■M4A1フロント周りカスタムアップグレード!? 実は今まで手を付けていなかったが、M4のカスタムでやってみたいことがある。それは、フロント周りのカスタムだ。最近になって、デルタリングセットなどのパーツが出回るようになってきたので、組み込んでみたかったのだ。 ただし、デルタリングは実物用のハンドガードやRIS、RASなどを前提にしているため、それだけでは意味がない。 デルタリングアッセンブリ、実銃長のアウターバレル、フロントポスト、ガスチューブ、ハンドガードキャップ、そして好みのハンドガード類と、マズル以外は総取っ替えとなる。 うーん、泥沼化する気配。 しかも実銃パーツはなかなか良い出物が手に入らないという可能性もある。でも、やってみたい。 うむむ。 ちなみに、G&Pのデルタリングセットを見てきたが、リングの質感があまり好きになれなかったので断念。色も真っ黒だったし。 |
ブッシュマスターのハンドガード。実銃用なのでそのままでは電動ガンに装着できない。質感は梨地加工がされていてとても良い。 |
上は電動ガンのハンドガード。寸法が違う。マルイサイズと実物サイズの違いがコレ。この実物ハンドガードを着けたいがために今回のカスタムを行っているのだが...。 |
全長は7mmほどブッシュマスターの方が長い。 |
デルタリングをハンドガードの溝にハメ込むように取り付ける。とても固い。 |
組み込みの結果から言うと、長さが足りない。G&GのM733用アウターでもあと数ミリ足りないのだ。
フロントポストまでの長さがM4A1ノーマルとM733の差が3mm、実銃はそれより4mmほど長い。
実銃長のアルミアウターが無いとこのままでは取り付けられない。
と言うわけで、下の記事に続く ↓
バッテリー収納用にハンドガード裏とアウターバレル中央のくびれが気になるが、ハンドガードはブッシュマスター製を入れるので関係なし。ガスチューブはパイプではなく棒タイプ。 |
フロントハイダーはベーシックなバードゲージでM14正ネジ、スチール製。ハイダーの締め角度を調整するため薄いワッシャー5枚付属。アウターに段差があり、ハンドガードキャップがズレない。 |
デルタリングの比較。これは付属のG&P製。バレルナットはスチール製。デルタリングの仕上げが悪い。真っ黒でテカりすぎ。 |
こちらはハリケーン製。バレルナットがアルミだが、締め付け時に傷をつけやすい。デルタリングの質感はこちらの方が良い。 |
フロントサイト比較。左がG&P付属、右がGUARDER製。どちらもスチール製だが、G&Pの色はマルイと同じ半光沢の黒。GUARDERはマットグレーで質感も良い。 |
フロントサイト下面。G&Pはマルイ同様にイモネジ固定式。GUARDERは穴は空いているがイモネジ固定ではない。G&Pは成型が荒く、バヨネット固定金具が曲がっている。GUARDERはこの部分の形状がマルイ互換ではない。 |
GUARDERはパーティングラインが研磨してあり、つるりとしている。どちらもエレべージョン式の可動フロントサイトだが、G&Pのフロントサイトは断面が丸形の初期タイプ。GUARDERは断面角形。 |
ということでフロントサイトはGUARDERを使用。ピンはマルイ純正を使用したが、ガッチリと固定出来た。ハイダーワッシャーはギラギラと輝きすぎてイマイチだが、調整ワッシャーを入れ込む関係上、マルイより内径がわずかに大きい。 |
デルタリングを貫通するガスチューブはM16系の醍醐味。取り付けは意外と簡単。アウターの締め付け具合も良い。ハンドガードはブッシュマスターを使用。 |
質感を考慮してデルタリングのみハリケーンを使用。リング、スプリングはG&P。 バレルナットもG&Pのスチール製を選択。 |
フロント周りは専用工具があると便利。これはスナップリングペンチ。ホームセンターで1000円くらい。 |
バレルレンチ。MGC上野店でモデルガン用が200円。バレルナットをプライヤーで締め込むと傷が付くので、これは必須工具。 |
プライヤー。これもホームセンターで2000円くらいで購入。本来、水回りの塩ビパイプを締め付けるのに使用するが、フロントサイトのピンをこれで圧入する。 |
ピンポンチ。フロントサイトピンを抜くのに使用。その他いろいろ使い道は多い。 |
フロント長の比較。左がG&Pキットの実銃サイズ、右がPDIアウターを装着したマルイM4A1サイズ。 ハンドガードキャップの厚み分長さが違う。 |
