KSC 2016年 新商品 展示販売会
2016年7月17日に東京都の台東区区民会館(台東館9F)の特別会議室にて催されたKSC・マルゼン共同による展示販売会の模様をレビュー。
AK74 ERG
電動ERGシリーズの最新作、AK74が展示。まだ試作品とのことで価格・発売時期などの詳細は不明だったが、実際に併設されたシューティングレンジで試射することができた。
残弾が0になるとユニットが自動停止する機能があり、再び射撃するには一度ボルトを引く必要があるというリアル操作を実現している。またERGシリーズに共通するリコイル発生機能が内蔵されているので心地よい射撃感が味わえるのも特徴だ。
ボルトハンドルを引くと可変ホップの調節ダイヤルがある。ボルトは写真位置まで後退する。
マガジンの給弾口横にユニットを停止させるリンクパーツが飛び出している。
レシーバーはアルミ製、カバーはスチールプレス製。レシーバー左側面にはサイドマウントが装備される。
AK74らしい大きなマズルブレーキ。
グリップは内部にモーターが内蔵されているとは思えないほどにスリムに感じた。
セレクターももちろんライブ。実銃のAK同様にセーフティ、フルオート、セミオートの順となる。
バッテリーは樹脂製のハンドガード内にある。リリースレバーを操作して上半分を取り外す形。
ストックも樹脂製の折り畳み式。
リリースボタンで解除して左側面にホールドできる。
M4 ERGシリーズも展示。左からM4ERG RAS、M4A1 ERG、M4ERG マグプルCQB。
ハンドガンではUSPのスライドHWモデルが展示。HKマーク・刻印は公式ライセンスによるユーロタイプを採用する。
USPコンパクトHW サイレントポテンシャル。特製ロングサイレンサーと専用アウターバレルを装備する。ノーマルアウターも付属。限定イベント特価品。
Cz75 HW。80年代のコンバットシューターを魅了した『究極のコンバットオート』を詳細なデータと金属感あふれるHW素材でリアルに再現。写真はパックマイヤー製グリップの取り付け例。
Cz75 1st HW 07がイベント価格で販売。
CZ75 2nd HW 07 ホーグスペシャル。HOGUEのワンピースラバーグリップが付属する。
P226R システム7 HW HOGUE。システム7 + HW + ホーグ製グリップ。ピストン周辺の形状や、ベクトル方向などを最新のCAD設計で最適化。銃口からシリンダーまでの『ブレない体幹』を追求。またHW化に伴い、ウェイトを兼用していた機関部をリアルに改良し、HOGUE製ラバーグリップの標準装備を実現した。
所せましと、KSCのトイガンが販売。
オリジナルブランドのバイオBB弾や、エイカーのホルスターも販売していた。
ERG電動ガンシリーズは併設のシューティングレンジで試射ができた。
一方、おとなりのマルゼンブースはなにか寂しげ。従来品のスコープとドットサイト、ライトの販売のみ。
大きなテーブルに3つか4つの商品がポツンと置いてあった。うーん、マルゼンもトイガンの新商品を展示・販売すればよいのになあ。PPS M2のガスブロとか出さないかなぁ。
別のフロアではジャパン・スティール・チャレンジ(JSC)が開催されていた。
5枚のプレートをいかに早く撃つかを競う競技。
シューターの多くは外部ソースのグリーンガス(CO2)を使用していた。シューティングの世界ではCO2は手軽にブローバックを安定化させるための常識なのだ。サバゲーとは対照的だよね。逆にマガジン内蔵式のCO2は禁止されている。それもおかしな話なんだけど。
前年チャンプのマック堺さんももちろん参加。タイム入力を手伝っておられた。というか、マックさん2012年大会からずっと優勝しているよ、凄いなぁ!! もはやJSC職人と言ってもよいかも。エアコンで冷えないようにか黒のロングコートを羽織って王者の貫禄。
フリーダムアートのハイキャパEのレースカスタムガン。内部にキットボーイの最新FETを内蔵、ストレートトリガーに薄くカスタムされたスティップリンググリップのコンプリートガン。価格は50,000円(税別) ※ドットサイト、コンペンセイターはオプション。
さらに、この日は別フロアで土曜日曜と二日間にわたり第26回 APS CUPも開催。
さらにさらに、この日は別フロアで「ねこ専」という猫雑貨販売イベントも開催。
いやぁ~、猫好きシューターには堪らない1日ですにゃぁ。
2016/07/17
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