グアム実弾射撃 2016 パート1 グアム一人旅!?
さて、今回で9回目となるグアム実弾射撃ツアーだが、今回はちょっといつもと事情が違う。まずグアムの野外射撃場事情だが、毎年行っていたワールドガンがなんと2016年2月に閉店!!
仲田社長や日本予約センターの竹部さんからの話だと、オフィスの更新契約が取れず、移転先も見つからないので、ラスベガスに場所を移して再営業を始めるという。それがちょうど2015年末の話で、それからしばらく再営業の話も出なかったので、心配していたところ年が明けての1月に公式サイトにて閉店のお知らせ。
長らくお世話になっていたワールドガンだっただけに非常に残念だった。
そんなものだから、意気消沈して、今年は実弾射撃ツアーの企画も立てていなかった。
ところが今年5月になって、「グアムに実弾射撃に行きますけど一緒にどうですか?」と兵庫県西宮の手作りアクセサリーショップ、サージェンツハートさんの突然のお誘いを受けた。同期間中には昨年も訪れたCQBグアムにて上矢会という射撃会が開催され、上矢ゆいちゃんとCQBグアムの受付代行されているライターでもあり、シューターの石井健夫さんもいらっしゃるという話もあり、取材させていただく形での参加となった。
したがって、今回はなんとスタッフ自分だけというグアム一人旅。もちろん現地では日本でお世話になっている皆さんと合流するのだが、基本的にゲストを招いての去年までとは全く企画が異なり、CQBグアムに射撃しに来たみなさんを取材させてもらう、という内容。まあ、実際にCQBグアムに射撃に行くとこんな感じで楽しめますよ~、というリアルな内容がわかると思うので、そんな感じでお付き合いくださいませ。
日本からグアムまで飛行機で3時間40分、あっという間のフライト。
今回グアムで宿泊したのはタモンのホテルロードの一番北側にあるベイビューホテル。サージェンツハートさん御一行と同じホテルにした。
一人旅なのでシングルルーム。内装も綺麗でシャワーのお湯の出が弱かったのを除き(笑)、快適に過ごせた。
シングルでの宿泊だったからか、10階の最上階に案内され、タモン湾が一望できる抜群のロケーションだった。
CQBグアム 野外実弾射撃
CQBグアムで実弾射撃を楽しむには、まずは公式サイトから予約申し込みが必要。とくに週末は現地のシューターも射撃しに来るパブリックレンジを使用するのでいろいろと調整が必要なのだそう。
射撃当日の朝にはオーナーのスティーブさん自ら車で宿泊ホテルに迎えに来てくれる。スティーブさんは日本語ペラペラなのでコミュニケーションも安心。
もちろん自分たちでレンタカーを借りて事務所やレンジに行ってもOK。
CQBグアムでは取材時点でハンドガン72種、長物25種ほどのラインアップがあった。老舗だったワールドガンに比べると銃の種類は少ないが(というかワールドガンがハンパなく多かったのだが...)、それでも人気どころの銃は取り揃えていて、特にハンドガンは充実している。またCQBグアムではスキルに応じてホルスターからの抜き撃ちや、移動しながらの射撃、ライフルと拳銃を組み合わせたタクティカルシューティングも楽しめるのも魅力。
オフィスで撃つ銃を選んで、弾を購入したらレンジへ車で移動する。
レンジまでの途中、DAY BUY DAYというスーパーマーケットに寄って飲み物やらお弁当などを買っていくのがいつものパターン。
チャモロ シューティングレンジ
射撃するのはグアム島の西側、ピティ山中にあるチャモロシューティングレンジ。ここは現在A~Dまで4つのシューティングベイがあるパブリックレンジだ。ハイパー道楽の読者であればピンとくると思うが、ここはワールドガンも使用していたレンジで、ワールドガンではこのベイBを専属使用契約していた。
ワールドガン閉店に伴い、すべてのベイがパブリックとなり、その時に空いているベイを使用するという形になっている。
こちらはベイA。30ヤードほどの距離で、GOSRのレンジマスターだった現MESA Armory(パート3で紹介)のジョーさんが自身の射撃ツアーでよく使用している。
こちらはベイC。地元のシューターや、ポリスが訓練に使用していることが多い。ベイBと同じく距離は50ヤードくらい。
こちらは一番奥にあるベイD。2015年のCQBグアム紹介で使用した場所。距離は40ヤードほど。今年は週末に地元のマッチが開催される場所でもある。