M16A2のメカボックスをライトチューン。システマ・ジュラコンピストンヘッドとAREA1000シリーズのピストン。M90スプリングにKMのパワー400シリンダーに余っていたシステマのサイレントシリンダーヘッド。新規購入費は2,640円。 |
おしゃれな箱に梱包されたG&Gメタルフレーム。素材はマグネシウム合金。システマと比べるとかなり軽く感じる。付属品はトリガーガード、メタルチャンバー、アシストノブ、ダストカバー、ピン類など。 |
上下フレーム結合部はシステマ同様リング式。フレームの塗装色が絶妙に良い色。 |
G&Gのメタルフレームにはいくつかの刻印バリエーションがあるが今回はSR-16 M4をチョイス。シルクプリントは濃淡があり、綺麗とは言えない。使っているうちに剥がれてきそうだ。 |
セレクター表記もシルクプリント。G&Gの特徴が、フルオートシアピンとハンマーピンが埋め込み式の別パーツであること。これは良い。 |
右側面のシルクプリントはこんな感じ。プリント色は白。 |
内側塗装はされていない。使っているうちに塗装が剥がれてこなければよいのだが。形状はほとんどシステマ互換と言っても良い。 |
ピボットピンはストッパーが効いており、この位置で止まるようになっている。紛失しにくく便利。 |
G&Gの難点。このストックリングの形状、テレスコピックストックだと取り付けに苦労するだろう。しかもこのパイプパーツがシステマに比べ数ミリ長い。 |
G&P製の固定ストックもほんのわずかだが干渉するので、ストック側を数ミリ削って取り付けた。さらに、パイプ後端がストック内の固定プレートにあたって紙一枚分ぴったりと整合しない。※別パーツなので調整がきくかも。 |
重量は写真のパーツ構成で369g。 |
システマのアルミフレームは同じ構成で494g。125gの軽量化!!。 |
ガスチューブを奥まで差し込めるようにドリルを使用したが、アルミのように柔らかくはない。マグネシウムの剛性を実感。 |
テイクダウンピンはマイナスネジ式になっていて紛失しにくい。塗装は弱そうで早くもダストカバースプリングで傷をつけてしまった。 |
アッパーフレームにメカボックス挿入する際に、フレームが干渉しなかった。これは組み込みやすい。また、フレーム肉厚の設計もまずまずで、セレクターの浮き・ぐらつきもない。剛性、軽さを両立したいユーザーにはもってこいの一品。 |
レプリカコンプの青暗さが気になったので、本家、というか実物AIMPOINTを購入。デイゲームでの使用が目的なので、ナイトビジョンモードのないML2を購入。 |
刻印はAimpoint部分がレーザー刻印。シリアルの白文字はシルクプリントだが、レプリカより仕上げは汚い。 民生用の化粧箱。 |
胴筒の前方部広がってる部分のエッジの角が実物の方が丸い。 |
フロントレンズカバー全面と、やや艶のあるラバーストラップにはAimpointロゴ。 |
実物の方がわずかに青みがかったグレー。 胴筒下面にピン穴があるのが実物。 |
左の実物の方が赤みが濃い。また、対物レンズの位置が奥まっている。 |
実物のレンズカバー素材はレプリカより柔らかい。 |
重量は実物が217g、レプリカが223g。わずかだが実物の方が軽い。 |
実物レンズはほとんど着色がない。 乱反射もない。 |
左の実物と同条件で撮影したレプリカ。 レプリカは青く、暗い。また内部の接点が乱反射する。 |
フォーカスを∞に合わせて撮影。しっとりと、ぽつりと光るダット。肉眼ではにじみは感じられない。最大輝度にするとギラッと光るのは仕方ない。 クリックは全部で9段階。室内の蛍光灯下だと、3クリックからわずかに点灯したことが判別できる。室内だと5クリック目で普通のドットの明るさ。ピーカンの屋外だと8クリックくらいまで上げる。最後の9クリックはちょっとギラッとするが、砂漠などの炎天下では良いかも。 |
バッテリーは上がレプリカのLR44 1.5Vが2個直列に対して、実物はUS規格の「DL1/3N」リチウム電池が1個3Vで駆動する。日本だとカメラ用の「CR1/3N」(しーあーる さんぶんのいち) や、「CR1/3 1・HC」が利用可能。秋葉原や大型カメラ店で1個6~700円程度で入手できる。バッテリー蓋のマイナス側形状も違う。マニュアルには1,000~10,000時間のバッテリーライフと記載されている。M2のNVDポジション(つまり0クリック)で10年点灯し続けるとも書いてある。嘘くさい。 |
