ショットショー2019 in ラスベガス パート10
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ショットショーは米国で毎年開催されている世界最大規模の銃器見本市。
今年もネバダ州のラスベガスにて開催されたショットショー2019に行ってきたのでご紹介。
市内のSans Expoコンベンションセンターにて行われた展示会の模様をどうぞ。
Barrett | CAA | FULL CONCEAL | CMMG | FIGHTLITE | HOLOSUN | SUREFIRE | IWI | FLANKLIN ARMOLY | Tristar Arms
Barrett
MARD。USSOCOMのAdvanced Sniper Rifle(ASR)として提出されたボルトアクションライフル。装弾数10発、口径は展示の.300 Norma Magはじめ、.338 Rapua Mag、.300 Win Mag、.308 Win、7mm Rem Mag、6.5 Creedmoor、260 Remがある。
REC7 SBR。ショートストロークガスピストン方式のAR。口径は6.8 SPC、5.56 NATOに対応。SBRとFLYWEIGHTの重量は2.31kgと軽量。RADIAN RAPTORチャージングハンドル、RADIAN TALONアンビセレクター装備。
REC7 DI CARBINE。Direct Impingement方式、いわゆるリュングマン式の作動方式を採用したREC7 DI。写真のCARBINEのほか、DMR、SBRがある。口径は5.56 NATO、6.8 SPC、300 BLKに対応。
CAA
VIPER。CAA USAとFULL CONCEALのコラボによるGLOCK 19 M3D。
こんな感じで折りたためてしまう。
FULL CONCEAL
FULL CONCEAL GLOCK 19 M3D。折り畳めるピストル。
グリップ背面にあるロックレバーを押してグリップを折りたたむ。
こんな感じにズボンのポケットにしまえちゃう。いや、こんな人いたら怖いけど...(笑)。
CMMG
RESOLUTE 300。.350 LEGEND弾を使用するモデルが登場。
.350 LEGEND弾はボトルネックがなく、.30カービン弾のような形状。Winchester社が2019年に発表したハンティング用アモで、貫通力が高く、低リコイルということだ。
Bunshee 300
Mk57。FN Five-seveNのマガジンが使用できる口径5.7mm x 28のPCC。サプレッサーはCMMGのオリジナルブランドdefcan 2 TI DT556。
アッパーはそのままにロアレシーバーがPCC専用になっている。
このソリッドなショートストックがカッコいい!! このストックだけ日本でも販売されないかな。
もちろんグロックマガジンが使える9mm口径版も。
こちらは.22口径仕様。
FIGHTLITE
MXR PISTOL。グロック互換マガジンを使用できるピストル。5"バレルで、ハンドブレースやストック付きもある。
MCR-100 RIFLE。口径5.56mmNATO、ガスピストン方式、ベルト給弾とマガジン給弾のデュアルフィード。
レシーバートップのレバーで簡単にバレル交換可能。
HOLOSUN
HE508T。ハンドガンにも搭載可能なマイクロドットサイト。10万時間のバッテリーライフ、赤と緑のレティクルカラー、32MOAサークルと2MOAドットを組み合わせたマルチプルレティクルで組み合わせ&切り替え可能。
ソーラーパネル付き。
HE512(前)、HM3XT(後)。HE512は5万時間バッテリーライフ、65MOAサークルと2MOAドットの組み合わせ。ソーラーパネル付き。
SUREFIRE
SUREFIREは1979年の設立から40周年を迎えるということで広いブースには様々な記念展示が行われていた。こちらは40年前のポリス&ミリタリーの装備展示。左から1980年頃のLAPDオフィサー(Model 87S Shotgun Laser Sight)、1996年頃のLAPDメトロSWAT(MP5 WeaponLight Forend)、
1993年頃のソマリア派遣のUS SOF(Colt M727 + 6P)、2001年頃のアフガン派遣のUS SOF(M4 carbine + 6P)、2019年頃のUSASOC(HK416 + ScoutLight & サプレッサー)といった、それぞれSUREFIRE製品が使用されてきた歴史を紹介している。
XVL2。ウエポンライトの新作で、上が400ルーメンライト、下が300mW IRライト、グリーンレーザー、IRレーザーを装備。
右面にはスイッチ類が沢山。バッテリーは123A x 1個。ランタイムは15時間。
XR2。LEDライトとレーザーサイトのコンボ。ランタイムは30分。
XR1。XC1の後継機種。LEDライトが2つになって明るさも600ルーメン。マグネットコードによる充電式。
XR1、XR2ともに従来のXC1とのサイズ互換なので対応ホルスターなどがそのまま使用できる。
STILETTO PRO。マイクロUSBの充電式ライト。明るさは650/ 250 /5ルーメン。ランタイムは0.5 / 5 / 17時間。普段使いに良さそう。
1979年当時のMODEL 7 ヘリウムネオン・レーザーサイトがコルト トルーパーに搭載されていた。グリップ下に付けられた巨大なバッテリー、バレルよりも存在感があるレーザー本体など、まるでターミネーターが使いそうな迫力。サイトはレーザー上部に移設され、ハンマーも折り曲げられている。
過去40年の歴史を振り返った製品パネル。
IWI
イスラエルの銃器メーカー、IWI。
カラフルなGALIL ACEが展示されていた。M-LOKハンドガードが装着されて印象が変わった。口径は7.62mm x 39。
こちらのGALIL ACE SBRは5.56mm NATO仕様。やはりM-LOKハンドガードが装着されて、俄然カッコよくなっている。コッキングレバーが左側なので使いやすそう。
右面。これは素敵デザイン!! エアソフトで出ないかな~。
FLANKLIN ARMOLY
PROVIDENCEというちょっと変わったPCCを展示。
ハンドブレイスの付いたピストル版。一見して普通のPCCだが、そのメカニズムがとってもユニーク。
トリガーとボルトが連動しており...。
トリガーを引くとボルトが後退し、一定以上引くとレットオフ、ボルトが勢い良く前進、マガジンから9mm弾をチャンバーに装填してそのまま撃発させる。激発後はブローバックはぜず、ボルトはクローズしたまま。再びトリガーを引いて装填激発を繰り返す。トリガーはストロークが長く重い。何のメリットがあるかとスタッフに聞いたら、この仕組みだといろんな国に銃を輸出しやすいのだそう。
フランクリンアーモリーの、PROVIDENCE。タニオアクション的指トリガー連射機構。 pic.twitter.com/kw4BJv62Hs
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年1月23日
レシーバー左にはコッキングハンドルがある。
16インチバレル仕様のライフル版もあった。
Tristar Arms
Compact Bullpup Tactical 3"。12GAのブルパップショットガン。20"バレル、3"シェル対応の装弾数5発のボックスマガジン。レシーバーがAKライクな操作性になっている。
ショットショー2019 パート11へ続く
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