KSC ガスガン Cz75 セカンドバージョン07 スペック & 初速データ | |||||||||||||||||||
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パーツリスト |
KSCが満を持して「システム7」ブローバックユニットを搭載してモデルアップしたCz75は、セカンドバージョンの前期型。
したがって、スライドとフレームのフィッティングを向上させるためにレール部が前方に1インチ延長されているのが特徴。
システム7化により、中心線とガス放出口をずらした大口径シリンダーをコンパクトなスライドに内蔵し、従来モデルに比べ、迫力のブローバックリコイルが安定して味わえる。
フレーム右側面は比較的のっぺりとしているが、有機的な曲線で構成されたエジェクションポート周りなどは優雅で美しい。質感はスライド、フレームともに基本マットブラックだが、わずかにスライドが半艶仕上げとなっており、その質感の違いも芸が細かい。スライドがコンパクトなので、セレーションの面積が小さくスライドを引くのにやや手間取るがこれは慣れれば問題ないレベル。
ホールドオープンはこの位置。
アウターバレルはメッキが施されており、ビカッと輝く。美しい仕上げだ。
可変ホップアップの調整は付属のアジャストツールを使用する。スライドを引き、チャンバー部のドラムへあてがって上下回転させる。
フレーム左側面にはマニュアルセフティがある。
ハンマーを起こしてロックが可能な「コック&ロック」がコンバットオートの真髄ともいえる。
左からハンマーが落ちた状態、ハーフコック位置、フルコック状態。ダブルアクション方式なのでハンマーが落ちた状態やハーフコックからもトリガーを引けば撃つことができる。
ファイアリングピンも作りこまれている。
Cz75のグリップを握ると、9mmのダブルカラムマガジンとは思えないほどの握りのよさに驚くはずだ。
手に吸い付くようなこの感触はちょっとほかの銃では味わえない魅惑の握り心地。
トリガーガード周りのパーティングラインもKSCお得意のマシニング加工により滑らかに処理され、エッジのシャープ感がすばらしい。
グリップパネルは艶のあるブラックでフレームのマットブラック仕上げとのコントラストが良い。
通常分解でスライドを外すには、まずマガジンを抜き、スライドを緑の矢印の印に合わせ後退させ、スライドストップを引き抜く。
フィールドストリッピング(=通常分解)。
マガジンは6mmBB弾を23発装填できる。
素材は従来のスチールプレスから、亜鉛ダイキャスト製へと変更になった。これによガス容量と気化効率が大幅にアップした。
マガジンフォロアーが一番下でロックでき、BB弾を装填しやすい。
マガジンを装填しての実測重量は718g。
サイドアームとしてキャリーするにはちょうどいい重さだ。
さて実射性能だが、上の動画を見てもらってもわかるように、まずブローバックスピードがとても鋭い。
システム7はバッ、バッ、バッと軽快にそして高速でスライドをドライブさせる。リコイルのショックは重くはないが、スライドスピードが速いのでなかなかの感触だ。しかも作動は安定していてジャムなど一切ない。
そして特筆なのはそのトリガープルの軽さ。チューニングされたカスタムシューティングガンのように軽い。
この軽いトリガープルのお陰で連射が容易なのだ。これには初めてトリガーを引いたときに驚いたほど。
タタタタタンッと連射してもブローバックのストロークは安定している。これは良いぞ!!
命中精度もなかなか良い。さすがに東京マルイのガスブロと比べるとバラつく感はあるが、それでも適正ホップで良い具合に真っ直ぐ飛んでいく。
なんといっても気温24度で初速が80m/s台前半と結構あるし、初速のバラつきもあまりない。装弾数も23発と十分なので、スピードシューティングやサバイバルゲームにも十分に使用できる。
まさにコンバットオートに理想的なガスブローバックガンといえる。おススメだ。