先日のサバゲーで野外撮影してみたM4A1。天候は曇り。2003年11月下旬の寒い昼に撮影。アルマイトしたアルミフレームは結構グレーに見えるが、ブラストしてあるので無光沢。チープなイメージは無い。グリップとストックは真っ黒。 近くで見なければ、アッパーとロアーの色の違いはわからない感じ。 セレクターレバーとトリガーガードはスチール製のため、赤く錆びてきている。 AN/PEQ-2は接着されている細かいパーツを落としやすいので、ABS樹脂用接着剤と隙間には瞬間接着剤を流し込んでしっかり固めてしまおう。少々仕上がりが汚くてもパーツを紛失するよりマシだ。 電気くらげは最近摩耗からか弾が抜け落ちてしまい1ショットで2発弾が出る現象が出始めたので、ノーマルパッキンに戻した。耐久性に難があるのか、電気くらげ? 重量バランスは圧倒的にフロントヘビー&ハイバランス。敵を発見後、スコープで捕捉し続けるのが辛い。 AN/PEQ-2とTA11が重心を高くしているので意外と重く感じるのだ。 |
山形の調整ダイヤルカバーに梱包間違いがあり、削って何とか接着。素材はテカテカの成形ABS樹脂だが、写真はインディのダークパーカーで塗装済み。注意書きのシールは普通の紙シールなので、使っているうちに剥げてきそう。 |
裏側は20mmレールに取り付けるためのマウントと、コードを出す穴が空いている。 マウント部はアルミ削り出し。ラバーを留めているビスはスチール黒染め。レンズ部分は透明なウレタンビニール。 |
後方部分を外してバッテリーを挿入。二又バッテリーは難なく入る。 |
ミニバッテリーも社外品のラミネートが薄いものなら二つはいりそう。マルイ純正SDバッテリーは入らない。 |
取り付けると結構デカい。上から見るとRISがまったく見えない。マウントはやや前方でレールに固定されている。マウントの固定はしっかりしているが、ケース自体が柔らかい樹脂なので過度の衝撃は禁物。 |
幅も結構あって、ぞんざいに扱うとバキッとモゲそうで怖い。銃を持ち運ぶときは取り外して、本体とは別に収納するべし。 |
組み立て、取り付け後の感想としては、「デカイ」の一言。リアルさという点からすれば、まあ、そこそこなのではないだろうか。バッテリーコードが丸見えなので、黒のコルゲートチューブでも買ってコードを覆う予定。 あと、実物はスイッチの部分が青いのでプラカラーで塗装予定。 ※コルゲートチューブは太くて曲げにくいので断念。その代わりに黒の被覆チューブをかぶせライターであぶって密着させた。 |
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上面のスイッチ部分をタミヤカラーのスカイブルーで塗装。全体をつや消しクリアスプレー塗料で軽く吹き、シール部分のカスレを防止すると共に全体を艶消しに。 |
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スコープはそれほど問題はなかったが、無倍率のマルイ純正ハイマウントとドットサイトを装着して覗いてみると…。 |
このようにフロントポストはほとんど見えなくなる。ダットの光点はフロントサイトピンの中心にあるのだが、AN/PEQ-2のネジ頭に隠れている。ドットサイトは両目でサイティングするので、視界が広く取れ、使えないこともないが、気になる場合はさらに高いマウントが必要。その場合はもちろんアイアンサイトの照準線からはズレる。 |
モスキートのRIS装着時に、ガタツキが問題となるが、写真の位置にM3イモネジのタップを切り、レシーバー基部ナットに押し当てるようにねじ込むと解消できる。 |
6角レンチで締め付けるときは、RIS外側、二つ上の穴から、レンチの長い方を使用して締め付けた。 ゲーム中に緩む可能性もあるので、ネジロック接着剤で固定する。 |
今回、使う薬品はコレ。G.スミスのSHINY BLUE液スチール用。容量は100ml。薄青いさらっとした液体だ。 |
下地処理として、軽くサンドペーパーで磨き金属の地を出した後、バットの角でドブ漬け。みるみるうちに黒く染まってゆき、薬剤は白濁してくる。本当は完全に浸るくらいに漬けるのがよい。 |
