第54回 静岡ホビーショー 2015　東京マルイ新商品

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2015年5月14日から17日まで静岡市のツインメッセ静岡にて開催される「2015 第54回 静岡ホビーショー」。東京マルイの新製品を速報にてお届け。

電動フルオートショットガン、AA-12。今回の度胆を抜く商品はこれだ!!
AA-12と言えば映画『プレデターズ』で主人公のロイスが使用していたり、エクスペンダブルズにも登場していたあの破壊力抜群のオートマチックショットガン!!　FPSロシアでも二丁小脇に抱えて撃っている動画は全世界で4千万回以上も再生されている。
なんとそのAA-12をマルイがモデルアップ!! これは事件だ!


デカ広報、満面のドヤ顔。開発に二年の歳月を要しようやくお披露目なのだそうだ。
ノーマルのボックスマガジンはスプリング給弾の90連マガジン。


オプションで3000発装填可能な電動給弾式ドラムマガジンを発売予定。価格は1万円以下になりそう。電動給弾スイッチはドラムマガジン前面下にある。ドラムマガジンは単四電池4本で駆動する。トリガー連動はしない。


ノーマルのボックスマガジンは装弾数90発。スプリング給弾なのでノズルからローダーで装填する。対してドラムマガジンは給弾口の前にある蓋を開けてジャラジャラと弾を流し込む。


内部構造がわかりやすいようにシースルーモデルも展示されていた。


モーター、メカボックスは専用設計。モーターはストック内に配置される。スタンダード電動ガンのメカニズムがベースなのでリコイルショック機能などはなく、撃ち味もSTD電動ガンライクなのだそう。


細身の3シリンダーを内蔵し、3つの可変ホップアップチャンバー、3本のインナーバレルから3発の6mmBB弾が同時発射される。それが秒間10発でフルオート射撃可能な強力な面制圧火器だ。もちろん実銃にはないセミオート射撃も可能となっている。


12番ゲージの迫力のアウターバレル。フロントサイトも含めてもちろん金属製だ。


かなり奥まった位置に三本のバレルが見える。

実銃からの採寸ではないが、実銃の寸法に限りなく近いというスタッフの話だった。ショットガンなので基本マウントレールなど光学機器を搭載する設計にはなっていないが、サードパーティからハンドガードやアウターバレルに固定できるマウントレールなどが発売されるかもしれない。


レシーバー上部のコッキングレバーを引くと連動してダミーのボルトカバーが後退。独立した3連のホップアップダイヤルにアクセスできる。


インナーバレルは△状に三本が配置されており、トップバレルは真上にホップがかかるが、下の二本は斜め上方にホップがかかる仕組みで、遠距離で意図的に散弾するように設計されているとのこと。


トリガーユニットにはマルイ初となる電子制御のFETを採用。マガジンリリースボタンはトリガーガードの右側。ボックスマガジン側面にはチェッカリングが施され、SLEDGE HAMMERの刻印がある。


自己潤滑機能のあるカシマコートをシリンダーノズルに採用。


車のエンジン部品にも使用されるアルマイトの一種なのだそう。
ちなみに弾のエネルギーは0.5～0.6Jを想定しているそうで、つまり0.2gBB弾で初速は75m/sといったところだろうか。


ストック内にミニSバッテリーを収納。基本メカニズムはスタンダード電動ガンで、フリクションロスを低減するカシマコートやFETトリガーユニットを採用することでスタンダード電動ガン並みの発射可能弾数を誇るという。
平型ヒューズはバッテリーボックス上にあり、その右横にFET確認用のパイロットランプがある。


ボディはABS樹脂を使用しており、のっぺりぽってりしているが、重量は4.2kgと結構重い。全長は839mm(予定)。ボディ本体はモナカ式だが、内部に金属フレームが多用されており、きしみなどは一切なく、剛性は高い。水転写などの塗装カスタムが流行りそう。


AA-12にはスリングスイベルも付属する。今回の展示品は取り外しているが、ストックの上と、フロントサイトに装着される予定。


セレクターレバーはSで安全装置がかかり、Fでフルオート射撃、その中間の位置でセミオート射撃となる。


マガジン底部とグリップガード。


給弾口。マガジンは給弾口横のガイドにマガジンのレールをあてがって装着する。装弾数90発は全弾撃ち切ることができるとのこと。


発売時期は夏から秋ごろを予定、価格は未定ながら、システムがスンダード電動ガンベースなので、おそらくだが、5万円以下になのではないかと予想する。

もう一つのドギモ商品がこちら。特急ガン。東京マルイ会長の肝入り商品。7歳以上対象の商品。


弾はシリコンゴム製の6mmBB弾サイズ。これを切り離して使用する。触ると、もにゅもにゅしていて軟質。当たってもいたくないそうだ。


オリジナルデザインの特急の模型を変形させてグリップとトリガーを引き出し、フロント部分のカバーを開けると弾が発射可能となる。


車両後部の穴からBB弾を入れてトリガーを引くとストライカー式で弾が発射される。飛距離は5mほどとか。


さらにもう一つのドギモ商品がこれ。2015 東京マルイ エアガン総合カタログ。豪華なカタログだが、なんと1,500円(税別)で発売されるという。

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