ショットショー2019 in ラスベガス パート11
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ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2019に行ってきたのでご紹介。
市内のSans Expoコンベンションセンターにて行われた展示会の模様をどうぞ。
arex |
sb Tactical
| MEAN ARMS
| Patriot-Pin
| Benelli
| Kalashnikov USA | Accuracy International
| KRISS USA | Brownells
| CROSS INDUSTRIES
| DEAD FOOT ARMS
| SYLVAN ARMS | FORTIS
| ADAMS ARMS
| American Tactical
| ARCHANGEL
| X PRODUCTS | U.S.ARMS COMPANY | RADETEC
arex
スロベニアの銃器メーカー、arex。
REX DELTA。9mm口径のポリマーフレームオート。装弾数は15/17発。
ストライカー式。スライドエンドにコッキングインジケーターも備える。バックストラップも交換可能。
REX alphaのスチームパンクバージョン!
sb Tactical
ハンドブレイスのメーカーで、今回多くのメーカーで製品採用されていた。
そのsbのブースではQ Suppressorsのライフルが展示されていた。
こちらはQ the fix mini。5.56mm x 45のボルトアクションライフル。
Q honey badger。口径300BLK。ストックアームに最適化したアッパーレシーバーに注目。
ハンドブレイスだが、いかにもストックライクなデザインが良い。
MEAN ARMS
MEAN ARMS PISTOL。まだプロトタイプのピストルだが、操作を極限までシンプルにし、人差し指ですべて操作できる。マグチェンジはトリガーガード横のボタン、マグチェンジ後のスライドリリースはトリガーを引くことで行うという凄い仕様。
MA LOADER。カリフォルニアコンプライアンス用の弾薬クイックローダー。
州規制でカリフォルニアではARのマグリリーズボタンが容易に押せないようになっている。そこでこのローダーを使ってエジェクションポートから弾をロードしてしまおうというツール。
10発装填したMA
LOADERをあてがって...
親指で...
ジャジャジャジャッ、と一気に押し込む。
Patriot-Pin
同じくカリフォルニア州規制用のパーツ。マグリリースボタンは基本押せないので、テイクダウンピンを簡単に抜けるレバーが付いている。
レシーバーをテイクダウンするとロックされていたマグリリースボタンが押せるようになる。
後方から見るとマグリリースボタンの出っ張りがレシーバーの隙間に落ちて押せるようになっている。
なんとも歪な州規制だ。
Benelli
イタリアの銃器メーカー、Benelli。
「ジョン・ウィック3」で登場するショットガンM2、M4ショットガン。
上がBenelli TTI M4、下がBenelli M2 TTI Ultimate 3G。
Kalashnikov USA
KS-12T FDE。12GAのセミオートショットガン。18.25"バレル、装弾数10発のボックスマガジン。
KR-9、KR-9 SBR。9mm口径のライフル。バレル長はそれぞれ16.25"、9.25"。装弾数は30発。
Accuracy International
イギリスの銃器メーカー、Accuracy International。
ASR。USSOCOMのASRプログラム用に開発されたディベロップメントキット。ASRの要求仕様通り、7.62 NATO、.300 Norma Mag、.338 Norma Magに対応。装弾数は10発。
サイドフォールディング可能なアジャスタブルストック装備。
KRISS USA
DEFIANCE DMK22P-SB。.22口径のピストル。
Brownells
Retroシリーズのライフルが展示されていた。BRN-10、BRN-PROTO 5.56、BRN-605 5.56など。
BRN-180。AR-18風AR-15アッパーレシーバーでハンドガードはモダンなM-LOK仕様。
CROSS INDUSTRIES
装弾数10発のAR-15用マガジンで、ボトム同士でコネクトできる。これで10発制限のカリフォルニアでもたくさん弾が持てるって、違うか。
DEAD FOOT ARMS
一見して普通のAR15だが、ハンドガード右にある大きなレバーを操作すると...。
なんと3つに折り畳めちゃう。
AR15 FOLDING STOCK ADAPTOR KITSにより、フォールディングストックも実現している。
なんかすごいMADなAKカスタムも。
こちらのカスタムARも尖ってるなぁ。
SYLVAN ARMS
5.56mmレシーバーにグロックマガジンを使用できるコンバージョンツール。
このアイデアはエアソフトでも使えそう?
GEN2 FOLDING STOCK ADAPTER。ARのバッファチューブを根元から折りたためるパーツ。
FORTIS
カスタムパーツメーカーのFORTIS。ハンドガードが有名。
Night RailやLA Stock、License AR15 Lower Receiverなどのカスタムパーツが盛られたカスタムライフル達。
PCCも展示されていた。
Night Rail。
SWITCH Rail。
ADAMS ARMS
ADAMS ARMSでも9mmのPCCを展示。
セレクターやチャージングハンドルにはRADIANのパーツが使わている。
American Tactical
GSG-16。口径.22LRのセミオートマチックライフル。MP5っぽいスタイル。
ARCHANGEL
promag DRM-A11。Glock用の50連ドラムマガジン。
PCCに装着するとまたカッコいい。
X PRODUCTS
Can Cannonで有名なX PRODUCTS。なんとなくネタガン狙いのノリがあるネイサンが持つのはキャンプ用のガス缶を使用した火炎放射器だそう。
100% Ambidextrous Multi-Caliber Side Charging Upper Receiverを搭載したPCC。両サイドに突き出したチャージングハンドルでボルト操作する。自社製の9mmのドラムマガジンを装着。
レシーバートップから見ると両側に突き出たコッキングレバーがわかる。
アッパー単体だとこんな感じ。
U.S.ARMS COMPANY
Digital Trigger Technologies社のDIGITRIGGER 1.2を展示。グリップ内に電子ユニットとバッテリーを内蔵し、デジタルトリガーモードでのトリガープルはわずか1ポンド。2/3バーストモードも備える。さらに発射回転数もコントロールでき、グリップのボタンで秒間5/10/15発を切り替えられる。まさにフライバイワイヤの小火器版と言ったところ。また通常のメカニカルトリガーモードも備える。9Vバッテリーで1000発以上射撃可能。
RADETEC
派手なカラーのカスタムARが展示されていた。
液晶モニターが搭載され、電極の付いたトップレールに接続されている。同社のスマートマガジンシステムにより、マガジン装着の有無、マガジン内残弾数、ローデッドインジケーターなどが表示される。
スマホアプリを利用したショットカウンター。アンダーマウントされたデバイスが、銃を撃つとネットを介して情報がアプリに蓄積される。実銃もIoT化が進んでいる模様。
ショットショー2019 パート12へ続く
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