09アンリミテッド+クールスタイルトイ4 【イベント レビュー】
2009年7月19日に都立産業貿易会館 台東館7Fにて開催された「09アンリミテッド+クールスタイルトイ4 」の模様をレビュー。スピードシューティング競技のアンリミテッドという大会と、クールスタイルトイというトイガンイベントが合体した催しもの。
JTSA[日本トイガンシューティング振興会] が主催する。
キン、キン、キン、キン、キンッ! 鋭い金属プレートの着弾音を響かせる場内。
アンリミテッドは、5枚のプレートをいかに早く撃てるか、そのシューティングのスピードを競う大会。
オープン、IDPA
※1 、スタンダード、ライフル、リボルバーの各部門に分かれて実施される。
事前にWEBサイトから受け付けた約140人のシューターが競い合うシンプルにして奥の深い競技だ。今回は米国光学サイトメイカーのC-MOREがスポンサードしているので、C-MOREカップの冠が付いた。
とにかくシューターの皆さん、射撃の早いこと早いこと。とにかくその早さには目を見張るばかり。
※1 The International Defensive Pistol Associationに基づいた競技形式。より現実的なシチュエーションでの射撃競技で、ドットサイトやコンペンセイターなどは使用しないのが一般的。サバイバルゲーマーとしてはよりタクティカルな雰囲気のIDPAに興味をそそられる。下はIDPAのプロモムービー。
アンリミテッド会場と二分する形でクールスタイルトイ4のトイガンイベントも開催。
まずはタニオ・コバブースでは発火式モデルガン、GM-7の試射が行えた。
実際に小林社長に撃っていただく。
実に快調にブローバックし、火薬の匂いが気分を盛り上げる。
「これ、今度新しく出すヤツだよ」といって見せていただいたのは新刻印のガバ。
しかも8ラウンドマガジン付き。
で、またしてもガスブロM4について聞いてみたところ。8/1のブラックホールに製品版持ってくるよ! とのこと。おおーっ。ついに発売ですね、社長!!
1997年よりエアーソフトガンによるアクションシューティングの運営・推進をおこなっている愛好家の集まりである、
ATPF(Active Toygun Players Foundation) ブースでは、シューティング・プロポーザーの昆 浩孝氏がピストルグリップの握り方についてレクチャー。
ウィーバー・スタンスとアイソセレス・スタンスの違い、そしてグリップの握り方などを細かく教えてもらいました。いやぁ、勉強になったなぁ。
ATPF代表のMAZA氏からもシューティングに関するたくさんの情報をレクチャーいただいた。
COS COMMANDさんは、ミリタリーショップ「パラベラム」さんとのコラボレーションで 「Live Shoot Drill」 という体験ブースを出展。PMCスタイルでの体験シューティングを満喫できた。写真はCOS COMMAND代表の地引氏。
FETパーツで有名なキットボーイさんブースでは、「ワンショット トリガーシステム」を展示。FET動作によるトリガーメカニズムは従来と同様なのだが、注目すべきはリコイルセンサー。
このリコイルセンサーがセミオート時の射撃サイクルを感知し、確実にギアをセミオート1サイクル分で停止させる。トリガーをどんな引き方をしてもセクターギアが毎回同じ位置で停止する。このキレの良さと確実性にはちょっと驚き。
加賀電子さんではロシアで射撃トレーニングソフトとして開発されたシステムをデモ展示。
欧米の警察などでも実際に利用されているトレーニングシステムで、プロジェクターで映像が投影されるアルミスクリーンに設置されたセンサーがBB弾の着弾位置を判別し、3D映像に反映させる。風船は割れ、ターゲットには穴が開くなどのインタラクションが楽しめる。
強烈な「痛ガン」を発見!! 見てもイタい、撃たれても痛い、通称「イタガン」。完成度高いですなぁ。
左はシャア専用っぽいですね。右のM4は白いフレームにフィギュアとか付いちゃってもう爆裂。
初音ミクやエヴァンゲリオン仕様のレースガン。ムムム、これは売れそうな気が...。
この痛ガンはオレンジマンさんの作品。
ブログ もやられているので、皆様ぜひご覧ください。
今回のシューティングイベントを見学して、自分でもちょっとスピードシューティングがやりたくなってきた。
道具などを一式貸してくれる、初心者向けのレクチャーイベントなんかあると嬉しいなぁ。
そういえばこの日、7/19は土用の丑の日。
ということで、浅草の老舗「前川」でうなぎを食べてきた。前川は駒形橋すぐ近くの川沿いにある。隅田川を望みながら粋にうな重を食す。
ふっくらしていて美味かった!!
2009/7/20
■関連リンク
クールスタイルトイ3