G&P メタルレシーバー M4A1 [ITEM No: GP174] (\22,313/エチゴヤ東京) |
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前回のゲームで激しく転けた。銃を右側面から強く土の地面に打ち付けてしまったのだ。ハンドガードが外れ、バッテリーが転がっていた。作動には問題なさそうだったが、家に帰って分解してみると、なんとアルマイトしたシステマフレームの耳が割れていたのだ!! ショーック!!!! |
片耳割れたところでガタつくこともなく、実用上の不都合は感じなかったが、そこは気持ちの問題、もうひとつメタルフレームを買ってみることにした。気になっていたG&P製をチョイス。 |
G&Pはアッパーとロアフレームの固定方法が耳式ではなく、ツメ式。メカボックス挿入時に傷が付きにくく、スムーズに組み込める。 |
内部はうっすらと塗装されていないところがある。材質はアルミダイキャスト。重量はシステマとほぼ同じ。 |
右側から。面の大きなヒケもなく、表面はさらりとした濃いグレーの塗装。質感はサンドブラストしてような雰囲気。塗装も強力そうだ。 |
フルオートシアピンとハンマーピンはG&Gと同様に別パーツが埋め込まれていてリアル。アッパーレシーバーに「C AF」という刻印アリ。 |
付属物一式。ダストカバー、フォワードアシストノブ、セレクターは言うに及ばず、ダミーボルトはシルバーとクローム調が2枚、トリガーガード、チャージングハンドル、ボルトリリースボタン、マガジンキャッチ、メタルチャンバー、ホップアップダイヤル一式、パッキンまで付属している。至れり尽くせり。上記のうち、スチール製はピポッドピン、テイクダウンピン、ボルトフォワードアシストノブ、セレクターカバー、ダストカバー。付属のメタルチャンバーはシステマと比べてみても特に遜色がない。組み込んで射撃はしていないが、外見からは交換の必要性は感じられない。 |
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レールはシステマよりわずかに幅が少ない。また、レールの凹んでいる溝部分の間隔も狭く、装着できないマウントパーツが多いはず。今回はチャンバー周り一式(システマチャンバーとライラのパッキン)、ボルトリリースボタン(純正使用。付属パーツが固くて入らなかった)、マガジンキャッチ(スチールでリアルなG&G製)は使用しなかった。 |
せっかくなので、ダストカバーを開いた方向にテンションをかけて、シルバーのボルトを使用してみた。アクセントになって美しい。ただ惜しまれるのはボルトカバーが閉まらないこと。 チャージングハンドルを引けばボルトが後退してホップダイヤルの調節が可能な点はノーマルと同じ。 |
日本語フルカラー写真付きの分解・組み立てマニュアルが付属する。ストックリングはライラクスのM16ストックリング可変タイプ(\2,100/スーパーガン)を使用。 |
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ボルト穴の上部にダストカバー固定用の切り欠きがない。この辺はハリケーン製の方がリアル。ダストカバー内側のフックも無く、このあたりの再現性がイマイチ。 |
チャージングハンドルを引くとノーマル同様にホップダイヤルが調整可能。 |
刻印はシステマに比べ太く、はっきりとしている。写真のマガジンキャッチはG&Gのスチール製(正確には粉末冶金、焼結合金ともいう)に換装。これがなかなか良い。 |
アッパーとロアフレームの噛み合わせがわずかに隙間があり、メカボックスの銀色が見える。 |
アッパーとロアのフレームの隙間を埋めるために0.5mm厚のプラ板を切って写真の位置に瞬着で張る。これで隙間は解消され、より強固に固定できる。 |
カラー写真分解組み立てマニュアル付き。 |
トリガーガードは亜鉛ダイキャストで、成形痕が残っていてちょっと微妙。セレクターの感触はノーマルより重いがクリック感は適度にある。あまりピシッとした感覚ではない。 |
G&Pというメーカーのすごいところは常にユーザーの嗜好に合わせて、商品を改良していくところにある。このメタルフレームも何度か改良を受けている。最初は当時人気だったシステマフレームの模倣から始まったが、形状、塗装、ギミック、リアリティの改良を進めていき、いまやメタルフレームでは一押しとも言える商品だ。 |
