ビクトリーショー ぶらり一人歩き 2013年9月【イベント レビュー】
2013年9月29日に東京都浜松町にある都立貿易産業センター 浜松町館で開催されたミリタリー販売イベントのビクトリーショーのぶらり一人歩きレビュー。今回は記念すべき第70回目となる開催。CAWのブースにはなんとドイツ軍の軽迫撃砲、5cm leichter Granatwerfer 36の無可動実銃が展示。
5cm leichter Granatwerfer 36は第二次世界大戦中にドイツのラインメタル社によって開発されたもので、1930~40年代頃活躍した。
そして、もちろんCAWでトイガンとしてモデルアップが進行中!!
砲身はプラ製で、あとは鉄で作るとのこと。
40mmのモスカートを使用するには口径が50mmなのでまだ検討中とのことだが、なんらかBB弾が発射される機構になるとのこと。また右においてある赤い模擬弾形状の軽量プラ弾を発射できるようにするかもしれないとも。価格は未定ながら30万くらいになりそうとのことだった。製造数も少なく50セットくらいじゃないかと思われるので欲しい方は発売前に予約したほうが良いだろう。
てな話をCAWの本郷社長から伺っていると、ドイツ装備コスの方たちが興味津々に集まってきた。
やはり気になりますよねぇ。このアイテムは。
ここをこうして、あーして...、うひょー!! たまりませんな~。実に楽しそうであります。
これ1基、小隊に装備するだけでいろいろと遊べちゃいそうだ。
この無可動実銃はシカゴレジメンタルスで購入したもので、お値段は軽自動車2台分!!
日本にはこれひとつしかないんだって。
もちろん砲内は溶接で完全密封されている。
こちらのダミー砲弾もやたらと重く、まるで文鎮のようだった。
グレネード&エルフィンブースに展示してあったバレットM82A1のガスブローバック。
ベースは中国製のCROSS FIREというプラ製のミニスケールモデルだが、バレルやストックを延長して少し大きくしている。内部にはWEのPDWのガスブロユニットが組み込まれ、本体重量が軽いこともあってなかなか迫力のリコイル。
こちらは前回のVショーレポでも紹介した自衛隊の採用する9mm機関拳銃に、マルゼンのイングラムM11ガスブロユニットを内蔵したワンオフモデル。こちらも快調に動作していたぞ。
ハートフォードでは好評発売中のペガサスユニット内蔵のガスガン、二十六年式拳銃のブルーブラック仕様と、エイジド・フィニッシュを展開。とくにエイジド・フィニッシュはグアムのワールドガンで撃った実銃とそっくり!! 価格は各36,120円。
そしてこれは東京マルイのM1911A1ガバメントモデルがベースのリアル・ステンレス・カスタム。
グリップにはマンモス・アイボリーが付属。プラスチックガンケースに入って価格は89,250円。
凄い美しい輝きだったぞ。
さらにハートフォードの期待の新作は映画「許されざる者」でイーストウッドが使用していたスタール・リボルバーの試作パーツを展示。こちらは弾の発射されないモデルガン。
こちらもモデルガンのコルトSAA.45。使い古された金属管を再現したハリウッドモデル。シビリアンとアーティラリーが各68,670円。
TOPジャパンブースでは排莢式のM16、M4シリーズを展示。イベント限定モデルのMAGPUL MOE CUSTOMがシビれる。またトップでは12月をめどにケースレスのスタンダードM4A1カービンを発売する予定とのこと。排莢式で培われた耐久力・安定性がさらに向上したメカユニットを採用した電動M4カービンはサバゲーでも活躍するに違いない。
タニオ・コバのブースでは発火モデルガンGM-7用のコーンドバレルを展示。プラ製でチャンバー上面にはシルバーの金属プレートが張られている。
ビッグアウトのブースではいま最も熱いトリガースイッチユニットのカスタムパーツDTM(デジタル・トリガー・システム・マッチ)の新バージョンを展示。ピストン後退停止位置を任意に設定できるので、ノーマルに比べてセミオート時のトリガーレスポンスが大幅に向上する。
従来のセミ・フルに加えて3バースト射撃モード切り替えが追加され、サイクルコントロールで発射回転速度(rpm)を下げることもできる。詳しくはビッグアウトのWEBサイトでどうぞ。
気になったアイテム。これは完全オーダーメイドのマウスピース。
映画「ブラックホークダウン」でネルソンが黒のマウスピースしてたっけ。
サバゲーの至近戦闘でBB弾が歯に直撃して歯が欠けたというプレーヤーを見たことがある。これなら煩わしいフェイスマスクをしなくても歯は防御できそう。
実際に歯型を取って作ってくれるんだって。まるで歯医者さんのよう、と思ったらこの方、本物の歯科医師さん!! さすがです!! 詳しくはこちらでどうぞ。
こちらは東京マルイのエアコキショットガン、M3用の竹製フォアエンド!! 超珍品!!
