ショットショー2019 in ラスベガス パート2
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ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2019に行ってきたのでご紹介。
市内のSans Expoコンベンションセンターにて行われた展示会の模様をどうぞ。今回はAirsoftメーカーを中心にご紹介。
G&G Armament | EMG | ASG
G&G Armament
速報のブログポストでも紹介したが、台湾のトイガンメーカーG&Gの新商品は今年も目白押し。
なんと、COBALT kineticsのBAMF Teamを電動ガンでモデルアップ! もちろん正式ライセンス品だ。
その独特の形状はもちろん、G2ギアボックスベースで、弾を撃ち尽くすと自動停止、さらにマガジンが自動落下するオートドロップ機能も再現。マガジン側のスイッチで自動落下はオンオフできる。
バッテリーはストック底部のネジを外してバッファチューブ内にリポバッテリーをセット。
ネタガンに近いが注目度は満点。
もう一つ注目なのがSMC-9。ガスブローバックのピストルカービンで、アルミ製のハンドガード一体レシーバーでグリップフレームはGTP-9。さらにフォールディングストックが付く。
マガジンは装弾数50発のロングタイプ。
エジェクションポートは左右両開きのアンビ仕様。コッキングレバーもハンドガード左右にある。
ボトムのレバーを解除すると通常分解できる。
グリップフレームが取り外せる。スライド部分はレシーバー内に内蔵されていて、一般的に分解できないようになっているそう。これなら日本国内で発売できるかも?
LE4 Mk I Sniper(上)と、LE4 Mk I。イギリスのリーエンフィールド・ボルトアクションライフルをモデルアップ。
マガジンは2タイプ。弾薬型の7連マガジンと、オーソドックスな35連のボックスマガジン。
金属製の7連マガジンはボトムからグリーンガスを注入してエジェクションポートから押し込む。
リアルな操作が可能だ。
ガスブロハンドガンのGTP9。共にスライドは樹脂製で、日本市場にも4月に登場予定だ。
なお、可変ホップアップはこのような付属の弾丸キーホルダーをマズルに差し込んで回転させることで調整可能。
日本市場でのガスブロ第二弾となりそうなのはこちらのGPM1911CP。これもスライド・フレーム共に樹脂製。
ハイキャパ系の1911クローンスタイル。アンビサムセフティ、ロングスライドストップ、スライド軽量化のためのカット、ボーマータイプリアサイト。
内部ユニットはこんな感じ。
PRK9(上)と、PRK9 RTS(下)。コンパクトなAKスタイルの電動ガン。
MOSFET、ETU搭載、装弾数40発。
RTSのストックを折りたたんだ状態。
ガスブローバックARのMGCR 556 GBB 10"。フルアンビ仕様。装弾数30発。
G2ギアボックス搭載のTR16 SBR 308 Mk II(上)と、TR16 SBR 308 Mk I(下)。装弾数は共に40発。
G&GのMOSFETユニットが小型化されたそう。
このようにバッファチューブの下に収まるようになり、バッテリースペースが拡大した。
ウピウピ隊のみさみさと、バーストヘッドのキャロライン青木さんもSHOT SHOWにいらっしゃっていた。
EMG
米国最大のトイガンリテーラーEvike.comのトイガン製造部門、EMG。
ANGSTADT ARMSのSCW-9の電動ガンを展示。
サブコンパクトPCCで、昨年米軍のトライアルにも選出された。もちろん正式ライセンス。
HUDSON H9のGBB。台北MOAのARMORER WORKSブースで展示されていたものが、米国市場で販売される形。
STI DVC-3 Gun。GBB。
ARCHON FIREARMS
TYPE B。こちらは実銃がそのまま展示されていた。ファイアリングピンなどが抜かれているかと思うが、トイガンブースにモックアップ代わりに実銃が展示してあるのがいかにもアメリカっぽい。
Evikeはいろいろなメーカーのトイガンを米国内で輸入販売している。こちらはKRYTACのKRISS Vector。
Colt、Daniel Defense、KAC、Troy、FNといったAirsoftがずらり。
東京マルイの商品も扱っており、この上のSCAR-Lはマルイの次世代電動ガン。下は中華系メーカー製と思われる。
F1
FirearmsのBDR-15電動ガン、SAIのBLUやTIER 3などのカスタムGBB、面白いところでは人気銃器系YoutuberのDemolition RanchコラボのF1 UDR-15電動ガンも。
ブースの一角にはTactical Game InnovationsのBBグレネードの展示も。火薬を使用して爆発させ、BB弾を周囲に飛ばすという、本物のハンドグレネードさながらの構造。アメリカは自由だね。
ASG
デンマークのトイガンメーカーASG(ActionSportGames)。
ICSが製造するCQRはHERA ARMSとのコラボ商品でもある。ブースにはASG担当者のボブ・リーとICS担当者のジョアンナがいらっしゃった。双方のAirsoft製品をもって記念撮影。
HERA ARMS CQR電動ガン。通常のMOSFETバージョンと、MARSから進化した最新の第二世代SSSバージョンがある。SSSは(Self-diagnosis Shooting System)で、自己診断機能、プリコック、電子トリガーを搭載したタイプ。
CZ EVO3 A1 TEK 電動ガン。TEKはTactical Ergonimics Kitの略で外装カスタムパーツが装着されている。
CZ SHADOW 2 ガスブローバック。CO2とグリーンガス仕様の2バージョン。
KORTH PRS ガスブローバック。これもMOAでICSが展示していた製品。
実銃のKORTH PRSはローラーロッキング式ブローバックシステムを採用している珍しい拳銃。ASGのガスブロはローラーロッキングこそないが、実銃のリコイルスプリング構造などを上手く再現している。
ショットショー2019 パート3へ続く
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