2008年3月30日に開催されたクール・スタイル・トイ3においてタニオ・コバのガスブローバックライフル、M4カービンの進捗を取材してきた。残念ながら今回展示されていたものは作動するものではなかったが、11インチバレル仕様の製品版と同等の外観とのこと。
前回2007年9月のレポートはこちら
小林社長による紹介ムービー
フレームはアルミダイキャスト製のアルマイト処理で質感が非常に高い。かすれた感じも実銃のような雰囲気が漂う。
刻印の事を聞いてみると昨年10月にフランスのサイバーガンよりコルト刻印のライセンス許諾を得ているそうで、カナディアン刻印はこのライセンス下にあるのでどちらでもいけるとのこと。
個人的にはブッシュマスターやDPMSパンサーアームズなどの民間刻印でもカッコいいと思う。
キャリングハンドルはアルミ製。
レールの刻印も価格が見合えば入れたいとのこと。
ボルトフォアードアシストノブもライブ。
ガスブロだとボルトの閉塞不良を起こす可能性もあるわけで、意外と実用的な機能かもしれない。
マガジンはアルミダイキャスト製で装弾数は6mmBB弾40発。
ダブルクリップマガジンの外観を模した大容量マガジンも計画しているようだ。
この通称カナディアンマガジン、米国などでは民間にも流通しているので民間バージョンのM4にも似合う。
ボルトの外側部分、シリンダーはガラス繊維入りのナイロン樹脂。その中に亜鉛ダイキャストのボルトが内包される。
今回展示されていた11インチバレルバージョン。アウターバレルは交換できるので14.5インチのカービンスタイルにも変更可能。
今後のスケジュールとしては5月のブラックホールに作動版を展示するかも知れないとのこと。
6月くらいから生産を開始して、8月くらいには出荷できればと考えているそうだ。
価格は前回のレポート時からちょっと変わって、8万円前後とのこと。ムム、ちょっと高くなってきたなぁ。
つづいてM4の横に展示されていたタクティカルシャーシキット。マルイのハイキャパ用シャーシだ。亜鉛ダイキャスト製で、タニコバのカスタムグリップにマッチするようにデザインされており、グリップ感が非常に良かった。価格は16,800円を予定しているとのこと。
クールスタイルトイといえばシューティングイベント。CQBチャレンジ 東京ミッション1.5にアラレが初挑戦したので動画を掲載。1回100円。
タイムに応じて商品とかあるといいのにね。
TOPオリジナルの89式小銃ブローバック変身キット。発売は延びて初夏予定だそう。
東京マルイの89式小銃のメカボックスと取り替えることで、リキッドチャージおよび外部ガスソースに対応するガスブローバック・コンバージョンキット。
価格は19800円を予定。
ブローバック射撃ムービー
展示商品は外部ガスソースを接続していたので、回転が速くリコイルもビシビシと鋭かった。