2008/9/12に東京マルイから発売される電動ガン「M4 PMC」を見ていたら自分でもショートなカスタムがしたくなってきた。実際にゲームでは軽くてコンパクトなM4は使いやすいだろう。
まずはどのようなスタイルにするか大雑把に頭の中で考えてみた。
メカボックスの配線は後ろ出し、ショート固定ストックで軽量化。フロントは7インチクラスのフリーフロートレールをハイダーギリギリまで伸ばしてハイダーはノベスケのKFHでスタビーな感じに。タンカラーを要所に使用して軽い印象に。
こんなところから各種パーツを選定。
フレームはマルイ純正のプラフレーム。M4のものを使用して軽量化。全長が短く、フリーフロートレールなのでアウターバレルに力が加わることもない。また新型M4のフレームはバレルナット緩み防止の樹脂がネジ部分にあるので剛性感は問題なし。
マガジンキャッチはKingArmsのアンビタイプ。スプリングテンションがG&Pのものよりも強く、不意にマガジンが脱落するのを防いでいる。マガジンはマルイ純正の80連ショートマガジン。純正フレームと相性が良い。
グリップはMAGPUL PTSのMIADグリップ(Full Kit)(\5,600)。このタイプのグリップは数タイプが市場にが出ているが、買ったのはフィンガーチャンネルつきのグリップ二種とリアセクションが3種付属する。
また、樹脂製のMAGPULデザインのトリガーガードが付属してお買い得。
カラーはメーカー表記でダークアース。
グリップ背面のパーツを3種からチョイスしてスライドさせて取り付けることが出来る。
グリップエンドを取り付ければリアパーツは固定される。
グリップエンドのネジ部分には真鍮のインサートで耐久性を上げている。
フロントセクションはJBユニコーンのOA 93 Tactical Front set(\9,800)を使用。
このセットのアウターバレルだけを使用した。
長さ的にはマルイのM4 PMCと同じ6.5インチバレルとなる。付属のレールだとこの半分の長さでフロントサイトは三角形のポストが付属しているが、それを使用せずにオリンピックアームズのF8R(\8,673)を使用した。
レールカバーはMAGPUL XTMレールパネル/ダークアース(\1,580)。2ピース構造で一度取り付けると取り外しにくいがデザインが良いので採用。
バーティカルグリップは、KingARMSのタンゴダウンタイプ フォアグリップ・ショーティ/ダークアース(\3,800)。
このレールの上面にはOLYMPIC ARMSのロゴが刻印されている。
左側面のフレーム側にもOAのトレードマークのライオンのマーク(?)が刻印されている。
フレームとのレールはほぼツライチとなっている。
レールを取り外した状態。F8Rの下部レール根元に二つのネジがあり、これを閉めこむことでバレルナットに固定される仕組み。
ガスブロックはDYTAC VLT Low Profile Gas Block Stainless Steel(\3,680)を使用。
ガスチューブはアルミパイプを加工したもの。バレルナットを通り、フレームまで貫通している。
軽量化ならばガスブロックは必要ないが、そこは雰囲気で。隠れたオシャレ。
フラッシュハイダーはMAD BULLのNoveske KFH FLASH HIDER/TAN 4,800円。M14逆ネジ仕様、アルミ製で軽量。
ちなみにフロントセット付属の短いレールを装着するとこんな感じ。
インナーバレルはフロントセットに同梱の180mmアルミバレル。アルミ製なので軽量でメッキされていて仕上げは綺麗だったので、そのまま使用した。命中精度も実用上問題ない。
ストックはG&PのHK416タイプ フィクスドストック/TAN(\4,500)
ストック下部には本来スリングスイベルがあるが装備に引っかかって邪魔なので、ナットとゴムを加工して突起がなくなるようにした。
バッテリーはミニバッテリーがそのまますっぽり入る。ラージバッテリーもセルの配列を組みかえれば装着可能だそうだ。
今回は、軽量化が目的なので、ニッケル水素の1600mAhミニバッテリーを使用した。
バッテリー装着は面倒でバットプレートの二つのネジを取り外さないと交換できない。
このストックを取り付ける際にはフレーム側の突起を写真のように短くカットする必要がある。フレームからの長さは23mm程度。
G&Pの最近のフレームはBタイプということで最初から短いものが発売されている。
ストックリングもG&P付属のメタルではなく、マルイ純正のA2タイプのプラ製ストックリングで軽量化。
ゲームで使用することを考えるとゴテゴテとしたフルメタルカスタムはとても重い。
私も10.5インチバレルのカスタムを持っていくが、どうしても一日使い続けることが出来ずについつい軽量なMP5に手が伸びてしまう。
しかし、M4とMP5のマガジンを別々に持っていったり、マガジンポーチやタクティカルベストなども各々一式ゲームに持っていくとなるとかなりの大荷物になってしまう。
今日のゲームはM4の気分、とか、その日のノリでメインとサブウエポンを持っていくにしろ、マガジンシステムくらいは共通にしたいところ。
このM4 PMCカスタムは全長620mm、重量は光学機器を除いて2,400gと軽量。
レプリカの551ホロサイトを装着しても2,625gしかない。
プラマガジンやガスブロックを廃せばさらに軽くなるだろう。
今回はマルイのPMC発売前だったので、一からパーツを集めて作ったが、マルイのPMCベースでカスタムしたほうが手っ取り早く、バッテリーの交換方法も楽だろう。