2008年8月23~24日に開催された米空軍横田基地(東京都)の模様をレビュー。
本来であれば、航空機の展示がメインであるが、ここ数年、スモールアームズの武器展示や、米軍の装備類なども注目するものがある。ハイパー道楽のサイト趣旨からして、そちらメインで紹介していきたいと思う。
で、我々が行ったのは23日の土曜日、あいにくの雨。JR青梅線、牛浜駅から第5ゲートまで歩く。
去年も展示があった第31救難飛行隊、パラレスキューの展示に急ぐ。
テント内は人でごった返しており、カオス状態。もはやまともに撮影なんて出来そうにない。雨で暗い上にブルーシートのテントで露出もWBもむちゃくちゃだ。しかし、人垣をかき分けやっとのことでまずは米軍制式拳銃のM9ピストルを手にとってみる。
今M9ピストルはマイブーム。
M9ピストルはイタリアのベレッタ社製のM92FSを米軍が採用した9mm×19拳銃弾を使用するハンドガンだ。
刻印やらディティールをなるべく撮ってみる。
スライド右側の刻印。
リアサイトはホワイトドット。
ファイアリングピンのモールドも撮れた。
右側のアンビセフティの留めピンは2本。
ハンマー回り。
ハンマー回り、その2。
ハンマー左側面に部品番号の刻印は無かった。
グリップスクリューは6角ネジ。
フレームが艶消しでスライドは黒光りしている。
武器展示の模様ムービー
M240機関銃。7.62mmNATO弾を使用する。
EBR。M14の進化系。これも7.62mm×51mmライフル弾を使用する。
EBRのボルト回り。
EBRのハンドガード。
M4カービンの展示もあった。今年のM4はM203グレネードランチャー付。
リアサイトはMATECH BUIS、エイムポイント COMP M2に後期型L形マウント。エンハンスドストック。
M4のレシーバー左の刻印。
空軍といえば今年からチラホラとABUを着ている兵士が見受けられた。
ゲートにて、軍用犬を連れている兵士。
ABUとはAirman Battle Uniformの略で、ベトナム戦争の頃からあるタイガーストライプという迷彩柄をデジタルパターン化し、陸軍のACU迷彩の色味に変更したような米空軍オリジナルの最新のカモフラージュ。
基地内を警備する兵士。左の女性兵士はABUのECWCSゴアテックスパーカーを着用。ブーツは二人ともセージグリーンカラー。ホルスターはサファリランドが多かった。
土曜日は天候が悪く、残念ながら降下がなかったが、沖縄に駐留する米陸軍の特殊作戦群兵士が来場者と記念撮影をしていた。
ACUカラーにマルーンベレー。
伍長や軍曹が多かったが、一人だけWarrant Officer 2を見かけた。
ブーツはデザートカラー。
これはBATES。
このブーツはBELLEVILLE製のもの。
ACUカラーのインシグニアを装着している。右腕には第4歩兵師団とか、第82空挺など。
パラレスキューの装備展示でLBT-6094A プレートキャリア。
本職の米軍兵士が着ると小さく見えるけど、小柄な日本人が着るとかなりデカイ。
MICHヘルメットにNVGマウント。
後頭部にIRライトを装着。
ADVENTURE LIGHTS VIP IRライト。
肉眼では見えないが、ナイトビジョンでは点滅しているのが見える。
ムービーにて紹介。
プレキャリの右サイドにハンドガンのホルスター。
フロントのコンパスポーチ。
アドミンポーチにコンパスとガーバーのマルチツール。グローブを留めるためにカラビナを使用している。
フロントポーチにはナイトビジョンマウント。
ナイトビジョン、PVS-7。
対物側に即席のフィルターを付けて昼間でも見られるようになっていた。
映像は緑一色だが、クリアで見やすかった。
ムービーで紹介。
PELTORのイヤマフ。
COMTAC MT15H68FB-18。
装着すると通常の環境音や会話は電子的にスピーカーから聞こえてくるが、大きな音や手拍子などの破裂音は音がカットされる。
爆発物処理班の展示にあった東京マルイの電動ガン、M4-Sシステム。
ハンドガンもマルイのコッキングかガスガンのはず。