いよいよ、パラレスキューの武器展示を紹介。
今年も昨年同様にパラレスキューの展示があった。ただ、今回もたくさんの人で賑わっており、ブースに近づくことすら困難なほどに人が集まり、すべての展示銃をじっくり撮影するどころの状況ではなかったが、なんとか一部撮影に成功したものを掲載する。
パラレスキューのメインアーム、M4A1カービン。全体がフォレストグリーンに塗装されている。
パラレスキューの隊員は軽々持つが、グレネードランチャー付きフル装備のM4は結構重い。
ロアレシーバーはコルト純正のフルオートバージョン。
サイドレールにはAN/PEQ-15 赤外線レーザー照準機を装備。
Elcan SU230(SpecterDR) - 1x/4x Red Dot Combat Sightが搭載されている。$2,000もする高級スコープ。
バッテリーを内蔵し、レティクルが光る。
SU230はSpecterDRのUSSOCOM採用品でレティクルは民生品とは異なるようだ。
Elcan SU230(SpecterDR)のレティクルはトリジコンのACOGのような垂直線に水平線ゲージが何本か入っているタイプ。
これをARMSのQDマウントでレシーバートップレールに装着。BUISはなし。
QDサイレンサーも装着されていた。
クレーンストック。
あー、もう、このまんま持って帰りたいw!!
RASのトップレールには綺麗にレールナンバーを残してある。もともとこういう仕様のRASがあるのかな?
フロントサイトはオーソドックスなデルタポスト。
エジェクションポートカバーの裏と、ボルトキャリアを見る限り、あまり使用された形跡はなくほぼ新品のM4A1カービンを展示したようだ。
RASのボトムレールを取り外して、M203グレネードランチャー装備している。
米軍制式拳銃であるM9ピストル。イタリアのベレッタM92FSのミリタリーバージョンだ。
グリップにはCTC(Crimson Trace Corporation)社のレーザーグリップが装着されている。
グリップの右側面上側にレーザーモジュールが仕込まれており、こんな感じでレーザーが点灯する。
オンオフのスイッチはグリップ左側面にある。
CTCのグリップはなかなか握り心地がよい。
ホールドオープンしてみる。
ファイアリングピン周り。
スライド上部。
ハンマー左側面には去年の展示物とは異なり、部品番号の刻印があった。
フィーディングランプ。
お馴染みのコルトM1911A1ガバメント。
左の刻印はかすれてほとんど見えない。
オールドオープン。
やっぱり実銃のリコイルスプリングは重い。
ファイアリングピン周り。
結構錆びているし、リアサイトもちょっと欠けているのがリアルというか。
M240B機関銃。7.62mm×51 NATO弾を使用する。Elcanの4倍スコープを搭載している。
M14 EBRライフル。
これも7.62mm×51 NATO弾を使用する。
Leupold M3スコープを搭載。
レミントン M870ショットガン。BLACKHAWK!のKNOXX BREACHERSシリーズ、SpecOps NRS Shotgun Stockが装着されている。光学照準器はAimpoint COMP M2。
F-22を警備する空軍兵士。
その背中にはM4カービンが。しかもAN/PEQ-2が装備されている。
ちなみに、この迷彩服はABUという米空軍オリジナルの迷彩柄。陸軍のACUと色味が似ているが、パターン自体はベトナム戦争時代のタイガーストライプ迷彩によく似ている。
ロアレシーバーはバースト仕様。レシーバートップレールにはMATECHのBUIS(バックアップアイアンサイト)が装備されている。しかし、この警備兵のM4はところどころ錆びているなぁ。
レールハンドガードにはAN/PEQ-2レーザー照準機を搭載。
しかしフロントサイトは錆び錆びだ。
このレール、ちょっと珍しい形状。GG&GのAR15 Tactical Forearm Non-Free Floatingを使用している。
樹脂製のハンドガードに直接AN/PEQ-2を搭載している兵士もいた。
警備兵はハンドガンの使用率も高い。
見かけた兵士のすべてがサファリランド社のレッグホルスターにM9ピストルを差していた。
ベレッタPx4がないかと必死に探したがなかった。何人かの兵士にも聞いてみたが、そんなの知らない、とのこと。
陸軍の米陸軍特殊部隊 第一特殊作戦群 第一大隊、昔で言うところのグリーンベレーだが、今はマルーンカラーのベレー。
ACUの戦闘服にタンカラーのブーツという構成。
マット・デイモン似の特殊部隊兵士!?。映画「ボーン・アイデンティティ」が観たくなった。
彼は第10山岳歩兵師団出身。
イラクにも2年ほど行っていたそう。
ゲートの警備兵。
お疲れ様です。
ABUを着る空軍兵士の足元はフォレストグリーンのブーツ。Belleville 600ST ABU Sage Green Hot Weather Safety Toe Boot。
航空自衛隊、府中基地からは軽装甲機動車が展示されていた。内部も開放されていて、装甲の厚さも確認することが出来た。
また、ケブラー繊維素材である戦闘防弾チョッキ3号や88式鉄帽も展示されていた。
右の隊員は航空自衛隊オリジナル迷彩の野戦服を着用している。キャップのADOGはAir Defence Operation Groupeの略だとか。
座間駐留の78th AVIATION BATTALION(米陸軍 第78航空大隊)パッチ。
USミリタリーTVの兵士も取材に追われていた。
やっぱり友好祭は肉を食べないとね。
そして間にかき氷を食べて...。
そしてホットドッグを食す。太る。
今年はF-22 ラプターを見る事ができて本当によかった。パラレスキューの武器展示もだんだんグレードアップしているし、警備兵も今年からAN/PEQ-2が装備されるなど、徐々に装備が良くなって面白い。ウェア類も年々変わっていて楽しい。
昨年は雨で大変だったが、今年は曇りと晴れ間も見えて撮影には絶好の天気だった。それでも帽子と日焼け止めは必須。
さて来年はどんな装備が見られるだろうか? 今からワクワクする。