バットから引き上げたらすぐに水洗。 錆びや塗装が残っているとうまく黒染めできないので注意。15分くらいは漬けたかな。前回試したときは漬ける時間が短く、翌日には錆びが発生していたので、再度各パーツを染めてみた。 |
乾かすと写真のように炭のような黒さ。ティッシュで軽く拭いてみると黒い粉がとれる。完全に浸せなかったので、角が白っぽくムラになっている。 |
シリコンオイルで磨くと粉っぽさは無くなり、黒っぽいグレーでいかにも「鉄の黒染め」という雰囲気。 ちなみに、KMのSR16スチールハイダーは元々黒染め処理されており、意外と錆びにくい。「実物同様パーカライジング処理」というパーツは決まって錆びやすい。 |
ノーマルはプラパーツのノブだが、スチール黒染めの半光沢感が渋すぎる。M4A1のカッコ良い部分だと思う。 1日後確認すると何となく錆が浮いているっぽいので、シリコングリスをべっとり塗って酸化予防とした。完全には防錆できない模様。 |
RISのパネルを塗装してみた。 |
タミヤスプレーで、左がOD2、右がODの色。 ODのほうが色が濃い。 |
最終的にはODで塗装し、艶消しスプレーで仕上げた。 |
緑のタッパーに入っているレプリカコンプ。ローマウント、六角レンチ、レンズ拭き布が付属。バトラーキャップと電池(LR44ボタン電池×2)も最初から同梱。 |
レーザー刻印で「Ampoint」とある。実物は「Aimpoint(エイムポイント)」だが、版権の問題でこのように。4(for)TOYってのが笑。アムポイントと呼称するのか? |
付属のローマウントでは照準線より下がってしまうので、L型ハイマウントを購入。これもエイムポイントのセカンドバージョンレプリカ。ゲタパーツを取り外すことでハイポジションからローポジションにも使用可能。 |
M4に装着。固定ノブがデカイ。 マウント込みの重量は352g。トリジコンTA11タイプのスコープより約100g軽量だが、マルイ純正ダット+ハイマウントより100g重い。 |
サイティングするとこのように照準線よりほんの少し高い位置にダットが輝く。肉眼ではダットはもう少し小さく見える。光点はギラっとしている。 |
光量調整ダイヤルはクリック感があるニューバージョンで調整しやすい。レンズは青味が強く、ちょっと乱反射がある点が微妙。 |
大きさ比較。エイムポイントは30mmダットとしては大柄な部類にはいる。 |
各光学機器の重量は、トリジコンTA11レプリカ 494g、エイムポイントレプリカ 352g、マルイ純正ダット 235g。全てマウントリング込み。 |
赤い矢印の部分に、スイッチ接点用の突起があり、この部分に対物側からの光が反射して対物レンズの左下に乱反射を映し出していると思われる。無反射処理するべきでしょう。 |
←前述した乱反射の件だが、購入店エチゴヤに再度出向いていくつかの同商品を確認したが、同様の乱反射が見られた。 つまり、設計上の問題でレンズ左下に円弧状の赤い乱反射が映るようだ。状況にもよるが暗い場所を見ると反射が目立つ。対物側のバトラーキャップを閉じてみても見える。自分が明るい場所にいる場合に乱反射が発生するような気がする。 いずれにしても30mmチューブのレプリカコンプだし、あまり過剰な期待は禁物。外見の仕上がりはとても美しいので、M4の装飾品、くらいに考えよう。本当に実用性のあるドットサイトが欲しいユーザーは、もっと径が大きく、レンズの明るいダットをオススメする。 |
色の比較。同条件で明るさを調整しマルイ純正ドットとA-POINTを比較。 |
青味はかなり強い。30mmチューブと細いことも災いして室内だと暗く感じる。 |
外観はノーマルより一回り大きいが、とても握りやすい。G3のグリップに似ている。右側面下にERGOグリップのマーク。ゼニスのTACグリップよりシボのきめが細かく、品がある。 |
純正グリップエンドを使用する。ネジは付属で銀色というのがちょっと…。微調整のイモネジは結構奥まで締めないとベスポジにならない。ゲームにも使用してみたが、このグリップかなり握り心地が良い。オススメ。 |
