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グアム二日目の朝、6時に起床する。まだ夜明け前。
ホテルのバルコニーから外を眺めると、月と海が織り成す紫色の幻想的な景色が広がっていた。
この日の朝食はデデドの朝市でとると決めていた。
デデドの朝市は土日の朝だけに開催されている朝市で島の北部にある村の名前でもある。
ホテルを出て、マリンドライブを北へ10分程度のところに朝市の会場がある。
デデドの朝市に着く頃には燃えるような朝日が昇ってくる。
市場の雰囲気はゴチャッとした、いかにもアジアンなテイスト。デデドはグアムで一番人口の多い村だそうで、観光客も多く、たくさんの人で賑わっていた。この日の島北部の朝は雨がパラついたりとちょっと肌寒いくらいだった。市場に併設された駐車場があり、駐車料金は1ドル。
市場では新鮮な野菜や南国のフルーツをはじめ、ビーフンや焼き鳥をチャモロ風に仕立てた朝食に最適なお弁当や、ミリタリーサープラス品なども販売していた。
グアムベーカリー前の屋台、Kris BBQで朝食をとることにした。
チキンかポークのバーベキューがなんと1ドル!
ここは朝市にあわせて土曜か日曜日の6:00から12:00までのオープン。
屋台脇では大量のバーベキューが焼かれている。
なんか香ばしくて良い匂いなんだよねぇ。
ライススープとチキンのバーベキューを食す。
ライススープは「おかゆ」のような感じ。しかし上に載せられた玉ねぎとニンニクをカリカリに炒めたフリカケでとてもおいしい。
チキンのバーベキューは東南アジア諸国でよく出てくるサテにも似ている。
7upのドリンクを入れても一人4ドルと格安。
朝市の開催されている広場の隣には地元の人しか行かないようなタウンマーケットがあった。
ちょっと覗いてみるとスイカが1ポンド当たり0.59ドルとかなり安かったので、追加で買っていくことに。
朝市ではピックアップトラックの荷台にココナッツを積んで販売しているおじさんもいた。
ココナッツは1個1ドルで、買うと皮をザクザクと削ってストローを差してジュースにしてくれる。
我々は実をそのままひとつ買っていく。
9時前にホテルに戻り、準備をして駐車場で荷物をレンタカーへと積み込んでいると見慣れたTORIのバンがやってくる。
レンジマスターのフランクに一年ぶりに再会した。
通常はTORIのバンに乗って一緒にオフィスに行くのだが、我々は荷物が多いのでレンタカーで後を付いて行く。
TORIのオフィス。広々とした雰囲気なのは去年と一緒。
基本的に銃の種類は去年と変わらないが、去年同様にAK47が壊れており、.223RemのステアーAUGも故障中との事で撃つことができなかった。うーん、残念。また、.380ACP、.32ACP弾が世界的な弾薬供給不足から在庫切れしており、撃とうと思っていたベレッタM84FSが撃つことができなかったので、撮影だけさせてもらうことにした。
オフィスで撃つ銃を決め、弾薬を購入し、誓約書にサインをすると、フランクがライフルケースに銃を収めてバンに積み込む。
1号線、つまりマリンドライブを南へ走り、ピティを越えたあたりで左折し山道に入る。
レンジまではものすごいジャングルなので、相変わらず運転に緊張感がある。
TORIはグアムで最も距離のあるレンジ。射座から一番奥に設置されたターゲットまでは57.321mだった。そこからバックストップが傾斜しているのでもう数メートルは距離が取れるだろう。ちなみにレンジ左に設置された赤いスチールプレートまでは24.863mだった。
射座は13席ある。
長距離射撃用のモノスコープも設置されている。
レンジにトイレは無いが、レンジマスターのフランクに言えば、車で5分の近くのタコベルまで連れて行ってくれる。
TORIで撃った弾薬たち。
左から12番ゲージのショットシェル、5.56mm×45の.223レミントン、ピースメーカー用の.45ロングコルト、.45ACP、9mm×19ルガー弾。
ショットシェルはバードショットで直径4mm程度の鉛玉が24発入っているタイプ。
グロック26
オーストリアのグロック社が開発した、9mmルガー弾を使用するグロック17シリーズのサブコンパクトタイプ。
全長160mm、銃身長88mm、重量616g、装弾数10発。
グロック26 トイガンレビュー
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グロック19
同じくグロック社の9mmルガー弾を使用するグロック17シリーズのコンパクトタイプ。
全長174mm、銃身長102mm、重量665g、装弾数15発。
グロック19トイガンレビュー
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グロック17