魔弾製作所 MA-DANの弾丸アクセサリー。素材はステンレス製でひとつづつ手作りなんだって。
7.62mmNATO弾と9mmパラ弾の2種。キュービックジルコニアがあしらわれていて綺麗。
サイバーダイン株式会社のミリタリーインシグニア オブ キャラクターズ。
ディズニーキャラをモチーフとしたミリタリーインシグニアの一覧集。チームパッチなどのデザインの参考になりそう。またディズニーグッズ好きの方にも是非。アキバのGunsmiyhバトンでも販売中。
個人ブースで見つけたアメリカの居留地から輸入したというインディアンのトマホーク。カッコいい!!
並木書房さんでは新刊の「レックス 戦場をかける犬」がおススメ。
ミリタリーサープラスの老舗、ファントムではヨルムンガンドのHCLIのTシャツが人気!!
カミカゼスタイルのオリジナルTシャツ。ミリタリーのキャラクターがかわいい。
こちらはパラコードアクセサリーのももくろブースにて。カラフルなパラコードのスリングやブレスレットを販売していた。
US AGENCY WATCH。ハリウッド映画のコレクターグッズなどを扱うスタイルオンビデオ株式会社が日本代理店として取り扱っている。価格は2万円台から4万円台くらい。
映画「エクスペンダブルス」のスタローンのフィギュアとか、SAAのトイガンとか。
会場ではさまざまな知人にお会いするのも楽しみの一つ。
こちらは乙夜さんとサバゲ仲間のEVEさん!!
EVEさんは5月のアライン・ファン・フライ2013以来の再会。
上矢ゆいさんはグアムの野外射撃場、GOSRのTシャツを穴あきフライパンをもって販売してたぞ!!
このフライパンで殴られたい人もいるはず!!
軍神☆みやじまさんに遭遇!! カスタムガンコンテスト2013、モデルガン部門にて人気No.1のコスモドラグーンで決めてくれましたよ。エリナちゃんはオンラインゲーム「艦隊コレクション」の島風コス。
アームズマガジンでおなじみのウピウピ隊のみなさん。新メンバーも加わって賑やかですな。もはやゲリラリラよりも人気があるんだそうな。と、ボスゲリラが遠い目をして語っていた。バーストヘッドブースにて。
Vショーでは旧日本軍のコスプレーヤーも多い。決まってますなぁ。
こちらは大人気FPSゲーム、コールドオブデューティー(CoD)のコスプレーヤー。古今東西のミリタリー、ゲーム、漫画、アニメと様々なコスプレーヤーが会場を盛り上げる。そしてそれを見るのがこれまた楽しい。みなさん声掛けすると気さくに写真を撮らせてくれる。
いやはや、今回のVショーも1日開催ながら盛り上がりましたね。
入場は階段までつつく長蛇の列。来場者数は2500人くらいだそう。
いつもVショーのレポは紹介しきれないくらいボリュームで1日で全てのブースを回るのが難しいくらい。
紹介しきれないショップや商品もあって残念なんだけど、各ブースにブース名の書かれた札を下げてくれるととても紹介しやすいので、ぜひ出展者の方ご覧になっていたら、よろしくお願いします。
次回のVショーは2013年12月14日(土)、15日(日)の2日間を予定している。
2013/09/30