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さて、グアム滞在2日目はいよいよ野外シューティングレンジのGOSRにいく。もちろん事前に日本からネットで予約を入れておいた。
朝6:00起きで準備をし、7:00にはホテルを出る。
GOSRは島南部のタロフォフォエリアにある。
ホテル街からは車で約40~50分程度のドライブ。距離にして30kmくらいだ。
レンタカーで行くので途中ハガニアで朝食をとっていく。ホテルの朝食は高いしね。
選んだのはハガニアにあるシャーリーズ・コーヒーショップ。
店内には地元の人しかいない。
観光客は我々だけだ。
シャーリーズは中国とアメリカ文化を取り入れた独特の雰囲気の店内。旧正月の飾りつけとかが残っていた。
シャーリーズはグアム島内に4店舗ある。
写真の地図のマーキング位置がおかしいが、空港内、タモン、ハーモン、ハガニアにある。
朝食メニューは$7~$9程度。
ステーキなんかも置いてある。
これはオムレツとトースト。アラレとミッチーがチョイス。結構なボリュームだ。
YASはスパイシースパムとスクランブルエッグにパンケーキのセット。いずれも$7くらいだった。これにコーヒーが付く。
朝からふわふわのパンケーキに蜂蜜をたっぷりかけて食う。美味い。ピリ辛のスパイシースパムが気に入った。
シャーリーズを8:20にでて、4号線を南へ下る。タロフォフォ湾を越えて3kmくらいで写真の看板が見えるので右折。
そこから2kmくらいでGOSRに到着。タロフォフォの滝・リゾートパークと同じ場所だ。
GOSRの良いところはオフィスとレンジが併設しているところ。
ちょっと撃ってみて、もう少し撃ちたいなと思ったら、すぐに弾を購入できるのは非常に魅力的。
GUAM OUTDOOR SHOOTING RANGE、略してGOSR。ゴーサーと発音する。
昨年も来たのだが、夕方にきて9mmを40発ほどしか撃っていない。今年は沢山撃つぞ!!
オフィス内には数々の銃器が並べられている。
ショーケースの上にさりげなく拳銃がアクリルスタンドで飾れらていると、まるでエチゴヤにでもいる錯覚に陥るが、これは紛れもない実銃。
ハンドガンは日本で人気のモデルを中心に大抵のものは網羅している。
MP5SD!! (上)
YASのサバゲでのメインアームだったりするので、迷わず撃つことにした。
下はAKM。7.62mmx39弾。AK47の改良版だが、これもアラレが撃つ。
もちろん人気のM4カービンもある。
今回は下のM4/POF&TROYという、カスタムM4を撃った。
オーナーの鈴木さんと、ゴールドに輝く愛銃のウインチェスターM1873ライフル。45COLT弾を使用する。その色から「イエローボーイ」と呼ばれる。すごい迫力だ。
ちなみに、レンジマスターのジョーが数日前に腰を痛めたとかで不在。甥っ子の二人がレンジマスター業務を行っていたw。
GOSRのレンジ奥から望む。GOSRはレンジがワイドで広々していて気持ちが良い。朝イチだと太陽は射手に対して右上にあり、夕方になるにつれて背後に沈む。風通しも良く、発射ガスがこもることもない。
レンジ左には約15mの位置にペーパーターゲットが設置されている。
ほとんどの場合、ここでハンドガンを最初に撃つことになる。
レンジ中央の広々した空間には古タイヤに風船が取り付けてあり、地面には缶ジュースやペットボトルなどがターゲットとして置かれている。
一番奥のレンジは現在スピードシューティング用のスチールターゲットが設置されている。
ハンドガンで撃つとキンッと音を響かせるので、腕に自身がある方は是非お試しあれ。
今回自前でいくつかのシューティングアイテムを持っていった。
まずは電子式イヤマフのPELTOR Tactical 6-S。単四電池4本で駆動し、左右にマイクが付いていて周囲の会話や環境音を拾ってくれる。そして80デシベル以上の射撃音は瞬時に遮断してくれる優れものだ。
もうひとつはサバイバルゲームでも使用しているオークリーのファクトリーパイロットグローブ。
これとシューティンググラスとキャップがあれば、なんとなくそれっぽくない?
