東京ミッション2とは、二人が1組となったチーム(=2マンセル)が、用意された3ステージに設置された複数のターゲットをいかに素早く撃てるかを競う、アクション形式のシューティングマッチ。
実戦向きのタクティカルトレーニングテイストあふれるシューティングマッチといえる。
2009年12月6日に東京都の東京都立産業貿易センター台東館 6F南側にて開催された東京ミッション2に参戦してきたのでさっそくレビュー。
今回はYASとアラレ、あとメンバー2名が別チームとして合計4名で参加。
シューティングイベントに初めて参加するので、緊張感ありまくり。
うわっ!!
ハイパー道楽のロゴが協力各社として掲載されていたっ!!
開催前に東京ミッション2 大会告知ページを作ったからみたい。
個人サイトにこの待遇、すごい嬉しいよぅ!!
初速測定はサバイバルゲーム同様にすべての銃に実施され、合格するとシールが貼られる。
普通のシューティングマッチとは違い、ミリタリーウェアに身を包んだプレーヤーが多くいて、たぶん競技シューターの方たちは驚いたのではと思う。アンリミテッドのときとはまた違う空気だ。
今回の東京ミッション2では、全クラスあわせて54チームが参加した。
まずは各ステージの紹介。
ステージ1はJTSAの管轄。
Aにライフルマン、Bにハンドガンナーが配置に付く。
ハンドガンナーはウィークハンドに黒いガンケースを持ってスタンバイ。
ブザーの合図と共にライフルマンは右後方の障害物に移動。
同時にハンドガンナーは左後方の障害物裏に隠れてケースを置き待機。
ハンドガンナーは左後方でガンケースを置いたら、片膝をついてハンドガンを抜き、スタンバイ。
ライフルマンは障害物から地面の赤いラインを超えないようにピンターゲットに1発づつ、四角いターゲットに2発、その上の任意で撃てば3秒ボーナスとなる小さいクラッシュターゲットに撃つ。
ライフルマンが左サイドのターゲットをクリアするとハンドガンナーに「クリア」と合図を出す。
それをきっかけにハンドガンナーはライフルマンのいるバリケードに走り寄り、バリケードの穴から正面の2つのマンターゲットに2発づつ撃つ。
ここにも3秒ボーナスのクラッシュターゲットあり。
ハンドガンナーが撃っている間にライフルマンは後から回って障害物の右側に出る。
ハンドガンナーの「クリア」の合図で右サイドのターゲットを撃ち始める。
これら一連の中で1回でもマガジンチェンジをすると3秒のタイムボーナスとなる。
右サイドのターゲットは四角ターゲット2つ、ピンターゲット1つ、黄色い丸いのがストッパーターゲット。これを撃つとタイムが止まる。
最も速いチームはこれをタイムボーナス含めて1.45秒!! というスコア。
ステージ2はCOSコマンド管轄。
まずはライフルマンが銀色の位置で仰向けに寝てスタンバイするところから始まる。
ブザーの合図と共に起き上がって、正面の赤いターゲットを撃つ。
四角が2発、丸ターゲットには1発づつ撃つのはステージ間共通。
ライフルマンは起き上がって、後方の障害物に移動し、穴からもう一度同じ赤いターゲットを撃つ。
さらにライフルマンは車の障害物に移動し、ボンネット上か、車の窓から先ほどの赤いターゲットをさらに撃つ。
その間、ハンドガンナーは車の裏でスタンバイ。
ライフルマンが撃ち終わると、車の裏に設置された箱に手を入れてカラーボールを取り出す。
このカラーボールは青か黄色の2色があり、その色をハンドガンナーに伝える。
ハンドガンナーはカラーボールの色を聞いて車の障害物から飛び出す。
まずは黒い障害物のカラーボールの色と同じ色の窓枠から赤いターゲットを撃つ。
次に右横のグレーの障害物へ移動し、やはりカラーボールと同じ色の窓枠から赤いターゲットを撃つ。
この障害物のすぐ目の前にストッパーターゲットがあり、それを撃って終了。
最速スコアはタイムボーナス入れて25.69秒。
ステージ3はハニービーの管轄。
まずはステージ中央の障害物裏でハンドガンナーが待機。
ブザーの合図と共に、正面の黄緑色の丸ターゲットと四角いターゲットを撃つ。
ここでも丸には1発、四角には2発づつ撃つ。
ハンドガンナーは左へ移動し、左サイドのターゲットをクリアする。
左サイドターゲットをクリアしたら、ステージ左に設置されたボックス内へ駆け込む。
ボックス内にはボトルが設置されており、ボトルを取り上げるとセンサーが働き、後方で待機しているライフルマンへランプの点灯で合図を送る仕掛け。
ボックス後方に待機するライフルマン。
ハンドガンナーの合図を待つ。
ボックス上部のライトが赤く点灯するとライフルマンは右の障害物から四角ターゲット2個をクリアする。
ここから撃つ四角いターゲットはブルーLEDが仕込んであり、1発撃つと点滅し、2発目を撃つとLEDが点灯する仕組み。
LEDの点灯を見極めて次の障害物へ移動する。
中央の障害物に移動し、正面の丸ターゲットを撃つ。
さらにステージ右の障害物へ移動し、LED付き四角ターゲットを2枚撃ち、ストッパーターゲットを撃って終了。
最速タイムはボーナスタイム入れて9.08秒。
各ステージを競技している映像。みなさん速いですよねぇ。
主催JTSA、ATPF(Active Toygun Players Foundation)の、MAZA氏より開会の挨拶。
公式ブログ「TOKYO MISSION ミリブロディビジョン」
同じく主催JTSA、ATPF(Active Toygun Players Foundation)の、シューティング・プロポーザーの昆 浩孝氏から開会のご挨拶。
主催、COSコマンド代表のジビキ大佐。
さてさて、今回の東京ミッション2は、多くの業界有名人も参加していたのでご紹介。
アームズマガジンでお馴染みの、ゲリラリラ軍団からはゼットンとトダケンがエントリー。PMCクラスで6位!!
