第55回 静岡ホビーショー 2016 東京マルイ新商品
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2016年5月14日、15日(一般公開日)に静岡市のツインメッセ静岡にて開催される「2016 第55回 静岡ホビーショー」。東京マルイの新製品を速報にてお届け。
KSG。ポンプアクション式のガスショットガン。3発、6発同時発射の切り替え可能。
2016年の夏に発売予定、価格は未定ながらM870タクティカルよりも高くなりそうとのこと。
チャンバー上部の樹脂製ヒートカバーを外すと3/6発の切り替えスイッチがある。前が6発で後ろが3発モード。ホップアップは固定式で、6発同時発射(1本のバレルに2発装填)のため、M870シリーズと同様ダブルホップアップパッキンとなっている。
セフティはクロスボルト方式。構えてみた感じ、重量、前後バランスともにかなり実銃に近い。またコッキングした感触も実銃のそれに近かったが、ストロークは1~2cmほど実銃より短いとのこと。
トリガーガードについている実銃のアクションバーロックは固定されたダミー。マルイのロックは内蔵されている。
シェル型マガジンは右側チューブに装填、左側チューブに二個の予備シェルマガジンを収納可能。実銃はダブルチューブマガジンで装弾数が通常のショットガンの倍、というのが特徴なのでマルイのKSGもダブルシェルを装填して装弾数が二倍というのを期待していたのだが、実現されなかった。スペースやガスルートの都合などもあると思うのだが、実に残念。もういっそのことエジェクションポートにガバッと収まる専用のボックスマガジンで装弾数90発とかいうのでも良かったのでは?
あと、実銃もそうなのだが、シェルの装填/排出に慣れがいる。エジェクションポートが狭いこともあって、ワタワタしたり、切り替えレバーや銃をひっくり返して左右が分からなくなったり。
とくにシェルの排出時はブルパップということもあり、勢いよくシェルが飛び出すと手で受け止められずに落としてしまうこともありそう。ローライトコンディションではシェルを紛失しないように注意が必要だ。
ガスタンクは専用品で、M870タクティカルとブリーチャーの中間サイズ。約100ショット可能。インナーバレル長はまだ未定ながら展示品は340mmとのこと。ゴム製のバットプレートを引っぺがしてガスタンクを着脱する。
銀色のロックレバーを押してガスタンクを取り外す。
トップレールは肉抜きされた亜鉛ダイキャスト製。可倒式のフロント&リアサイトはM4パトリオットHCに搭載されていたのと同じ樹脂製のもの。
マズルからアルミ製インナーバレルが三本見える。右側にチャンバーが寄っているためやや捻りが加わったバレル配置になっている。赤い十字パーツは展示用の安全保護パーツ。
ストック上部はアルミプレス製で頬付けするとひんやり冷たい。
スペアガスタンクはKSG専用品。シェル型マガジンは従来のものが使用できる。ドットサイトやバーティカルフォアグリップを付ければ機能性が向上するだろう。
あと気になるところとしてはライセンスの問題。マルイスタッフによると特にライセンスは取ってないとのことだったが、KSGと言えばMADBULLがすでに開発を表明しているモデル。ケルテック社のライセンスを取得している可能性もあり、海外からライセンスに関する問い合わせが入った場合、その対応に時間がかかるのではという懸念もある。以前レシーライフルで同様のことがあったので気がかりな部分だ。
KSG ガスショットガン spec.
全長 663mm(予定)、重量 2500g(予定)、銃身長 340mm、装弾数 30発
ちなみに実銃の射撃動画も貼り付けておきます
M40A5。ボルトアクション式のエアーコッキングガン。アルミテーパーバレル、ダイカスト製・ナイト&サーマルビジョンマウントを採用。SFタイプのマズルブレーキはアルミ削り出し。ボルトストロークは68mmと短縮化。コッキングインジケーター機構、ボルトハンドルロック機構装備。実銃採寸によるマクミランタイプストック。カラーはODとブラックで発売。
2016年夏発売予定、価格はL96AWSより高く、3万円超えそうな感じ。
マズルブレーキはSUERFIREタイプ。アルミ削り出し。マズルブレーキは取り外し可能でM14逆ネジ仕様となっている。
NV&サーマルビジョンマウントを標準装備。亜鉛ダイキャスト製で、サイドレールは片側のみ。
実際の色もこのカラー仕上げになるそう。アウターバレルはアルミ製、ストックとは触れていないフリーフロート方式。
コッキングインジケーターを装備。コックすると矢印の部分が出っ張る。写真はコックされた状態。
マガジン装弾数は30~50発の予定でおそらく35発になりそうとのこと。給弾方式も従来のVSRや96ともことなり、BB弾に負荷がかからないスムーズな給弾方式「BBロード(仮称)」と呼ばれるものになっている。
また、トリガーメカニズムは「アクチュエーター」と呼ばれるリンクユニットをトリガーとシアの間に設け、よりスムーズで調整幅が広いユニットとなっている。
可変ホップアップの調節ダイヤルはL96と同じようなストック底面にある。ダイヤルはクリック感はなく、トルクが重めのシームレスなタイプだった。
ストックはマクミラン製の実銃採寸。樹脂製のチークパッドは上下に調節可能。バットプレートは4枚のスペーサーで厚みを調節可能だ。また、ハリスタイプのバイポッドや新型スコープの発売を匂わすコメントもあった。
ブース内にはトライポッドを使用したマネキンが展示。これはPV中にも登場する装備。
M40A5 エアーコッキングガン spec.
全長 1200mm(マズルブレーキ含む)、重量 未定、銃身長 未定、装弾数 35発(未定)
CQBR <Block1>。ガスブローバックライフルM4A1 MWSのショートバージョン。クレーンストック、KACタイプのフォアグリップ、LMTタイプ・リアサイト、CQDタイプのリアスリングフック標準装備。
アルミ削り出しのナイツタイプフラッシュハイダー(展示品は亜鉛製のサンプル)、10.3インチバレル仕様。
セラコート™仕上げのレシーバー、Zシステムなどの機能はM4A1 MWSと同様。
価格未定、2016年秋発売予定。
CQBR <Block1> ガスブローバックガン spec.
全長 698/780mm(予定)、重量 3111g(予定)、銃身長 250mm(予定)、装弾数 35発
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