ショットショー2018 in ラスベガス パート3
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ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2018に行ってきたのでご紹介。
今年はショットショー40周年ということで記念すべき節目の年となった。
H&K
ドイツ、H&K社のブースは民生用エリアと軍用エリアと分かれており、なんと今回、新型のモジュラー式アサルトライフルHK433の展示がされていた!!
モジュラー式アサルトライフル、HK433。バレルは最も短いバリエーションの11インチモデル。
アッパーレシーバーは金属製、ロアレシーバーは樹脂製となっている。
レシーバー形状は、1年前に発表されたものと異なっている。
アンビのセレクター、ボルトリリースはトリガー前にあり、これも左右から操作できるアンビ仕様。レバーを押し下げてリリース。またマガジンリリースレバーはG36やMP5のようにトリガーガード下にある。なおブースで配布されていたカタログにはM4タイプのボタン式マグリリース仕様もあるとのことだ。
ハンドガードはアルミ製。HKeyインターフェースと呼ばれる独自の拡張規格。フラッシュハイダーは3プロング。
ガスレギュレーターダイヤルの形状も新しくなっている。ショートストロークガスピストン方式。ロータリーボルトロッキング。
トップレールにはガイドナンバー、HKオリジナルのフリップアップ・フロントサイトが搭載。
ハンドガード上部に折り畳み式のコッキングレバーがある。
普段はレシーバーの突起に引っかかっており、レバーを起こしてコッキングする。
このコッキングレバーは起こした状態で固定することができ、また、矢印のレバーで簡単に取り外すことができる。
取り外したコッキングレバーは、反対側へ取り付けることができる。ホントに簡単に取れるので戦場で無くしたりしないかちょっと心配。
ハンドガードはレシーバー根元のピン1本で簡単に取り外せる。モジュラー式ということで簡単にバレル交換ができるとのこと。ハンドガード側にフロントサイトがあり、コッキングハンドルはレシーバー側にある。
リアサイトのHKオリジナルのフリップアップサイト。
このリアサイトはブース内に展示されていたHK416A5にも搭載されていた。
ストックはバット部レバーを操作して6段階に伸縮可能。
バットプレートはゴム製で比較的シンプルで小さめのもの。HK416のストック比べると対照的。
チークパッドを調整可能。
ストック根元のボタンで折り畳むこともできる。
折り畳んだストックはケースディフレクターに引っかかってロックされる。
HK433 11インチモデルのスペックは全長 759~843mm、ストック折り畳み時 577mm、重量 3450g。
バレル長のバリエーションは11"、12.5"、14.5"、16.5"、18.9"、20"がある。トリガープルは5.4ポンド、発射回転数は700rpm、銃口エネルギー1250J。カラーはブラックとFDE、オプションでRAL8000がある。
HK433をHKブースから動画でご紹介。
HK433を持ってみた印象はコンパクトでスリム。重量もスペックほど重く感じなかった。HK416とG36のいいとこ取り後継モデルといったところだ。レミントンACRやSIGのMCXともコンセプトが似ている。
M110A1。昨年のSHOT SHOWでも展示された7.62mmのライフル。HK版のCSASSで2016年4月の米陸軍トライアルに投じられている。ほぼ同型のG28はドイツ軍にマークスマンライフルとして採用されている。
レシーバーの仕上げは昨年のRAL8000カラーではなくて、落ち着いたFDEカラーに変更されていた。シュミットベンダーのスコープをガイズリーのマウントで搭載、TroyのオフセットBUISも取り付けられている。
アンビ仕様のセレクター、マグキャッチ、ボルトリリースなど、昨年のものと比べると新型レシーバーに変更されているのがわかる。
OSSのHX762サプレッサーが装着される。
G36C with AR MAGWELL。G36のARマガジンが使用できるマグウェルが装着されたバージョン。
HKeyレールのハンドガードや、新型のストックも装着されている。
マガジンキャッチは左側にのみある。
MG
4。5.56mm×45弾のマシンガン。
MG 5。7.62mm×51弾のマシンガン。
こちらはシビリアンモデルのコーナー。
シビリアンモデルの新作はVP9 SK。ストライカー式ポリマーフレームオート、VP9のサブコンパクト版。CTCのレーザーサイトも付いている。写真のマガジンは指掛けの付いた10連マグ。10連のフラットボトムや13連や15連のエクステンドマグもある。
レーザーサイトつくとカッコいいなぁ。ガスブロで出ないかなぁ。
MeprolightのTRUDOT ナイトサイト付。
フルサイズのVP9 ミッドナイトブロンズカラー。渋い!!
珍しいところでは.45口径のMARK 23なども展示されていた。
P2000もまだラインアップに載っている。
USP9ももちろん現行ラインアップ。
ショットショー2018 パート4へ続く
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