ちなみにぺルターの6-Sはディスカバリーチャンネルで放送のドキュメンタリー「フューチャーウエポン」で案内役の元ネイビーシールズ、マック氏も使用する。
で、今回撃ったハンドガンは、.380ACPのワルサーPPKとSIG P232、38スペシャルのS&W M642エアウェイト。
9mmルガーのベレッタPX4ストームとSIG P226R。
PX4ストームは今年東京マルイからガスブローバックでモデルアップ予定だ。
奥から.40S&WのS&W M&P、.45ACPのスプリングフィールドXD45、コルトM1991A1。
それと、.357マグナムのコルト パイソン。
長物は9mmルガーのMP5SD、7.62mmx39のルーマニアンAKM、.223のM4 POF&TROY カスタムライフル、7.62mmx51のスプリングフィールドアーモリー社製のM1A(M14のフルオート機能をなくした民製品)。
今回GOSRでは、YASとアラレで300発以上の9mmルガー弾を撃った。
.45ACP、.40S&W、380オートは各50発、.357マグナムと.38splは各25発を撃った。
ワルサーPPKは.380ACP弾を使用する。
撃ち味は鋭く感じた。
ちなみに、コレ、米国の小型ピストル輸入規制対策として全高の高いPPK/Sではなく、よりグリップの小さなPPKだった。
PPKのディティール。ほど良くエッジの立った硬質感と重量感が最高にカッコイイ。
こちらも.380ACP弾を使用するSIG P232。PPKより若干反動が柔らかく感じる。
GOSRハンドガン射撃ムービー
P232の排莢の瞬間。
PPKもP232もそうだが、スライド位置が低い。ハイグリップ気味のYASはグローブをしているとスライドが当たって、ジャミングしやすい。
ほとんどの場合、ジャムはホールドの甘さに起因しているようだ。特にコンパクトガンはその傾向が強く出る。グリップの仕方を考えないとなぁ。
SIG P226Rも撃ってみる。
撃ち味は鋭いがコントロールしやすく、とても撃ちやすい。
ベレッタPx4ストーム。ロータリーバレルロッキング方式を採用するイタリア・ベレッタ社の最新オートマチック。9mmルガー弾を使用。
断然撃ち味はマイルドに感じる。
S&W M&P、.40S&W弾を使用。
9mmと比べてもリコイルはそれほど強くない。
M&Pの40口径は、.45ACPというよりは9mmのリコイルに近い感じ。
SFA XD45、.45ACP弾を使用する。
同じ口径のガバと比べるとマイルドで撃ちやすいし作動性も良い。
S&W M642エアウェイト。38スペシャル弾を5発装填できる。Jフレームの最新世代。チタニウム合金製でむちゃくちゃ軽い。トイガンのようだ。
ハンマーは露出しておらず、ダブルアクションで撃つ。トリガーが結構重く、リコイルはビシッと鋭いのでコントロールしにくい。
なんか当たる気がしない。護身用にするならやはりオートかなぁ。
コルト パイソン 6インチ。.357マグナム弾を6発装填可能。今回初めて.357マグナム弾を撃ってみた。
リコイルはそれほどでもないが、シリンダーから漏れる炎が顔面を包むような感じ。顔が熱い。しかし、ハンマーやトリガーのアクションは非常に滑らかで撃ち易かった。コレはいいね。
MP5SDは9mmルガー拳銃弾を使用するが、とても撃ちやすく、反動も少ない。ボルトストロークも短いのでコントロールしやすい。
フルオートでもラクラクいけそうな感じだったが、ここはグアム。フルオート射撃は許可されていないのが残念。
なお、射撃音は普通だったので、サイレンサーは効果のないダミーだと思う。
アラレが撃ったルーマニアンAKM。
撃った感想は、構えやすくてM4やM1Aよりセミオートで連射しやすく、扱いやすい銃だった、とのこと。
AKMはウルフの7.62mmx39。
弾頭重量122グレイン。グレーのスチールケースが特徴だ。
GOSR ライフル&SMG射撃ムービー
M4 POF&TROYはトリガーが非常に軽くチューンされている。不用意に触ると暴発しそう。しかしながら、構えなれたM4だけに撃ちやすく、反動も少ない。
アイアンサイトだけだったので、次回撃ちに行くときはダットサイトでも持っていこうかな。
M4用の.223レミントンはPMC Bronze。
弾頭重量55グレインのフルメタルジャケット弾だ。
スプリングフィールドアーモリーのM1Aは7.62mmx51ライフル弾を使用する。たった5発だがアラレが撃った。
昨年ワールドガンでMAGもM1Aを撃ったが、マガジンの入れ方やセフティの場所、ローディングの仕方に悩んでいた。
もっと勉強しなきゃね。で、射撃後、肩が痛いといって服を脱いだらストックの当たった部分が赤く腫れていた。結構な反動があるようだ。YASはまだ7.62mmx51弾を撃ったことがない。
最後に余った9mmでターゲットペーパーを撃ってみる。
銃はSIG P226とベレッタPx4ストームを交互に撃ち分け。
去年よりは格段に腕前は上達した。
15m先のターゲットペーパーには全弾着弾できるようになった。
それでも左下に弾が流れているのはフリンチングとトリガーワークがヘタだからだろう。
結局この日、GOSRでYASとアラレで撃った弾は約500発。金額にして$1000ちょっとだった。また今回の購入金額で9mmルガー弾が60発サービスされたのも嬉しいところ。
なんだかんだで撃ち終えたのは15:30。お腹すいたなぁ、と帰路に着く。
そういえば車のトランクにターゲットのスイカを積んだままだった。撃ってもいいよと言われていたが、我々がGOSRにいる間、次から次へとお客さんが入ってきて途切れることは無かったので、気兼ねしてしまった。日曜日とはいえ、ずいぶん繁盛している雰囲気だ。
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