今回お世話になったCQBグアムのスタッフの皆様。中央がオーナーのスティーブさん、左は受付代行されているジャパンサービス部の石井健夫さん、右はグアム現地法人としてCQBグアムの運営をサポートしている曽山さん(通称タカさん)。
CQBグアムでは今回から写真のようなAR400鋼材を使用したスチールプレートを導入。スピードシューティングなども楽しめる。プレートに実弾が当たった時のカーン!という音がとても気持ち良いのだ。
上矢会に参加すべく、福井県からお越しのお二人。CQBグアムではこんなミリタリーなコスプレして射撃するのもOK!。ただし週末の混雑時は地元の警察官や軍人さんも射撃しに来ることもあるので禁止、ということになっているそうなのでご注意を。
もちろんミリタリーマニアだけでなく、観光でグアムに来て射撃はほぼ初めて、といった方達も参加していた。銃の取り扱い方はスタッフが丁寧に教えてくれる。
スチールプレートを5枚立てて、スティールチャレンジやウエストコーストスティール風のステージを楽しむこともできる。丸いターゲットだけでなく、四角いレクタングルも導入されるそうなので、組み換えで様々なステージに対応可能だ。
CQBグアムではMyGunメンバーズ制もあり、自分だけの専用銃を購入して保管しておくこともできる。
こちらのシューターさんはなんとSTIイーグル5.0を購入されていた。
STIイーグル5.0。口径は9mm。KSC製ではなくて実銃。カッコいいなぁ。 シューティングに使用するなら多弾数で反動が.45口径に比べて小さい9mmが人気。
グアムの野外射撃場は弾込めも自分で行う。ファクトリーアモの箱から弾をジャラジャラと取り出して、マガジンに装填するのも楽しい作業の一つ。
弾もその時々でいろいろな種類が入荷されるのが面白い。今回は9mmルガー弾だけでもこんなに種類が豊富だった。左からFEDERALのアメリカンイーグル115gr、Blazer Brassの115gr、Aguilaの124gr、IMIの115gr、WPAの115gr。弾頭重量の違いで、撃ち比べたりするのもマニアック。
9mm弾の実包。メーカーによってケースの形やブレッドの色にも微妙な違いがある。リムの刻印がメーカーによって異なるのも注目だ。うーん、ピカピカしていてもう見ているだけで興奮してしまう!!
グアムのホテル街にある室内射撃場では、弾込めもすべてスタッフが行ってしまうので、実弾をこうやってまじまじと手に取って眺められるのはやっぱり野外射撃しかできない魅力と言える。
今回は銃器ライター&シューターの石井健夫さんに解説・実射いただきながら、CQBグアムで撃てる銃器のほんの一部ではあるが紹介したい。
マルイのガスブロ? いえ、実銃のグロックです
まずは定番とも言えるグロック2丁の紹介。
東京マルイからもガスブローバックが発売されたグロック34と、グロック22。CQBグアムにはそれぞれGen4バージョンが撃てる。
グロック22 Gen4。.40S&W弾を使用する。実銃のグロックのトリガーの感触や、口径の違いによるリコイルの差などを実感できる。
解説・実射動画もどうぞ。
分解・清掃もできるCQBグアム
もちろんグロック17 Gen3もラインアップしているので、普段サバゲーでマルイのグロック17や18Cを使用しているユーザーも馴染みやすい。
また腕に自信さえあれば射撃後にオフィスで分解・清掃もさせてくれる。
実際に石井さんにグロック17の分解組立をしてもらった動画も撮ったのでどうぞ。
ドイツ H&Kの人気ポリマーフレームオート
H&K USPコンパクト。お馴染み米ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズにて主人公のジャック・バウアーが使用する銃。
それと比較するのはこちらも同じくH&K製の最新型のポリマーフレームピストルVP9。どちらも9mm×19弾仕様の拳銃をわかりやすい動画で解説。
やっぱり1911、ガバメント
エドブラウン カスタム.45。.45ACPを使用する1911。仕上げが綺麗な一丁。
キンバー タクティカルプロ II 。コーンドバレルになっていて、現代的なカスタム1911。
この二丁を比較解説しながら射撃。
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2016/08/06
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