G&Pのポートカバーがリアルではないので、COLT純正パーツを購入。 |
表側。COLT製に比べ、G&Pは中央の四角い部分が小さい。コの字型のモールドはG&Pの方がくっきりプレスされている。 |
裏側。カバーを開いたときに一番気になる造形がポートカバーを固定するフックの出っ張り。重量は14gのスチールプレス製。G&Pは10g。 |
デルタリングもCOLT製を購入した。スプリングとスナップリングの色はCOLTの方が艶消しでグレー。デルタリングはG&Pはアルマイトの真っ黒だったのをインディのパーカーシールで塗装してしまったが、COLT製もほぼ真っ黒だった。 |
左がCOLT製。アルミ製で艶消し黒。梱包袋にEDCO 10/02と記載してあったので2002年製かと思われる。デルタリング単体の重量はどちらも23g。アセンブリ一式で34g。形状違いは角の面取り具合。この面取りがあるか無いかで製品のクオリティが決まってくる。色はインディのダークパーカーに近い。これが噂のブラックダルフィニッシュ? |
いままでデルタリングはスチール製でパーカー色だと思っていたが、アルミ製だと言うことが解った。ちなみにトリガーガードもCOLT製はアルミと言うことだ。いろんなパーツがアルミ化しているようだ。ちなみにカバーのスプリングは銀色の実物写真が多い。アルミ化して欲しいパーツとしてはストックチューブとフロントサイト。130g+60gで190gは軽量化できるはず。GUARDERの5ポジションストックがアルミ製なのでこれでも良いがどうせなら6ポジションが欲しい。 |
イジェクションポートカバーのスプリングをマルイ純正のシルバータイプに変更した。次はRAS化というのも考えられるが、バッテリー問題がなかなか解決しそうにないので、しばらくはこのスタイルでゲームに使用してみることにする。 |
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G&G スチールセレクターレバー(\1,512/スーパーガン) またしても使えないパーツを買ってしまった。G&Gのマガジンキャッチが良かったので、セレクターも買ったのだが、質感はとても良いが、G&Pのアルミフレーム側の穴に対して、わずかにキツい。フレームの穴が6.0mmでG&Gのセレクターが6.1mm。つまり組み込めない。仮に削って入ったとしてもカチカチで回転しないと思う。 |
フレームの穴問題は削って何とかなったが、取り付けを断念せざるを得なかった原因はこの写真。プレート側とコネクトする部分のモールドが薄く、角が丸まっている。このためプレートとネジ止めしてもセレクターの回転と追従しない。見事なスチールブルーの質感だけにこれは惜しい。是非とも改良して欲しい。クリック感を出すためのボールベアリングも外れやすく紛失しやすい。全体的に明らかに設計ミス。 |
G&G スチールトリガー(\1,512/スーパーガン) これも勢いで購入してしまったが、よくよく形状を見るとエッジが立ちすぎている。指が切れそうだ。トリガー全面は真っ平らで、滑らかにラウンドしたノーマルトリガーと比べるととても感触が悪い。組み込んでいないので作動は未確認。 |
■どこかのメーカーでアルミ化して欲しいパーツ類 ・コルト純正サイズ6ポジションストックチューブ ・フロントポスト ・トリガーガード ・チャージングハンドル ・メカボックス 上記のパーツがアルミ化するとトータルで400gは軽量化できるはず。 |
■GUARDER M4ストックチューブ(ウィリーピート/\3,800) 軽量化のために購入したが、無加工ではマルイ純正パーツと互換性がなく、使用できないパーツだった。 重量は156gと最軽量。マルイに対して178gも軽量化できるのだが...。 |
あれ、チューブ側面の形状がなだらかになっている。 |
右のマルイ製と比べると角が滑らかに...。 |
もちろんこの部分が当たって、まったく入らない。また、チューブ径も太いようだ。G&Pのコルトタイプストック、ライラクスのLEタクティカルストックも入らない。 |
