レイド サバイバルゲームフィールド
※本フィールドは閉店しています。
またしても、サバイバルゲームの聖地、千葉県に新しいフィールドができた。
その名は「レイド(RAID)」。さっそくチームで遊んできたのでレビューする。
千葉県印西市高西新田に2011年5月にオープンしたサバイバルゲームフィールド「レイド」。
セフティゾーン上に設けられた観戦台からフィールド全体を望む。
フィールドは奥行きが長い。縦約160m、幅は一番広いところで約70mとややコンパクトなフィールド。
3つの勢力が争うDMZというコンセプトでフィールドが作られている。
フィールド内にはUS、UN、テロリストの3つのフラグエリアがあり、今回はUSとテロリストフラグを使用したゲームを行った。
また、フィールド中央にはフィールドマスターの監視塔があり、ここからゲームを仕切っている。
これにより目の行き届いた公正なゲーム展開を可能にしている。
ヒットされたら左右のセフティロードから退出する。
USエリアはネイビーブルーのジープなどが配されたミリタリーテイストあふれるエリア。
やはり最初に目に付くのはこのUSエリアに配置された三菱ジープ。
みんなで乗ると気分はこんなイメージになる。おバカな妄想は膨らむばかり。
USエリアには2階建てのブロック作りの建物がある。
内部に階段があり、2階へ出られる。
この建物の屋上4隅にはなんと戦車のスコープが取り付けられている。
2階には2名まで上ることが許されていて、2階からはセミオート射撃のみ可能なルールになっている。
定番のドラム缶やミニバンのバックドアがバリケードになっている。
木材を積み上げたトーチカも定番の障害物。
バリケードの隙間から射撃するチームメイト。
フラグはスイッチ式のブザーとなっている。
こちらはUNエリア。白く塗られた障害物が特徴。
ショベルカーなども白く塗装されて配置される。
フィールド奥に位置するテロリストエリア。樹木の皮が剥き出しの木材によるバリケードで怪しさを演出。
隙間のあるバリケードなので、この隙間から敵の様子を伺ったり、撃ったりするのだが、もちろん敵の弾もそこそこ抜けてくるので注意が必要。
テロリストエリアのフラッグにはタワーがある。
3階立ての構造になっていて、上部にはカモフラージュネットで偽装されており、ここに潜んでいるスナイパーを発見しにくい仕掛け。
このタワーの1階部分にテロリストエリアのフラッグブザーがある。
ハシゴのような急な階段を上って一番上へ登る。
タワー最上部からはフィールドを一望でき、味方と敵の動きを把握しやすい。ここから無線で各員へ指示を送った。
テロリストエリアとUN、USエリアの攻防が熱い。
フィールドはフラットで走りやすい。
灰色の砂利が全面に敷かれており、晴れていれば写真のようにACUがかなり迷彩効果を発揮する。
下がゲームの様子の動画。通常のフラッグ戦に加え、ハンドガン戦や、セミオート戦、スパイ戦などを20ゲーム行った。各ゲームは10分間と短く休憩時間も5分とインターバルが短い。疲れたら適宜ゲームを休むといった流れになる。
ヒットされたらフィールド両脇に設置されたセフティロードへ出てセフティゾーンへと戻る。
なんか地面がぐらぐら揺れると思ったら一部斜面側のフィールドが天空の城状態に。
フィールドが浮いているんだよシータっ!!
フィールド中央にはフィールドマスターが陣取る監視塔がある。
監視塔はセフティゾーン2階の観戦台から続く橋によって行き来できる。
ヒットされたら観戦台からゲーム展開を眺めてみる。風通しがよくて気持ちいいのだ。
観戦台は結構広い。
足元もしっかりしているので、ここでお弁当を食べるのも気持ち良いかも。
観戦台の下は個室のセフティゾーンになっていてテーブル、ベンチ、ガンラックが設置されている。もちろん照明もあるので夜戦でも楽しめる。一部屋12名は入る。
テントのセフティゾーンもあった。
フィールドマスター、レイド店長の武石氏がアナウンスマイクを取ってゲーム進行を行う。
もちろんゲーム開始前には初速チェックも。今回はフィールド側が用意した0.28g弾での厳密な初速測定を行った。
フィールドがそれほど広くないので重量弾で規制値オーバーしがちな流速チューンなどは徹底的にチェックされる。
ゲーム開始前にはルール説明がある。
弾は0.28g以下、パワーは0.98J以下、携行弾数300発以下、銃器ヒット、味方撃ち、跳弾ヒットあり。フリーズコール無し。2階以上のストラクチャは2名までセミオートのみ。見学はゴーグル着用のこと。
シューティングレンジは観戦台からフィールド内に向けて行う。50メートルまでの距離がわかる目安が設置されている。これならばゲーム中にパカパカと試射されることも無いのでよい。
チームメンバーがMAGPUL PTSの電動ガンMASADAを導入!! 軽くて使いやすかった。カッコイイし!!
おおっと! これは対戦車無反動砲のAT-4じゃあないですかっ!! コンボラさんの所有物で、いろいろ弄くってあるみたいだけど、モスカートが撃てる。
まずはモスカートをカートリッジに装着。
カートリッジをしっかり締めて、
後からAT4に挿入。
前のキャップを取って、
レバーを引いて内臓ハンマーを起こし、安全装置を解除して撃つ。
両手にICS社製 GLMを持ち、首からAT-4をぶら下げるチームメンバーのアラレ。
おいおい、どんだけ弾をばら撒くつもり!?
というわけでアラレのGLMを奪って...、もといお借りしてレビューさせてもらうことにしたのでその模様は後日。
お昼は仕出弁当。この弁当が付いてゲームフィーは1日3,000円。
オフィス内はちょっとしたショップになっていて電動ガンからウェア、BB弾やガスなど一通り購入できる。
さらに鉄板付きテーブルでもんじゃ焼きやお好み焼きなども楽しめる。
またバーベキューのできる鉄板も1日2000円で貸し出しているので、ゲーム&BBQで仲間で1日楽しむこともできそうだ。
もちろんジュースの自販機もある。
女性用の更衣室や専用トイレもあったりしてアメニティには事欠かない。
こちらは男性用水洗トイレ。
水道設備も整っているので便利。
フィールドで実際に遊んでみた感想だが、アウトドアフィールドでありながらフラットで障害物が多く、どちらかというとタウン型フィールドという感じ。それほど広いというわけではないが、走りやすく密度が高いので結構楽しくプレーできる。今回参加した土曜定例会ではUSとテロリストフラッグで通常のフラッグ戦を行ったが、1日中フラッグ戦だと飽きるので、防御戦や、UNフラグを活用したブラックホークダウン戦などゲームルールに変化をつけるとより楽しめそうだ。
観戦台が設置され、フィールドの中からもゲーム展開を見学できるのは新鮮。最新のフィールドらしく電気、水道、グッズ販売なども充実しており、BBQ設備も整っている。
また、フットサル場クラスの照明設備も整っているとのことで、夜戦も楽しめる。特にこういったタウン型のコンパクトなフィールドは夜戦向きといえる。
今回は15人対15人くらいでゲームを行ったが、これくらいから20対20くらいまでが一番楽しく感じられるのではと思う。最大で100名は入るとのことだが、さすがに50対50は厳しそう。多くても30対30くらいが良いところではないかと思う。チームで貸切るにはちょうど良い広さだと思う。
いずれにしても設備が大変充実したフィールドなので是非一度足を運んで欲しい。特に夜戦が面白そうなので、また今度遊びに行こうと思う。
※本フィールドは閉店しています。
2011/06/26
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