ラスベガス実弾射撃2017 デザート シューティング ツアー
今年もラスベガスの屋外射撃、デザートシューティングツアー(DST)に行ってきた。ラスベガスのあるネバダ州ではフルオート射撃やサイレンサー射撃も可能で、広大な砂漠でのロングレンジシューティングも楽しめる。ぜひ一度は体験してほしいシューティング天国なのだ!!
デザートシューティングツアーは元自衛官のキャプテン中井さんが運営する観光射撃ツアーで、ラスベガス郊外の会員制射撃場で射撃を行う。事前にWebサイトから申し込みをすれば当日の朝、中井さんが銃と弾薬をバンに積んで、ホテルまで迎えに来てくれる。ストリップから射撃場までは車で40分ほど。
今年で4度目のデザートシューティング、さすがにフルオート射撃できる銃はすべて撃ち尽くしてしまったので、今回は新入荷したライフルやハンドガンを射撃してみた。
まずはこちらのBushmaster ACR(Adaptive Combat Rifle)。もともとMAGPUL MASADAとして開発されていたものがRemingtonに渡り、その傘下のBushmaster Firearmsから民生モデルが発売されている。口径は5.56mm×45。16インチバレル。Millet DMS-1 1-4×24mmのスコープが搭載されている。
ACRのレシーバー右。ポリマー製のロアレシーバー。デザインもカッコいい。
SIG 551A1。このライフルも撃ってみたかった。口径は5.56mm×45。
AR-15系とはまた違った感触のマイルドな撃ち心地。スコープはBushnell AR/223 1-4x 24mm。
CENTURY ARMS RAS47 MOE。
MAGPULパーツを使用したAK47。口径は7.62mm×39。
UTGのサイドマウントにNikonのP-223 3x32スコープが搭載。
レシーバーのプレス成型も綺麗。
TAPCOのマズルブレーキが付いていた。
ZHUKOVストックは折り畳み可能。
ZHUKOVハンドガード。M-LOKに対応している。
モーゼル Kar98k。第二次世界大戦中にドイツ軍に使用されていたライフル。
木製ストックのボルトアクションライフル、ロマンだよなぁ。
ボルト上にセフティレバーがある。
程度も良く、ボルト操作もスムーズ。
口径は7.92x57mmモーゼル。装弾数は5発。ボルトを引いて押し込んで装填する。
タンジェントリアサイトだが、スコープを搭載しているので使用せず。
フロント部。
レシーバーの刻印。パーツ番号は流石に揃ってない。
ストック。
トリガーガード周り。
ライフル弾の比較。左から7.92x57mmモーゼル、7.62mm×39、5.56mm×45。
M40A3。以前に実銃レポートをしたが、実際に撃ってみたかった。
エアガンと違って、実銃のボルトアクションライフルは、5.56mmのアサルトライフルなんかより、はるかに遠くの目標を正確に狙える。これぞスナイパーのロマン。とくにデザートシューティングツアーでは900m先のターゲットを撃てる広大なレンジなのでぜひ撃っておきたい1丁。
パッと見、東京マルイのエアガンかと思ってしまうが、もちろん実銃。
レシーバーにはRemington Model 700の刻印。
チークパッドはエアガン同様(笑)に調節可能。
Timney製の3.0lbマッチ仕様ストレートトリガーが組み込まれていた。これがものすごい感触が良く、狙ったところにビシバシ当たる。
マクミランのストックテクスチャ。エアガンとは異なり、かなりエンボスが深め。
ハンドガンはこの5丁をセレクト。
SIG P220。自衛隊も採用するオートマチック。
このP220が侮れないほどに撃ちやすい。撮影の合間に様々な距離でプレートを撃ったり、移動しながら撃ってみたが、そのグリップの細さもあって、ものすごいコントロールしやすかった。自衛隊は良い買い物をしたのではと感じつつも、ホールドオープンしてマガジンチェンジしようと思ったら、あれ? あ、マグリリースはボトムか!! 唯一使いにくい点だ。
ホワイト3ドットで狙いやすい。トリガーの感触も悪くない。
今回弾の威力テストをしてみたかったので、5.7mm×28弾を使用するFN Five-seveNを選択。
表面はスライドもグリップフレームもプラ製。おもむろに分解してみると...。
ガスブロと全く同じ手順でテイクダウン。スライドの内側には金属製のシャーシというかスライド本体がある。
バレルを覗いてみるが、もちろんホップアップパッキンなどはない。
ルーマニア製TTC(TT33)。 7.62×25mmトカレフ弾を使用する。
あー、もう、この鈍く光る金属の塊がたまらん!!
最新のポリマーフレームオートにはない魅力がたっぷり。各金属パーツの面取りがもうヨダレ。
H&K HK45。口径は.45ACP。
マルイのガスブロも人気のようだし、また撃ちたくなってしまった。
COLT M45A1。去年も撃ったが、マルイが新商品発表したこともあって撮影のみ行った。
このタンカラー、グリップ、そして使い込まれたマズル周辺の汚れ。渋い!!
NOVAKのトリジコンリアサイト。この銃も金属の塊と言った硬質感。
アンダーマウントレールが標準装備。
今回の拳銃弾。トカレフ弾はFMJとスチールコア、5.7mm×28弾が3種類、9mmと.45ACP。
5.7mm×28弾はSS192、SS197SR、SS198LFの3種類。
動画でどうぞ。
昨年同様に3mm厚のスチール板に拳銃で撃ち込んでみる。
結果はどれも貫通せず。5.7mmはもっと貫通力があるのかと思ったが、以外にも9mmと同等クラスということが分かった。
デザートシューティングツアーは現在閉店しています。
ハワイのマークワンとして移転しています。
2017/04/09
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