激震祭などでストックパーツを見ていると、どうやらストックチューブは実物でもGUARDERのタイプがあることが解った。つまりマルイ互換と実物互換の2種類があるというコトになる。ただGUARDERの場合、for MARUI Originalと言い切っているところが最低。で、軽量なGUARDER製を是非取り付けたい、ということで、G&Pのコルトストックを削ってみることにした。 |
用意したのは左の写真の工具類。内面の角を削るための長い平ヤスリと、ストックチューブ径もマルイの29.0mmに対してGUARDERは29.8mmと径が大きいので、内径を広げるためのフラップホイル(円筒形の紙ヤスリ)と奥まで届くようにエキスパンションシャフトを揃えた。また、念のため30mm径のドリルも用意したがこれはほとんど使わなかった。だいたいストレス無くストックを伸縮するには内径30mm程度に広げる必要がある。 |
結果的に本体+4倍スコープ+ミニバッテリー+マガジンフル装弾の状態で3kgを切り2960g。 |
ストックを一番縮めた状態。ノーマル長の5ポジションストックなので、凹みができる。 |
KMのカスタムノズルを組み込んでみた。先端がラウンドカットされているのが特徴。段差の位置が違うのが気になる。 左からKM企画製ラウンドカスタムノズル、システマ製エァ・シール ノズル、マルイ純正。 |
内側のエア漏れシールOリングは2重となっている。 組み込んだ結果、射撃時の音がこもったようになり、密閉度が高まったような気がするが、初速には変化がなかった。ただし、ほんのわずかに初速が安定したので、命中精度が良くなる傾向にあると言える。 |
マルイ純正のハイダーワッシャーは写真のようにスプリングと凹みのあるリングで構成される。これが厚みがあり、何とも「もっさり」とした印象を与えてしまう。G&Pも同じ構造で、ハイダー角度調整用のワッシャーが付属するがマルイ同様のためやはりカッコ悪い。 |
バイクや自動車用のドレンパッキンを利用してドレスアップを試みた。サイズは外径20mm×内径14mm×厚み1.5mmのマツダ車用がアルミのシルバー2枚入りで252円。外車用の同サイズで銅製のものが1枚63円と非常にリーズナブルな価格。オートバックスなどで取り扱っている。 |
早速装着。サイズはピッタリ。実物も発射ガスがこの部分から漏れないように柔らかい金属でパッキングしているハズ。角度調整も偶然ピッタリだったが、G&Pの薄いワッシャーで調節するか、ちょっときつく締め込めばパッキン自体が柔らかいので、角度を多少は調整できる。 |
ちょっと銀色すぎるか? ただ、実物もシルバーのパッキンを多く見かける。発射ガスで汚れる部分なので、塗料などで「汚し」などのウェザリングを施すと良い感じになるかもしれない。ちなみに銅製のパッキンも付けてみたが、ちょっと微妙だったのでアルミ製で落ち着いた。 |
ちなみに銅製パッキンを装着するとこんな感じ。個性的ではある。 |
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COLT社のページに載っているM4コマンド。11.5インチバレルでハンドガードがやや細身。ストックは強化タクティカルタイプ。これと比べるとG&PのM733フロントキットはバレルがちょっと短く感じる。11インチくらいか。 |
ニッケル水素電池intellect1200。その名の通りミニバッテリーサイズで1200mAhの大容量。定価2780円が、2340円と価格も安い。重量はGP1100と比べても6g軽い。 |
こちらはGP1100。161g。これでも十分パンチ力と容量は確保している。ノーマルならば使用環境にもよるが2000発は楽勝で撃てる。 |
アルミ製のドレンワッシャーがあまりにも銀色すぎるので、黒染めしてみることにした。今回用意したのはアルミの黒染め液。 |
最初、筆でトロトロ塗っていたが、黒ずむもののあまり染まらないので、万年塗料皿に2ccほど注いでドブ漬けしてみた。するとみるみる細かい気泡が表面から浮かび上がってきてブツブツと湯が沸くかのごとく黒くなっていく。30秒ほどでヤバげな感じになってきたので、引き上げてみると白い煙とともに温泉卵のような臭いが...。コワっ。部屋を換気してよく見るとざらっとした感じで焦げたような黒さ。ま、コレはコレで良いか。 |