米ドラマ『ザ・シューター』の登場銃器解説
2018年2月7日(水)に待望のDVDがリリースされる、米ドラマ『ザ・シューター』。濃密なストーリーと多くの銃器が登場する本作の登場銃器を詳細に解説しよう。ストーリー
かつて「最高の狙撃手」として数々の戦功を挙げたボブ・リー・スワガー(ライアン・フィリップ)は、海兵隊を引退し、妻と娘との平穏な生活に戻っていた。
しかし彼の元上官で現在はシークレットサービスに籍を置くアイザック・ジョンソン(オマー・エップス)の要請で、アメリカ・ウクライナ両大統領を狙ったテロ計画を阻止するため、シアトルで数日間の現場調査を引き受ける。
しかし狙撃は実行されウクライナ大統領は死亡。現場にいたスワガーは狙撃犯として逮捕されてしまう。数日前からカウンターテロ調査のため現場付近を歩き回っていたスワガーには、知らず識らずの内に状況証拠だけが積み重ねられていた。
何者かに嵌められた、と気付いたスワガーは拘置所から脱走。事件の真相を暴き、自らの無実を晴らすべく行動を開始する。いっぽう、優秀でありながらも組織からは煙たがられていたFBI捜査官メンフィス(シンシア・アダイ=ロビンソン)も、一連の事件の背後に蠢く「何か」を嗅ぎつける。
幾度かの衝突がありつつも協力関係を築くスワガーとメンフィス。海兵隊の元上官ジョンソンとシークレットサービスの一部、さらにPMC(=民間軍事企業)「アンフル・ダイナミクス」の経営者にして射撃マニアの大富豪ロン・スコット(デズモンド・ハリントン)、そしてアメリカ政府とロシア政府の一部をも巻き込んだ巨大な陰謀が徐々に明らかになる中、遂にスワガーの家族にまで危険が及ぶ。
大ベストセラー『極大射程』がドラマ化
原作は言わずと知れた大ベストセラー、スティーヴン・ハンターによる小説『極大射程』だ。狙撃銃や弾薬に関する描写が過去の小説群からは飛び抜けて専門的かつマニアックに緻密になされ、それらの資料性でガッチリと裏付けられた手に汗握るサスペンスとアクションは日本のハードボイルドファン、銃器ファンの広い支持を集めただけでなく、一般読者の関心をも幅広く集め、2000年の「このミステリーがすごい!海外編第1位を獲得する等、大きな話題となった。
2007年には『ザ・シューター/極大射程』として映画化されたが、2時間という上映時間では筋を追うのがやっと、という感じだった事は否めない。また劇場公開作品である以上、画面的な派手さ=アクションもやや誇張、強調せねばならず、原作小説に満ち満ちていた細かいディテールや登場人物たちの心理描写、過去からの葛藤、といったものが掘り下げ切れていない等、単体の映画作品としては充分に及第点ではあったものの、原作のファンとしては少々残念な作品だった。
しかし、そう思ったのは我々観客だけではなかったようだ。今回のドラマシリーズにはナント、2007年映画版の監督アントワーン・フークアと主演俳優マーク・ ウォールバーグが製作総指揮にその名を連ねているのだ。彼ら自身が、2007年の映画では拾いきれなかった原作の魅力を、本作には全面投入しよう! との意気込みをもって製作したのではないか? という気概を気迫を、この本作からは感じる事ができる。
小説ではベトナム帰還兵、映画ではアフリカ帰還兵であった主人公ボブ・リー・スワガーは本作ではアフガニスタン帰還兵となっており、年齢設定もかなり若返ってやや童顔のライアン・フィリップが主演に抜擢された。
また小説や映画ではいまひとつパッとしない男性、という設定だったメンフィス捜査官は切れ者の女性捜査官に、さらに小説や映画では戦場でスワガーのパートナーだったドニーの妻で、後にスワガーと再婚し娘を設ける女性ジュリーは、ドニーとは無関係で既にスワガーと結婚し娘も3〜4歳に成長している、という具合の設定変更がなされている。これはより幅広い視聴者層に訴えるための、TVシリーズならではのアレンジなのだろう。
とはいえ、筆者は『極大射程』というタイトルを聞いて原作小説のファンが期待する全てが、遂に余すところなく映像化された!との感慨を覚えた。「シーズン1」第1話のタイトル『Point of Impact(=着弾点)』は、小説『極大射程』の原題でもある。
「シーズン1」は2016 年11月に全米で放送されるやいなや大反響を呼び、「SUITS/スーツ」「MR.ROBOT/ ミスター・ロボット」など多くのドラマ人気作を持つUSA ネットワークでは年間最高視聴者数を獲得。数ある名作ドラマ、大ヒット作の仲間入りを果たした。 さらに「シーズン1」の好評を受け、原作小説でも続編にあたる『狩りのとき』を一部モチーフに取り入れたオリジナル脚本の「シーズン2」も2017年7月から放送されたが、残念ながら主演ライアン・フィリップスのプライベートでの怪我により、決着を迎えぬまま第8話で中断している。
しかし2017年12月、制作側は「シーズン3」を発表。いま現在は全世界の『極大射程』ファンがシリーズ再開を熱望している状態だ!
