JWCSの大会に参加してみた!

JWCSの大会に参加してみた!

2014年7月4日~6日、茨城県のサバイバルゲームフィールド、特殊作戦群区内にあるシューティング施設で開催された、JWCSチャンピオンシップというスピードシューティングマッチに参加してきたのでレビュー。

JWCS
JWCSの成り立ちは以前レポートした月例会でも紹介したが、アメリカで開催されているWCS(ウエストコーストスチール)というシューティングマッチの日本版ということでJWCS。
6月にカリフォルニアでWCSが開催され、バトンの大塚社長をはじめ、トモ長谷川さん、L.E.M.サプライの矢田社長が参加し、このJWCSにも参加している。

JWCSの記念すべき第1回目の大会は7月3日(金)、4日(土)、5日(日)の3日間で開催された。
筆者もオープンクラスにエントリーさせて頂き、選手として金曜日に参加した。

矢田選手
今回オープンクラスとリボルバークラスで優勝した矢田選手。実銃でプレート撃つところもカリフォルニアで見ているが、とにかく早い。トイガンでも早い人は実銃でも早いわけだ。

スピードコンプ
その矢田選手が使用していたリボルバーがこれ。コクサイのスピードコンプにタスコのドットサイトを搭載。グリーンガスの外部ソース仕様になっている。

WAのSV
矢田さんがオープンクラスで使用していたオートはWAのSV。トップシューターのWA率は高い。
使用理由を聞いてみたら「早くドローしても生ガスを吹かないから」とのことだった。トリガーの切れの良さを聞いてみたらトリガーの感触はマルイのほうが好き、とのことだった。

トモ長谷川選手
トモ長谷川選手はオープンとタクレットクラスでエントリー。

カップガン
カリフォルニアで使用している実銃カップガンと同じセッティングのガスガンを使用している。

タクレットからのドロー
タクレットからのドローをみせるトモ長谷川選手。ポーチから取り出しているとは思えない早さ。しかもしっかりと銃口ラインが左手を切らないようにアクションしているのは流石。

上矢ゆいさん
上矢ゆいさんもオープンクラスでエントリー。しかも早い。私より断然早い。並み居る強敵男性シューターのなか、オープンクラスで8位という素晴らしい成績。

乙夜さん
乙夜さんは初めてのシューティングマッチ。ライフルクラスでエントリー。そういえば乙夜さんは左利きなんだよね。

井上編集長
ピースコンバットの井上編集長もライフルクラスでエントリー。井上編集長も左利きなのか。

ヒロさん
ナイフマガジン、SATマガジンの海外ライターをされているヒロさんはハンドガンのエントリークラスで参加。使用するのは東京マルイの電動ブローバックHK P30

TRANSFORM4
今大会はICS cupといことで、台湾のトイガンメーカーICSがスポンサードしており、大会開会式でじゃんけん大会があり、ICSの新商品TRANSFORM4電動ガンをヒロさんがゲットしていた。

とまあ、参加者はほとんどが顔見知りだったので、緊張することもなく和気あいあいとリラックスして撃つことができた。

つづいてはJWCSのステージのおさらいと私の撃ち順を紹介しよう。
WILD BUNCH
WILD BUNCH。右から左へ撃っていく流れ。2、3、4と同じリズムで撃ちたくなるが、2と4を外しやすい。私のステージタイムは13.32秒。

PICK IT UP
PICK IT UP。右端がストッププレートなので、左から流して撃つ。ステージタイムは13.36秒。

WHIPLASH
WHIPLASH。左のプレートが近いので、左から右へ撃った。ステージタイムは12.28秒。

SPRAY AND PRAY
SPRAY AND PRAY。ストップ以外がレクタングルなので、タイムが伸びやすいのだが、急いで撃ちすぎて逆に外す。落ち込む。ステージタイムは12.65秒。

BLAZE OF GLORY
BLAZE OF GLORY。私は右から左へ撃ったが、右から2番目の一番近いプレートから撃つのシューターも多い。ステージタイムは13.49秒。

STRAIGHT STEEL
STRAIGHT STEEL。距離は近いが、全てが小さい的なので緊張感がある。焦らず良く狙って撃った。ステージタイムは12.90秒。

GOOD, BAD & UGLY
GOOD, BAD & UGLY。これも左右対称のステージ。STRAIGHT STEELに似ているがこちらのほうがより射角が広い。ステージタイムは12.71秒。

これら7ステージの合計タイムは91.21秒。結果はオープンクラス27人中、16位。
うーん、もっと練習しないとなぁ...。

BOG-TEN
BOG-TEN。BLAZE OF GLORYの実銃用ステージの距離とプレートの大きさを再現したステージでエクストラマッチとして10回の初弾タイムを測る。タイムは15.22秒、49人中13位だった。

Googleスプレッドシートの小さい枠内にタイムをポチポチと入力今回の大会では各スクワッドにRO(レンジオフィサー)とRO補が指名されておりタイムは自分たちで入力する。
私はRO補だったので、スクワッドの皆のタイムを入力することになった。ROのタイマーの数値を読み取って紙のスコアシートにタイムを記入し、さらにタブレットのタッチパネルでGoogleスプレッドシートの小さい枠内にタイムをポチポチと入力する。
慣れていないのもあるけど、これに没頭してしまうとシューターとしての精神統一がしにくかった。このあたりはやはり専任のROがいたほうが良いと感じた。またタイマーと連動したスコア入力集計ソフトウェアを導入するなどしてROの人的リソースの低減も行えれば更に良いだろうと感じた。
とはいえ、同じRO捕の矢田選手がスコア入力しながらもオープンで優勝しているわけで、上手い人は何事にも動じないものなのだろう。

JWCS今大会の総エントリー数は91エントリー。これは複数クラスのエントリーもカウントしているので実際の参加人数はもっと少なくなるが、今後の大会ではさらにシューターの数も増えていくことだろう。

大会というと敷居が高く感じるかもしれないが、会場の雰囲気はいたって和やかなので、初心者でも気軽に楽しめるシューティングマッチ。興味があればぜひ次回大会に参加してみてはいかがだろうか。

JWCS シューティングレンジ
茨城県稲敷市伊佐部762
TEL 0299-94-8908 (特殊作戦群区)

営業時間 10:00~18:00
※JWCS公式レンジ営業日・営業時間は基本的に『特殊作戦群区』様に準拠します。
http://jwcs-shooting.com/

2014/07/08

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