ライラクスのジュラルミンシリンダーヘッド。(\1,600/スーパーラジコン) ジュラルミンと言うところに惹かれて購入。表面はアルマイト処理されている。 |
左、真鍮製システマシリンダーヘッドは26g。対して右のジュラルミンは10gと軽量。ノズルとの噛み合わせはシステマよりタイトなので、密閉性は高いと予想。 |
システマとはサイズが違う。ノズル先端からOリングまでは同寸、そこから後端までが約1mmライラクスのほうが長い。ピストンのストロークが短くなるので理論的にはパワーダウンとなるはず。組み込んで撃った感触は打撃音がちょっと大きいかな。 |
エチゴヤのベアリング加工済みEG1000モーター。トルクには変化がないが、最大回転数と燃費向上になるとのこと。システマのモーターは燃費が悪いのでこれに交換。 |
■G&G ARMAMENT バットストック for M16A2 SERIES(\4,800/スーパーラジコン) 今年の冬をプレーして、やはり、ラージバッテリが付けたくなる。低気温下でのバッテリー性能の低下に悩まされたからだ。これまでアングスのPEQ2に9.6V、1100mA二又バッテリーという構成だったが、1日のゲームが持たない。ちょうどラストゲームあたりになると回転数が落ちてきて、射撃不能になるのには何度か悔しい思いをした。ストレス無くゲームに集中するにはタフギアが必要と判断。と言うわけで、再度ラージバッテリーを検討する。 外付けポーチとか試してみたが、やはり見た目にスッキリ納めて、使い勝手も良いとなると固定ストックしかない。クレーンストックは伸縮時の配線加工が面倒そうだしねぇ。 |
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で、今回選んだのがG&Gのバットストック。色はかなりグレーだが、梨地処理してありリアルで渋い。ノーマルバットストックアッセンブリが442gに対し、G&Gは276g。かなり軽量!!。取り付けは写真のように短いボルトで、バットプレートを完全に外さないと取り付けできない。長いプラスドライバも必要。組み立てはちょっと面倒だ。ストックリングはライラクスのスチール製を使用(\1,500/ブレンブラザーズ)。 |
バットプレート部は樹脂でできている。ガツンと地面に置いたときの強度が気になるが、その軽さは魅力的。 ボルト頭はエッジが取れていて色も渋い。固定ストックは自分にはちょっと長すぎる。あと2cm短いラージ収納型固定ストックがあれば良いのにね。A1ストックを移植しても良いかも。 |
上がG&G、下がノーマル。形状は見分けが付かないくらい同じ。ただしG&Gの質感は樹脂のため真っ黒。梨地加工しているので安っぽくはないが、金属の風合いは無い。ノーマルは亜鉛ダイキャストで使い込んだカスレ具合がよいが、重い。 |
今使っている放電器はこれ。コスモエナジーの放電器。ハイボルテージにも対応。発熱量が少なくて良い。 \1,700くらい。 |
組み込み完成。全長は779mm、重量バランスはフレームど真ん中。バランスが後方に移動したため、より軽く感じる。ストックの中でバッテリーが少々暴れるが、スポンジなどを詰めればOK。ストック内のヒューズコードはActyのハイスペックコードを使用(\1,440/スーパラジコン)。スイッチを新品に、大容量コード、コネクタ数減少のため、同じメカ構成、バッテリーでもかなり回転数が速くなった。アイポイントを手前にするため、フリップアップリアサイトを外しスコープを1リブ後ろへ移動。 重量はラージバッテリー、マガジン+BB弾、スコープ込みで約3.6kg。フロントが軽くなった分、構えやすくなった。フォワードグリップは使い慣れてくると結構便利。 |
右の表は現在の状態で使用しているパーツリスト。全部で17万円。当然、買ってはみたものの、使用しなかったパーツもあり、それらを含めると20万円は超えているだろう。 そういえばYASは今年でサバイバルゲーム歴20年。1984年ごろ、月刊Gunでサバイバルゲームが紹介された当初からプレイしているわけだが、20周年に20万円のカスタムガンというのも何か因縁めいたものがある。 一丁の銃にこれだけ金銭を投入したのも初めてだ。電動ガンでこれだけパーツが豊富なのはM4A1しかない。 |
