東京おもちゃショー2008 マルシン工業 展示 【イベント レビュー】
2008年6月19日から22日に開催された東京おもちゃショー2008にてトイガンメーカーとして唯一出展したマルシン工業のブースをレビュー。
バンダイブースの前に構えたマルシン工業のブース。やはり攻殻機動隊つながりってことなんでしょう。
今回の目玉はなんと言ってもグロック21。なんと、8mmBB弾を使用する排莢式のガスブローバックガンだ!!
実銃では.45ACPを使用するオートマチックなので、グリップしてみると結構大きめ。
フレームにHW材を使用しているのでそこそこの重量感。
質感はマットで重厚感がある。素材はフレームがHWでスライドがABSとのこと。発売時期、価格は未定。
下から。シリアルナンバープレートはまだ黒いがシルバーのプレートが入る予定だ。
カートリッジはアルミ製。
まだプロトの段階なので、シルバーだが最終的には金色になる予定とのことだ。
カートリッジがモデルガンのような雰囲気でドワクワクキドキする。
マガジンは樹脂と亜鉛ダイキャストの2ピース構造。マガジン底部からガスを注入し、ボトム部分にガス室がある。背面側を気化スペースとしながら、上部のバルブまでガスが導かれる。
なお、マガジン装弾数は現在のところ6発。浅いダブルカラムで装弾される。実銃が13発なので半分以下だが、構造を考えるとしかたないところか。
マガジンリップ付近。
マガジンフォロアーのスプリングはしなやかでカートを装填しやすい。
カートを装填するとこんな感じ。
カートを装填して後から。
グリップ後方のチェッカリングとスライド後ろ端。
トリガー回りとトリガーガードのチェッカリング。
トリガーセフティもライブだ。
刻印はまだ変更の可能性があるが、まずはフレーム側面。メーカー刻印。
グリップのパテント刻印。
なかなかよい雰囲気だ。
スライドとチャンバー刻印。
インジェクション痕はともかく、これもリアルな雰囲気。
銃口は.45ACP、いや、8mmBB弾を発射するだけあって、大口径の迫力がある。
フロントサイトはまだフロントドットが入っていなかった。製品版では入ると思うが。
リアサイトはドットではなくコの字型のタイプ。
これも製品版ではホワイトが入るだろう。
マルシン GLOCK 21 実射動画
実際にBB弾は装填せずに射撃してみた感想は、トリガーの切れも良く、思っていたよりもガツッと掌にリコイルが響く。
作動性は高く、取材中一度もジャムることもなく軽快だった。まだ製品版ではないので、カートリッジのエジェクション方向が均一ではないが、これは製品版では解決するという。
実物を触ってみての感想は、まさしく火薬を使用しないモデルガンといった雰囲気で、リアルなガンアクションが味わえる楽しいモデルといえる。これであの巨大な8mmBB弾が飛んでいくのだから、もう夢のようだ。久しぶりにワクワクするモデルだ。
非常に味のあるポスター(笑)。
マルシン工業では上の写真のようなバリエーション展開、6mmBB弾仕様も発売を予定している。
うわわ、欲しくなるなぁ。
左はケースレス式の8mmBBブローバックガスガンの新製品。
もちろんマテバの展示もあり。
短いながらもシューティングレンジが併設されていて撃つことが出来た。
静岡ホビーショーのときよりも命中精度が上がったとのこと。これは嬉しい。
発売日は2008年8月5日に決定した。
定価は24,800円(税抜)。
劇中の設定画を忠実に再現した革製ヒップホルスターも12,000円(税抜)で発売予定。
マテバの初回生産分特典として、攻殻機動隊の劇中で使用された9パラ マーカーのストラップが展示されていた。むむ、ちょっと欲しいかも。
2008/6/19
■関連リンク
マルシン工業 展示会 2008年5月