アジトでサバイバルゲームのプロモーション動画を撮ってみました!!
山梨県大月市に2010年8月にオープンしたインドアサバイバルゲームフィールド「アジト」に潜入してきたのでさっそくレビュー!!
フィールドは中央自動車道大月インターから山梨方面へ車で約15分の甲州街道沿いにある。
甲州街道からちょっとそれて床屋の看板が目印。そこには巨大な工場と倉庫がっ!!
アジトのコンセプトはその名のとおり、ワルの隠れ家。いたるところに洋画のギャング達が使っていそうなシチュエーションがある。
どどーんと広大なフィールドは全長およそ140mもあるそうだ。このサイズは国内最大級だといえる。
フィールドはAフィールドと、Bフィールドに分かれていて、この場所はちょうどその中間の道。
まだ動くドーザーや外車がバリケードとして惜しげもなく設置されている。
ここがAフィールド。もうのっけからその広さに驚かされる。ヤフオクで落としたという軍用のシボレーが設置されている。フィールドの奥行きは50m以上ある。
フィールドの隅のほうにあった穴。
特殊部隊が突入用に爆破したのだろうか?
Aフィールドの無線室。うーん怪しげ。
Aフィールド奥はAKのパーツが箱積みされ、いかにも銃器製造現場風の演出。
そして石膏の柱を割って中からAKを取り出している現場。それっぽい!!
Aフィールド奥から。ちなみにアジト アジテーティング・ポイントのアジテートとは扇動するとか、人の心をかき乱す、といった意味がある。
Aフィールドは50m級の倉庫が並んでいるので幅も広い。ここはAフィールド北側倉庫の食堂エリア。
オーナーがスチーブン・セガールの映画を観ていたら思いついたとか。
Aフィールド北側倉庫を手前から。トイレとバスタブが並ぶ。
障害物が豊富なので撃ち合いには事欠かない。
さらにAフィールド南側にはコンクリート3階建てのビルが併設されている。
倉庫側からは側面の階段を上って各階へ突入できる。
ここでの攻防も熱い!!
このコンクリビルは斜面に建っているので、1階は半地下状態。
倉庫側からも地下へ続く階段として入ることができる。
そして真夏でもヒンヤリと冷たいこの半地下施設の奥にはとんでもないものが...。
山積みされた金の延べ棒!! オーナーのキングジョー氏が金塊を眺めながらクックックと薄ら笑みを浮かべる。
そしてさらにその奥に足を踏み入れると不気味な照明に照らされた薄暗い部屋。
このソファーでどんな悪事を企てるのだろうか?
オーナーの発想の源は基本的に金曜ロードショーらしい。
その奥には瓶詰めの薬品と手榴弾が。
さらにその奥の通路を進むと...。
カウントされるデジタルメーターの下にはポリタンクと貼り付けられた時限爆弾が!!
うぉぉぉ、テンションMAX!!
コンクリビルの入り口には3階までの階段が。ここを昇りながら攻略するのはかなり怖い。
コンクリビルの2階。広々とした部屋だ。しかしその奥のカーテンで仕切られた中に入ると...。
ポツンと椅子があり、荒縄が生々しく垂れ下がっている。そしてポリタンクとビデオカメラがこれ見よがしに。
ビルの3階は和風の小部屋がいくつかある。格子の扉で監禁部屋をイメージ。
3Fの廊下を慎重に進む。
廊下は薄暗いのでライトは必須装備だ。
こちらがBフィールド。奥行き50m以上、幅も20m程度ある。
あっ! Bフィールド中央になにやら怪しげな大量の粉がっ!!
聞いてみると小麦粉とうるち粉だそうで。決して○薬製造所ではないので...。
この粉に弾が当るとバンバンと粉が舞うわけだ。チョー楽しげ。
粉を量っている。
ええ、決して輸出用とかじゃあないんだから...。
Bフィールドの2階連絡通路。
2階通路からさらに上に3階の小屋がある。
頭をぶつけそうな場所にはトラテープとクッションを巻いてあったりと、安全面にも配慮されている。
その3階の小屋の中では...。
あれ、キングジョーさん、なに小麦粉吸ってんですか!?
えっ? うどん作りに最適かどうか確認中?
ホントかなぁ...。
Bフィールドの屋根裏。
新薬の開発中、という設定の研究室。
Bフィールド奥の小部屋。
Bフィールド奥のスターティングポジションには、いかにもな取引現場発見!!
アタッシュケースに入った札束と小麦粉の交換だぜっ!!
Bフィールド奥のスターティングポジションに着くプレーヤー達。
キングジョー氏も我慢できずに参戦!!
Bフィールドも奥行きが50m以上あり、巧みに障害物が配されているので、かなり広く感じる。
通路も広くダッシュしても楽しい。
障害物の陰からハンドガンで狙う。セミオートのハンドガン戦はインドアゲームの醍醐味だ。
多階層構造なので上下にも目線を配らないとたやすく狙撃されてしまう。
Bフィールド奥から。
セーフティエリアももちろん屋内なので、天候を心配する必要はない。ジュースの自販機もある。
この日、ゲームをプレーされていた皆さん。撮影にご協力いただき、ありがとうございますっ!!
「アジト」オーナーのキングジョー氏(左)と、フィールドマスターのあじ子(右)ちゃん。
キングジョー氏はイカついけど、実はやさしい方なんですよ。ゲリラリラの元メンバーでご存知の方も多いだろう。
フィールドマップ。
駐車場も広々。何十台も停められそう。
セフティエリア横には水洗トイレ。この横にシューティングレンジもある。
また事務所では東京マルイのパーフェクトヒットバイオBB弾0.2gとガスも売っていた。
さて、今回はオープン直後で私自身プレーしたわけではないので、実際のゲーム感までは云々できないが、インドアフィールドであることを忘れるくらいに広いフィールドだということは確実にいえる。
ABフィールドを全面使えば普通のアウトドアフィールドより広い。
そして何よりオーナーのキングジョー氏の手がけるワルな演出が面白い。
怪しげな照明、金塊、白い粉、AKの密輸と製造などなど、まさしくアジト。さながらハリウッド映画のセットの中に迷い込んだかのような錯覚。富士急ハイランドの戦慄迷宮のようなリアルさ。
サバゲーフィールドもついにここまで来たかという感動すら覚えた。いやマジで。
跳弾対策や安全面の対策はオーナーのキングジョー氏が施工のプロだということでも裏付けられる。法的な問題解決や近隣住民とのコミュニケーションも良好とのことだった。全体的にオープン直後にもかかわらず完成度が非常に高い。
アクセスは都内からだと、中央自動車道で八王子を越え、相模湖を越え、談合坂を越えと結構遠いが、それを踏まえても余りある楽しさと興奮が味わえるはず。
10:00~17:00と終日遊べる時間設定がよいし、Aフィールド3,500円、Bフィールド3,000円、AB全面で5,000円、50名以上ならば4,000円で遊べる料金設定もリーズナブルといえる。