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ノーベルアームズ COMBAT T1 ドットサイト
レポート:池上ヒロシ
手のひらにすっぽり収まってしまうほど小さいのに、ドットサイトとしての性能がピカイチということで大人気なのがノーベルアームズのCOMBAT T1だ。ドットサイトの「枠」になる部分の厚みが極めて薄く、さらに前後幅(筒の長さ)が短いため、照準をつけようとするときに視界を遮るものが極めて少ないのが大きな特徴だ。デザインモチーフになっていると思われるのは、AimpointのMicro T1。報道写真などで米軍兵士が使用するM4カービンに搭載されているのを見る機会も多く、サバイバルゲームでも実物・レプリカ品含めて使用者が多いサイトだ。
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■スペック
倍率: | 1倍 |
レンズ径: | 22mm |
全長: | 68mm |
重量: | 177g(ハイマウント使用時) |
ドットサイズ: | 4M.O.A. |
付属品: | ローマウント、キルフラッシュ、レンズカバー |
価格: | 17,500円(税抜) |
実際のビューについての説明
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明るく鋭く小さいドットが正確にターゲットの上に張り付いている。小型ドットサイトにありがちな、ドットがレンズの中心から外れたときの歪みや乱反射みたいなものも、ほとんど感じられない。
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ドットの明るさは11段階に調節できる。上は最と明るくなる「11」で点灯させたところ、左は中間となる「5」で点灯させたところ。これ以上暗くすると昼間の屋外ではドットを視認するのが難しいくらいに暗くなる。
電池交換
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マウント方法
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M4カービンなどサイトに高さが必要な場合はハイマウント、ボルトアクションライフルやM14、あるいはハンドガンなどできるだけ低くマウントしたいときはローマウントといった具合に、入れ替えて使うことができる。
ハイマウント、ローマウントの入れ替えは、底部にある4本の特殊スクリューを外して行う。専用のレンチが付属するのだが、購入時は物凄く固く締められているので、覚悟して取り掛かること。大事なことなので2回書くが、物凄く固いので、ネジ穴を舐めたり手を怪我したりしないように十分注意すること。
※写真では指で摘んで簡単に回してるように見えるが、実際はこんな生やさしいやり方じゃ無理だ。
ハイマウントの時は、レバー操作で簡単にサイトの着脱ができる「QDマウント」になっている。写真左がクローズ・ポジション。レバーについているロッキング・ボタンをスライドさせることでオープン・ポジション(右)に展開することができる。
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ゼロイン
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上部がエレベーション、右側面がウインデージの調節スクリューだ。手で直接回すのは無理で、マイナスドライバーか、小さめのコインなどが必要。「UP」「R」と矢印が書かれているが、書かれている通りの方向に回すと書かれている通りの方向にドットが移動する。
ここがポイント
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T1に付属する、薄い金属板を蜂の巣のように組み合わせた形のレンズカバー、「キルフラッシュ」。レンズを衝撃や被弾から護るのが主な目的だが、ドットサイトを前から見た時にレンズの反射が目立ってしまうのを抑止するという効果もある。
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キルフラッシュ有りと無しの比較。
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ノーベルアームズ WEBサイト
http://www.novelarms.co.jp/
2015/04/29
■関連レビュー
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ドットサイト・スコープ特集 定番の光学照準器