すごいなぁ。
実はこの人、ボスゲリラもこっそり応援に来ていたのだ!!
突如現れたかのようで、一体どこにいたんだろう?
ライターの石井さん。ご夫婦でエントリー。
神谷ゆいさんとバディのジーザス クベさんもエントリー。
SATマガジンからは乙夜さんとその下僕、テラさんがエントリー。
この二人のチーム名、TEAM SAT(女王乙夜と下僕)ってことらしいw。
写真家の長谷川朋之さんも参加。
イオタック装備で勝負!!
今回は参加できずに見学だけとなったコンバットマガジンのライター、タクさん。
ショットガンナー2人組。
強烈な異彩を放っていたので撮影させてもらった。しかもまた、このお二人が速いんだ。
特別賞を受賞していた。
前回のアンリミテッドでお会いしたみくる号のオレンジマンさんにも再会できました!!
シングル、シビリアン、PMC、ミリタリーC、ミリタリーLの各クラスの優勝者たち。
いやぁ、皆さん強烈に速い。
優勝、おめでとうございます!!
各クラスの順位はこちら。
※シングルクラスは個人名が入っているので抜きました。
最後にみんなで集合写真をパチり!! 皆さん、お疲れ様でした。 ※クリックで写真拡大
で、チームハイパー道楽のリザルトはどうだったかというと、PMCクラス12チーム中10位という結果。
うはぁ、ダメダメじゃんか!! もうね、初めてのシューティングマッチという緊張感からか、ぜんぜん思うように動けないっ!!
ターゲットの撃つ順番や移動ルートとか、どのターゲットに何発とか覚えるのに必死だった。
しかもクラッシュターゲットやマガジンチェンジで3秒ボーナスなどという甘い誘惑に惑わされて、撃たなくてもいいホステージターゲット撃っちゃったり、わざわざ3秒以上かけてマガジン交換したりw。
また、普段のサバゲでは10mくらいは離れて撃つのだが、ステージ2では起き上がって目の前2mのターゲットに撃つときに、ドットサイトのパララックス(視差)でターゲットの下撃っちゃったり。
主催のジビキ大佐によるとこのパララックスを楽しんで欲しい、とのことw。
しっかし、この緊張感はクセになりそうだ。
なんといってもブザーのビーッというスタートの合図に心踊り、ターゲットにBB弾が当たってステージ内に響く「キンッキンッ」という音は心地よく、下手ながらもターゲットに流れよく当てられたときの達成感はこの上なく楽しい。
サバイバルゲームとは違った興奮が味わえる。しかもサバゲの装備そのままに参加できるのも嬉しい。
また、今回は業界のかたも含めて多くの参加者にご挨拶できたのも嬉しかった。
サバゲだとなかなかこういうふうに挨拶もできないくらいにゲームローテーションが目まぐるしいから、このゆったり感はこれはこれでよいのかも。
ただ、運営者のご苦労を承知の上で、あえて難を言うならば、参加費用をもう少しお安くしていただけると嬉しい。一人5000円はサバゲよりもずいぶん高いしね。
あと、待ち時間がかなり長かったので、異なるイベントと組み合わせるか、流れの良くなる段取りを組んで欲しかった。とくに現在何番のチームがプレー中なのかステージ2を除いて表示していなかったので、いつ自分たちの競技する順番がくるのかがわかりにくかった。
また、参加者だけに事前のステージ情報が公開されていたが、別にオープンでも良いんじゃないかと思うのだが、どんなものだろうか。
いずれにしてもとても楽しいイベントなので、ぜひ次回も「東京ミッション3」を開催していただきたい。実はすでに東京ミッション3の計画は進行しているそうで、今度はアウトドアでの開催もありうるとか。
これは、楽しみ。もうちょっと練習してリベンジしたいのだ。むー、ハマってきたぞ。
サバゲとはちょっと違った、いままでにない体験ができるので、皆さんも次回はぜひ参加ください!!