ファルコンインダストリーのエルゴクリップ2ndバージョンは初期型の不具合を改修したモノ。セレクターレバーが当たる部分の切りカキが両側にある。 |
表面のシボ加工も初期型のちりめん皺タイプから均一にエンボス加工された梨地に変わった。エルゴマークもくっきり成形されている。 |
初期型にはなかった真鍮ナットがインサートされネジ山摩耗が起きにくい。 |
初期型の内部。モーターの熱で穴が変形し、分解時にピニオンギアがひっかかり抜けなくなると言う悲惨な状態になる。新型はサーモプラスチック増量とのことらしいので、このようなことは発生しないと思う。 |
カスタムパーツの中には相性が悪いモノもある。これもそのひとつ。このトリガーを組み込むとセミオート、フルオート共にスイッチとの噛み合い時に滑り撃てなくなる。スイッチアッセンブリーはシステマを使用している。スイッチの素材が純正と違うので滑るのか、スチールにコーティングされたパーカーか、グリスのせいか、とにかく組み直してもうまくスイッチが作動しない。結局ノーマルトリガーに戻してみるとうまく動くのでこのトリガーはお蔵入り決定。少なくとも自分のメカボには合わないパーツ。G&Gのトリガーでも試してみようか。動作に関係するパーツは極力ノーマルが良い。過去相性が悪かったパーツは他にシステマのノイズレスグリップエンドなど。 |
ヒダカヤの八千代店をふらふらと見に行ったら、今までノーマルプラスチックパーツだった、ハンドガードキャップを発見。スチール製で見た目や色、質感もまずまず。KMの亜鉛ダイキャストに比べたら断然こちらの方がよい。 |
ヒダカヤのハンドガードキャップはスチール製で純正のプラ製に比べ肉厚が薄くなっており、直径が約2ミリ小さい。重量は17g。ノーマルプラパーツは4g。整合性は抜群でとても良く出来ている。 |
色はG&Gに比べ濃いグレー。なんと言っても良いのが質感。写真では解らないが、表面がかなりザラついていて、実物に近い雰囲気。重量は313g。固定はショートタイプのボルト1本だが、G&Gよりはガッチリ固定出来るが、あまり締め込むと内部の補強部分が割れそう。市販のワッシャーを噛ました方が良いかも。 |
バットプレートも樹脂だが、G&Gとは比べものにならないくらい良い意味で荒々しい。実物もバットプレートは樹脂製のものがあるようだ。 プレートとフタの部分が微妙に色が違う。ボルト穴のサイズがG&Gより小さいので、ボルトの共有は出来ない。※ボルトの質感はG&Gの方が良い。 |
亜鉛ダイキャスト製のストックリングとコネクタ変換用の延長コードが付属しているので、可変ストックから移行するには都合がよい。 |
左から、マルイ、G&P、G&G。マルイのまんまコピーのG&Gに対して、G&Pはバットプレートのエッジが切り立っている。 |
東京マルイ HYPER COMMAND 8.4V 定価: 4,800円 使用セル: SANYO 1300SC 重量: 324g オススメ度: ★ |
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イーグル・フォース
RC1500SC 8.4V 定価: 1,780円 使用セル: SANYO 1500SC 重量: 337g オススメ度: ★★★★ |
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イーグル・フォース
RC1500SCT 8.4V 定価: 2,980円 使用セル: SANYO 1500SCT 重量: 335g オススメ度: ★★★★ |
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大友商会
AEG 1900SCR 8.4V 定価: 5,700円 使用セル: SANYO 1900SCR 重量: 411g オススメ度: ★★★ |
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SUPER
FACTORY RC2400 8.4V 定価不明、購入価格 5,000円 使用セル: SANYO RC2400 重量: 441g オススメ度: ★★ |
