デザート シューティング ツアー2015 ラスベガスでフルオート実弾射撃!!
今年もラスベガスの屋外射撃、デザートシューティングツアー(DST)に行ってきた。ラスベガスのあるネバダ州ではフルオート射撃やサイレンサー射撃も可能で、広大な砂漠でのロングレンジシューティングも楽しめる。ぜひ一度は体験してほしいシューティング天国なのだ!!
デザートシューティングツアーは元自衛官の中井キャプテンが運営する観光射撃ツアーで、ラスベガス郊外の会員制射撃場で射撃を行う。事前にWebサイトから申し込みをすれば当日の朝、中井さんが銃と弾薬をバンに積んで、ホテルまで迎えに来てくれる。射撃場までは車で40分ほど。
今回射撃した銃の数々。ラスベガスには屋内射撃場もあるが、やはり広々とした野外射撃場で撃つのは気持ちが良いもの。
AWC/Amphibian。.22LRでサイレンサーを内蔵している。いわゆるルガーMkIIIがベースになっている。
発射音も反動も小さいのでプリンキングにはには最適。みんなで80m先の25cmターゲットにどれだけ当てられるかを競った。
S&W M&P9。東京マルイでもガスブロとして発売されている人気急上昇の最新ポリマーフレームピストル。.40口径や.45口径はグアムで撃ったが9mmは今回が初めて。
H&K VP9。ストライカー方式のH&K最新ポリマーフレームピストル。口径は9mmルガー。
日本でもガスガンでモデルアップされるだろうか?
H&K USPコンパクト。米ドラマ「24」の主人公、ジャック・バウアーの使用する銃としても有名。こちらも最近東京マルイからガスガンでモデルアップされた。
H&K USP タクティカル。昨年も撃ったが、やはりサプレッサー(CCF Impuls II-A)付のハンドガンは何度でも撃ってみたくなる。.45口径なのにイヤマフなしでも撃てるという高い制音性を発揮する。
H&K HK45。今回は撃たなかったが、日本でもマルイからガスガンとして発売されている人気モデル。
Rhino 40DS。イタリア製の変わった形のリボルバー。Rhinoとは動物のサイの意味で確かに形が似ている。
シリンダーの下側から弾丸が発射されるので、バレルも普通のリボルバーに比べて低い位置にある。反動を抑制する効果があるとか。
コルト M1848 ドラグーン。今回はアンティークな銃も撃ってみた。松本零士の漫画に出てくるSF光線銃、コスモドラグーンはこの銃がモデルとなっている。
パーカッション式のリボルバーで弾と火薬を個別にシリンダー前部より装填し、シリンダー後部にパーカッションと呼ばれるキャップ式の発火薬をセットする。
本来は30グレインの黒色火薬を装薬するのだが、最近ではペレットタイプの火薬を使用するようだ。
.454"口径の鉛玉(銃自体の口径は.44と表記される)。ハンマーをハーフコックにするとシリンダーが解放され回転できるようになる。この辺りはSAAと同じ仕組みだが、前装式の銃ということでSAAのご先祖様と言ったところか。
フルオート射撃もデザートシューティングの魅力。今回は中井キャプテンがMAX-11というオープンボルト方式のサブマシンガンを持ってきてくれた。バードケージフラッシュハイダーやマウントレールが装備された現代版のMAC11と言ったところだろう。
H&K MP5。サブマシンガンのベストセラーといえばコレ。やはり何度でも撃っておきたい銃だ。
口径は9mmルガー弾。エイムポイントとハンドガードライトを装備し、セミオートでは80m先の25cmターゲットに楽々当てられる。ではフルオートではどうか? 動画で確認してほしい。
M4カービン。言わずと知れたアメリカが世界に誇るアサルトライフル。口径は.223レミントン(5.56mm)。昨年も撃ったがそのフルオートの反動にのけ反るのけ反る。今年はバースト射撃においてその集弾性を試してみた。こちらも動画にてどうぞ。
スペンサーカービン銃。19世紀中ごろにアメリカで開発され、南北戦争に使用された。戦後、余剰武器として幕末の日本にも輸出され、戊辰戦争でも使用された。大河ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるか演じる主人公、会津藩の新島八重が使用していたことでも知られる。
ストック内のチューブ式マガジンに.56口径の金属カートリッジ弾を7発装填する。弾薬はセンターファイア式の.56-50スペンサー弾。
当時はリムファイアー方式だったが、このスペンサー銃はセンターファイア方式に変更されたもの。レバーアクションによって弾を装填し、ハンマーを起こして射撃するのだが、残念ながら撃発不良が相次ぎ、ほとんど射撃することは出来なかった。
カルカノM91/38。これも一度撃ってみたかった銃。かのJFKがダラス遊説中に、リー・オズワルドに暗殺された際に使用されたライフルと言われる。
弾薬は6.5mm×52カルカノ弾。これを使用して3発をどれくらい早く撃てるかの実験をしてみた。
約50m先のマンターゲットを狙う。果たして結果は? 動画でどうぞ。
ナイツアーマメント SR25。7.62mm×51弾を使用するオートマチックライフル。これを800mのロングレンジで射撃してみた。
SR25のレシーバー左側面。
ライフルレンジで800m射撃に挑戦!!
レミントンM40 USMC狙撃銃。7.62mmのボルトアクション方式のライフル。こちらも800mで撃った。
気分は海兵隊スナイパー!!
肉眼だと800m先のターゲットはほとんど点に等しい。自らスコープを覗いて着弾を確認するも、反動でブレたりするのでスポッターがいてくれると非常にわかりやすい。
キャプテン中井さんから昨年同様にお得な特典を頂いた。
デザートシューティングツアーの公式サイトの予約申し込みフォームで一番下の備考欄に「ハイパー道楽を見た」と入力して予約すればベレッタM9A1を10発無料で撃たせてもらえる。
ラスベガスのミリタリー & Gunショップ
ラスベガスのミリタリーショップに連れてってください!! と中井さんにお願いしたら快く市内のショップへ連れてってもらえた!! 市内と言ってもホテルのある繁華街からは少々離れており、車での移動でないとちょっと難しいかも。
HAHN'S MILITARY SURPLUS。ストリップから北東へ4〜5kmの場所にある。
ミリタリーサープラス系のお店でとにかくいろんなものが販売されていた。
店内はかなり広いと思うのだが、それを感じさせないくらい商品数が多い。
放出品がわんさか。
メットも大量に。
ウエア類も豊富。
もう一軒連れて行ってもらったのが、AMERICAN SHOOTERSというガンショップ。ストリップから北西へ2Kmちょっと。ラスベガスチャイナタウンの近く。
店内にはこれでもかってくらいの銃火器が販売されている。
ハンドガンも大量に。
グリップやサイト、マガジン、光学照準器、ライトなどなどオプションパーツもごっそり。
AMERICAN SHOOTERSは屋内シューティングレンジも完備しており、好きな銃を撃つことができる。
こんな感じで観光客から地元の人まで射撃を楽しんでいた。
ラスベガスに行ったら煌びやかなショーやギャンブルもいいけど、ガンシューティングもぜひ体験してほしい。
デザートシューティングツアーは現在閉店しています。
ハワイのマークワンとして移転しています。
2015/05/30
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