SYSTEMA 電動ガン PTW INFINITY サバゲー実戦投入編
ついに納品されたシステマ インフィニティ組み込みトレポン。サバゲーに実戦投入して、シューティングレンジで30m、40mで射撃性能も確認したので、その模様をレポートしよう。
PTW INFINITYのサバゲー実践投入と40m試射
インフィニティをサバゲーに実戦投入、そして30m、40mでの射撃性能もチェックしてみた。
実際に使用してみて感じたのは、とにかくトリガーレスポンスが速く、セミオートでの連射が容易であること。そして縦回転の小型ブラシレスモーターがギアボックス内に内蔵されているので、モーター回転時の捻りが全くなく、ブレずに照準しやいということだ。
あまりにもスッキリとした撃ち味なので今までの電動ガンに慣れている人だと、軽いと感じるかもしれないが、一度使ってしまうと戻れなくなる。
トリガーフィーリングは動画内でも解説しているが、タクトスイッチ式でストロークが短く、トリガープルは1.1kg前後とやや重めではあるが、慣れると重さは気にならなくなる。
セレクターは左側ねじ止めではあるが、クリック感は製品版でかなり良くなった。最初は少し渋かったものの、1日ゲームで使っていたら慣れてきたのか気にならなくなった。
気になる点としては第一に、セーフポジションに入れると3バーストの設定がリセットされてしまうこと。メーカーに確認したところ、基盤の書き込み回数に制限があるとのことで、この仕様になっているそうだ。しかし、これは不便なので、今後のアップデートで改善してもらいたい点だ。
弾を撃ち尽くすとオートストップがかかりプリコックが解除される。つまりピストンが前進した状態で止まる。マグチェンジ後の初弾がフルストロークでの作動になるので、これに違和感がある。ボルトキャッチ操作でオートストップの解除と同時にプリコックされるといった機能があってもよいと思う。
また、プリコック機能が付いたことで常にチャンバーに弾が装填されている状態なので、弾抜き操作が必要になるのが従来PTWと異なる点だ。フィールドアウトする際に弾抜きを忘れずに。
同様に、テイクダウンする際にはピストンがリリースされるので、弾抜きとプリコックを解除してからテイクダウン操作しないといけない。保管する際もプリコック解除を忘れずにしておこう。
レシーバーを閉じる際にセクターギアとピストンのラックギアが干渉して閉まらない時があるので、セクターギアを順方向に回してギアの噛み合いを回避する必要がある。
プリコック+DSGで射撃レスポンスは飛躍的に向上したが、半面、操作に気を遣う部分も増えた。まだ発売されたばかりで細かい部分で改善点もあるのも事実。
しかしながら、世界初の小型ブラシレスモーターをギアボックスに内蔵した電動ガンということで、この最新モデルをいち早く体験できたのは嬉しい。
今回は初の実戦投入ということで、今後発売になるプログラムカードでの設定変更や、リアルサイズグリップの装着などを行っていきたいと思う。
協力:MOVE、フォレストユニオン、ビレッジ2
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