールドガン所有のものは.32ACP弾を使用する。実銃の装弾数は7+1発。これも撮影のみ。
ベレッタ M1934のトイガンレビュー
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ブローニング M1910
ベルギーのFN社と天才銃器設計家ジョン・ブローニングが、FNブローニングM1900の後継として開発した中型オートマチックピストル。
口径は.32ACPを使用。撮影のみ。
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マウザー HSc
Mauserと書いてモーゼルとかマウザーと読む。
口径が.32ACP弾を使用するアンティークガン。
ドイツのマウザー社がワルサー社のワルサーPPやPPKに対抗し、1940年に開発した中型オートマチックピストル。
撃ってみたかったなぁ。
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スタームルガー LCP
アメリカのスタームルガー社が開発した.380ACP弾を使用するオートマチック。ポリマーフレームに装弾数6発。ちなにLCPとはLightweight Conpact Pistolの頭文字を取ったもの。コンパクトで護身用に欲しくなったw。
日本ならどこかのメーカーがガスブロで是非。
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ワルサーPPS
ドイツワルサー社が開発したサブコンパクトオートマチック。2007年に発表されたニューモデルだ。ポリマーフレームによりP99にも似たルックスで、ワルサーPPKの後継機種とも言えるモデル。9mm×19ルガー弾を使用する。
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S&W M6906
アメリカのS&W社が開発した9mm×19ルガー弾を使用するオートマチック。
フレームは軽量なアルミ製で、M5906のコンパクトモデル。トリガーガードはフィンガーチャンネルの無い丸いタイプ。
これWAから再販されないかなぁ。
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ルガーP08 ネイビーモデル
1908年にドイツ陸軍の制式拳銃となった9mmルガー弾を使用するオートマチックピストル。1938年にワルサーP38がドイツ軍の新制式拳銃となるまでの30年間使用され続け、第二次世界大戦末期の1943年まで生産された。
ワールドガン所有のP08はバレルがちょっと長い6インチのネイビーモデル。
ルガーP08のトイガンレビュー
ワルサーP38
ドイツのワルサー社が開発した9mm×19ルガー弾を使用する軍用のオートマチックピストル。
いわずと知れたルパン三世の銃。
戦後モデルのP1でないところがスゴイ。
ワルサーP38のトイガンレビュー
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モーゼルC96
1896年にドイツ、モーゼル社のフェーデルレ兄弟が開発。モーゼル・ミリタリーとも呼ばれる。
グリップ内ではなく、トリガーの前に弾装があるユニークなデザイン。
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モーゼルC96 M714
今回2丁のC96を試した。こちらはマガジンを下から装填するタイプでM712と思いきやM714。
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この刻印で詳しい素性がわかる人求む。
Vz61 スコーピオン
チェコスロバキアのチェコ兵器廠で開発されたサブマシンガン。口径は.32ACP。したがって、今回は撮影のみ。
Vz61 スコーピオンのトイガンレビュー
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SIG GSR
スイス、ドイツの複合企業シグ・ザウアーゾーン社が開発したガバメントクローン。口径は.45ACP。
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H&K Mk23 SOCOMピストル
ドイツH&K社が米国特殊部隊向けに開発した大型オートマチックピストル。アメリカ特殊作戦軍「SOCOM」の発注によるため「ソコム・ピストル」とも呼ばれる。マズル部分にサイレンサーを取り付けられるネジ切りがある。
重いがその分.45ACPの反動を良く抑えられる。
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キャスピアン 45
アメリカのキャスピアン社が製造するシューティングマッチ用のガバメントクローン。口径は.45ACP。コンペンセイターとBushnellのチューブ式ドットサイトが付く。
専用弾を使用したが、ちょっと調子が悪かった。
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STI 2011
アメリカのSTI社が製造するシューティング用のガバメントクローン。口径は.45ACP。コンペンセイターとC-MOREのドットサイト付く。作動は抜群。ドットに狙いをあわせてビシバシ撃てた。
STIじゃないけど、ハイキャパのレビュー
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コルト ディテクティブスペシャル
アメリカのコルト社が1927年に開発した.38スペシャル弾を使用する6連発リボルバー。
ディテクティブは探偵を意味し、私服刑事や麻薬捜査官などの護身用銃として使用された。
ディテクティブスペシャルじゃないけど、S&W チーフスペシャルのレビュー
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二十六年式拳銃
1894年(明治27年)に日本で作られた、初の国産制式拳銃。作動方式はダブルアクションオンリーで、6連発の中折れ式リボルバー。口径は9mm Jap。
これも残念なが弾がうまく装填できず射撃できなかった。
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S&W M500
アメリカのS&W社が2003年に開発した超巨大リボルバー。昨年TORIで撃ったスーパーレッドホークの.454カスールよりさらにデカイ。装弾数は5発、全長381mm、重量は2kgを超える。
撃ってみたらやっぱりズシーンと右手のひらに速球を受けたような痛みが!!。それでも頑張って3発ほど撃った。
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S&W M500をアラレとミッチーも撃ってみる。ドカーンと銃口が真上を向くまで跳ね上がって、そのあと苦痛と苦笑いを浮かべた表情になるのはみんな一緒。面白いなぁ。
さてさて、お次はいよいよ.50口径弾を使用する長物たちの紹介だ!!
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