■M4A1メカボックスの内部チューン 2丁目のM4A1をカスタム中だが、今回は固定ストック化はせずに、ミニバッテリーを使用してコンパクトに仕上げるコトにした。それに伴って、今回の内部チューンのテーマは「箱出しノーマルと同等のパワーで低燃費を狙う」だ。0.8Jをキープしつつ、8.4Vミニバッテリーでも十分安定した回転数と発射可能弾数を稼ぐというコンセプトだ。ノーマル戦で不利なく戦えて、ミニバッテリーで1日楽しめるM4を目指す。 ←外観はシステマアルマイト化フレーム、CAW RIS、PDIのBHDアウター、マルイサイレンサー、ライラクスの6ポジストック、AIMPOINT COMP ML2、アングスAN/PEQ-2バッテリーケースでミニバッテリー駆動。ハンドガードとストックはサンドカーキに塗装してみた。コマンドバレルとサイレンサー以外はオーソドックスな湾岸スタイル。 |
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サブM4のメカボックスをフルチューンしてみる。ノーマルなのはセレクタープレートと逆転防止ラッチくらいか。あ、あとトリガーはノーマルの方が動作確実。 |
ストライクチャンバーは純正よりもホップの可変幅が広がる。また、ゴムのリングをギアとチャンバー間に噛ませるので微妙な位置でのホップ固定が可能になる。 |
ストライクチャンバーを組み込んだ状態。チャンバーはG&G製、バレルはプロメテウスEGバレル300mm。 |
ライラクスのエアシールチャンバーパッキンは耐久性があり、比較的安定した弾道が得られる。欲を言えば、ホップアップの突起がVパッキンなら最高なのだが。 |
G&PのA2グリップは質感が非常によい。ヒートシンクはシステマのものと違って取り付けやすい。システマと異なる点は、モーター保持のベアリングボールが付属していない。(純正の丸板で固定してみた。)ヒートシンクの隙間が穴が空いていて、モーターが覗ける。放熱には効果がありそうだが、静音には向いていないかも。グリップエンドの固定ネジは真鍮埋め込みタイプなので、ネジ山を舐めることはない。 |
先端に十字の切り書きがあるのが純正。ノーマルは吸気穴がピストンヘッドにないので、ノズルで吸気する。ヘッドを替えればその必要はなくなるので密封性の高いエアシールノズルへ変更。 |
バッテリーはGP110AFHRセルを使用するGP1100NiMHをチョイス。ミニバッテリーサイズの1100mAhニッケル水素バッテリー。ニッケル水素なので1Aでの充電で約1時間。性能はなかなか良く、ノーマルで3000発は撃てるとのこと。エチゴヤで3360円で購入したが、スーパーガンで2860円程度で同じイーグル模型のものが入手できる。 |
なんと言ってもお気に入りのこのエチゴヤのベアリングEG1000モーター。モーターだけを入れ替えてみれば判るが、同じEG1000とは思えないほどにスムーズさと回転数が変わる。フリクションロスがない証拠。 |
トリガーハッピーのSF TYPEバレルジャケットサイレンサー。5000円 in 激震祭。まずは付属のアタッチメントをバレルに装着する。フラッシュハイダーが逆ネジでないと取り付けられないので注意。 |
あとは、フラッシュハイダーを付けたままでも、かぶせるようにガチャポンとサイレンサーを装着できる。外すときも根本をワンタッチで。消音効果はほどほど。消音材は白。 |
アルミマガジン購入。1本 4750円、ウィリーピート。67gも軽量。底板に刻印がない。また、システマのアルミフレームでちょっと引っかかる感じで装着出来たので、ノーマルプラフレームだときついかも。使い込むとどのように塗装が変化していくか楽しみ。 |
実物マガジンとの比較。色味はやや実物の方が青っぽいが、実物もいろんな色があるので気にはならない。むしろマットな緑っぽいグレーで格好良い。 |
マガジン前面もこのように溶接スポットが再現されている点は実物と同じ。 |
背面も同様に似ている。 |
唯一の難点がこの底板。右はマルイ純正マガジンだが、アルミマガジンには刻印がない。取り替えてしまおうか...。また六角径が違うが、ネジ径は同じ。 |
その後、底板をマルイと交換を試みたが、長さが微妙に合わず交換は不可能となった。 また、内部ユニット交換も試したが、アルミアウターの背面の溝がわずかに細いので、引っかかって交換は無理だった。当たる部分を削れば何とかなるかもしれない。 このマガジン結構内部にタップネジのカスやバリなどがカラカラと入っていることがあるので、使用前に一度シェルから内部を取り出して、ゴミ掃除をした方が良い。 |