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上が大友商会AEG1900SCR、下がSUPER SANYO RC2400。デザインが派手。 |
SUPER
SANYO RC2400 8.4Vラージ (スーパーガン/\5,000) 人に銃を貸すためにバッテリーを購入した。このバッテリーはサンヨーのRC2400セルを使用しており、容量は2400mAh。 1900SCRより、大容量ではあるが、そもそも1900を一日で撃ち尽くしたことがない。電圧も1900SCRと同等かそれ以上で発射サイクルも一日中安定しており、オールシーズン使い勝手はよいだろう。5000発は撃てそうな感じだ。 大きさはマルイ純正ラージとほぼ同寸だが全長が1mmほど長い。重量は マルイ純正(サンヨー1300SC使用)が324g、1900SCRが410g、RC2400が440gと同寸でもずいぶんと差が出ている。測ってみて気づいたが、116gの重量差は結構大きい。 サンヨーの1500SCTが軽量化と容量のバランスに向いているような....。 |
※バッテリーの重さ比較 バッテリーセルは容量の大きさに比例して重くなる傾向がある。今回1500SCセルのラージバッテリーを入手。イーグル模型のRC1500SC(アライ/\1,490)。 ラージバッテリーの各重量を測定したのが左の写真結果。 やはり1500SCが重量、価格、性能を考えると最も費用対効果が高い。普通に1日のゲームで純正ラージでも十分であるが、\1,490で1500mAhなら断然お得。 |
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ハッコー
TAC-2628 (\6,980/フロンティア) 軽量化を考えてTA-11トリジコンタイプのスコープを変更してみることにした。軽量でコンパクトなハッコーのTAC-2628をチョイス。一般的な3-9*40のズームスコープに比べてこの小ささ。重量225g、全長183mm。 ※ ちなみに3-9*40のスコープが341g、TA-11タイプは494g(マウント含む)。 つぎに、スコープは軽量化したが、マウントに悩む。1インチチューブで良いハイマウントがなかなか無い。 |
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まず、使用していないRISをノーマルハンドガードに戻した。 |
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TAC-2628のレティクルはオーソドックスなクロスライン。水平を取りやすく、狙いやすい。 |
フリーダムのレールを前後逆付け。TAC-2628はほぼレシーバーと同じ長さの全長183mm。 |
TAC-2628のレティクルは一般的なクロスライン。 銃の水平を取りやすく狙いやすい。 対物径28mmということで、レンズはやや暗く黄色っぽいが、日中野外での使用は問題なさそうだ。 安いスコープにありがちなゴミや傷などもなく、とても綺麗な仕上がりといえる。アイポイントは7~8cmと十分長い。 |
↑耐久性は塗装に比べて抜群。ほぼ1年が経過した状態で月イチでゲームに使用しているが、剥がれは皆無。(というか塗装ではないので剥がれることはない) ただし、2箇所ほど左フレームに傷を付けてしまった。 原因はマガジンを抜く際に銃をお手玉してしまい(なんでやねんっ!!)、マガジンとフレームをガシッとぶつけてしまった傷が、ボルトリリースボタン左の傷。もう一つはスリングでキャリーしながら移動している際にピストルベルトの金具と擦れあってできたトリガー上の傷。それにしてもこの程度の傷しか付かない。 |
↑レール部分は様々な光学サイトをとっかえひっかえ載せているが、目立った傷はなく、エッジの部分がわずかにカスレているかどうかを確認できる程度。 |