グロックシリーズ最初のモデルで最もスタンダードな9mmルガー弾を使用する。このモデルがポリマーフレームオートの火付け役となった。
全長186mm、銃身長114mm、重量703g、装弾数17発。
グロック17 トイガンレビュー
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グロック21
.45ACP弾を使用するグロックのモデルバリエーション。2008年にマルシンから排莢式のガスブローバックガンが発売されたのもこのモデル。
全長193mm、重量745g、装弾数13発。
グロック21 トイガンレビュー
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SIG SP2340
スイス、ドイツの複合企業シグ・ザウアーゾーン社が開発した、.40SW弾を使用するポリマーフレームオート。
全長187mm、銃身長98mm、重量855g、装弾数12発。
SIG SP2340のトイガンレビュー
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ベレッタM84FS
イタリアのベレッタ社が開発した.380ACP弾を使用する中型オートマチック。
全長172mm、銃身長97mm、重量660g、装弾数13発。
ベレッタM84FSのトイガンレビュー
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ブローニング ハイパワー
ベルギーのFN社が開発した9mmルガー弾を使用する大型オートマチック。表面の仕上げがタナカのスチールフィニッシュっぽい。
全長200mm、銃身長118mm、重量810g、装弾数13発。
ブローニング ハイパワーのトイガンレビュー
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Kimber カスタムターゲット
M1911クローンで有名な米国の銃器メーカーKimber社のカスタムターゲットモデル。
全長221mm、重量1077g、装弾数8発。
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XD-45 4インチ
アメリカのスプリングフィールドアーモリー社(=SFA)がクロアチアのHS2000を基に開発した.45ACP弾を使用するポリマーフレームオートマチック。
全長184mm、銃身長102mm、重量850g、装弾数13発。
早くマルイからガスブロで出ないかなぁ。
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コルト シングルアクション・アーミー
SAAとも略され、通称はピースメーカーとも呼ばれる。1892年から約20年間アメリカ陸軍にM1873として制式採用された。
弾薬は黒色火薬の.45ロングコルト弾を使用する。
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ミニUZI
9mmルガー弾を使用するサブマシンガンで、UZIのコンパクトバージョンでもある。
UZIに比べボルト操作が軽く扱いやすかった。
WAのガスブロが欲しくなった...。
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フランキ SPAS12。イタリアのルイジ・フランキ社が開発したコンバットショットガン。本来はポンプアクションと、セミオートマチックに切り替え可能だが、ポンプアクションのみでの射撃となった。一緒に撃ったレミントンM870と比べると、とにかくデカくて重い。
スタームルガーMini14。アメリカのスタームルガー社が開発した.223レミントン弾を使用するライフル。
全長946mm、重量3.06kg。これ、ガスブローバックガンでモデルアップしたら面白いのになぁ。
コルトM4A3カービン。コルト刻印のフレームで民間用のセミオート仕様。
贅沢にも日本から持っていったUFC製レプリカのホロサイトを装着して撮影してみた。うーん、それっぽい!!
レミントン M700 PSS。ポリススナイパーの.223Remバージョン。
迷彩塗装がほどこされ、偽装ネットが着けられている。.308に比べたら雲泥の差でリコイルが軽い。
一日中射撃場にいるので、ランチは近くのタコベルで買ってきた。射撃場からタコベルまでは車で4、5分程度。
皮がソフトとハードのタイプとあって、どちらも激ウマ!! これは流行るわけだ。価格も4ドル程度と安かった。
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