登場する銃器の解説
本作『ザ・シューター』では実に多くの銃器が登場する。
各エピソードで特にストーリーに強く関わってくるのが、主人公=ボブ・リー・スワガーが生きる「狙撃の世界」には必要不可欠といえる数々のライフルだ。まさに多種多彩なモデルが百花繚乱の様相で次々と登場し、銃器フアンにとっては最高の目の保養となるだろう。
そして銃ばかりでなく弾薬やスコープといった範囲にまで及ぶきめ細かい描写の数々は、小説『極大射程』のファンをも納得させるに違いない。
Mk11 Mod.0 (Knight’s Armament SR-25)
市街地戦闘で想定される「複数目標に対する中〜長距離の銃撃戦」に対応すべく、2005年から海兵隊が採用しているセミオート狙撃銃。有効射程は600mと言われている。いち早く導入した海軍や海兵隊での採用名が「Mk11 Mod.0」であり、同じ「Knight’s Armament SR-25」をベースとした改良型は「M110」として後に陸軍にも採用された。
アフガニスタン派兵時代のスワガーがこの銃の運用を担当しており、回想シーンで登場する。さらに彼は自宅や隠れ家にも同型・同仕様のライフル(※海兵隊時代の銃と同じ個体なのかは不明)を所持しており、今回のドラマで描かれる一連の戦闘の他、密猟者捜索や罠にかかった動物の救助等にも使用した。
Savage M110 ws Saber-Forstt SVL-A2 MRC
群を抜く頑丈さで知られ、特にハンターに愛用者の多いサヴェージM110の本体にカーボン素材やアルミ合金を多用したアシュベリー( Ashbury Precision Ordnance)製のモジュラーストックを組み合わせたカスタム・ライフル。劇中で搭載されるシュミット&ベンダー製の高精度スコープにも注目したい。
「テロリスト狙撃手ソロトフはこの銃を使用する」との情報を元に同型銃を用いて熱心に弾道実験等の狙撃検証を行うスワガーだったが、皮肉にもその行為が自身の犯罪を裏付ける状況証拠として利用されてしまう。
しかしある小さな機転が後に彼自身を救う事にもつながる。
D&L MR-30 PG as“Black King”
M1911A1と同型のグリップが特徴的なキャリングハンドル付きモジュラー・ストックを各社の銃本体と組み合わせてオーダーメイドで製作されているD&Lスポーツ製カスタムライフル。本作では.338ラプア版のカスタムが、この世に4挺しかない幻のライフル「ブラックキング」として登場する。スペード、ハート、クラブ、ダイヤ、それぞれの「キング」が刻印されたALUMAGRIPS製の黒いグリップが目印、という洒落た設定だった。
この銃と犯行に使用されたカスタムリロードの.338ラプア弾を追跡するスワガーが辿り着くのは海兵隊スナイパー時代の元教官オブライエン(ウィリアム・フィクトナー)。年齢といい背格好といい世捨て人的な生活ぶりといい、小説のボブ・リー・スワガーをそのまま映像化したようなキャラクターで、これは原作ファンを喜ばせる心憎い演出だった。
同型銃で1,500mの狙撃を成功させるロン・スコットのYouTube動画はスワガーとメンフィスの捜査を大きく進展させるが、同時にこの銃を所有し凄まじい狙撃能力を持つスコットの脅威を皆が思い知る事になる。
Mk12 Mod.0 SPR
米軍制式採用の「M4カービン」に18インチの高精度銃身やフリーフロート・ハンドガードの付いたSPR(=スペシャル・パーパス・レシーバー)アッパーを取り付けた簡易狙撃銃。使用弾薬が5.56×45mmNATOなので.7.62mmや.338ラプアマグナムよりも射程距離や威力では劣るものの、比較的反動が少なく撃ち易い。射撃にはいまひとつ自信がなかったメンフィスにスワガーはこの銃を貸与し、彼女のトゥリガープルを徹底的に訓練する。
Barrett M82A1
射程が長く威力も絶大な大型機銃用の12.7×99mmNATO(.50BMG)弾をセミオートで連射可能。当初はIED等の危険物除去目的で海兵隊や陸軍に採用されたが、戦場では狙撃銃としても幾多の戦果を挙げた。
本作では第9話のクライマックスでスワガーの元上官アイザック・ジョンソンが、.50口径弾の恐るべき威力を見せつける、ドラマ史に残るだろう衝撃的な狙撃を披露!
Barrett Model 98 Bravo
.50口径セミオートのM82A1で有名なBarrett社のボルトアクション狙撃銃。10発入りの箱型弾倉を使用し素早い射撃が可能。また27インチ(=約69cm)の長さがありながらも軽量化のフルート加工が施された銃身の採用により総重量が「6.1kg」と、このクラスのライフルとしてはかなり軽量なのも特徴だ。
ウクライナ大統領狙撃事件の手掛かりを追うスワガーは、銃弾の出処を追ってとあるサバイバル・キャンプに潜入する。そして彼らのリーダー、リチャーズに腕を見込まれ、キャンプを包囲した警官隊を撃つための狙撃銃としてこの銃を与えられる。
Daniel Defense DDM4 MK18
U.S.M4カービンのシルエットを踏襲しつつ、フリーフロート・ハンドガード、10.3インチ短銃身、角度の立ったグリップ、オリジナルデザインのストックや樹脂製マガジン等を備え、かつ内部メカニズムにもダニエル・ディフェンス社独自の機構を数多くフィーチャーしたタクティカル・カービン。ロン・スコットが経営するPMC「アンフル・ダイナミクス」が制式採用している銃、という設定のようだ。
第8話でアイザック・ジョンソンがこの銃にショートスコープを載せ、スワガーを偵察するのに使用。さらに第10話ではスワガーがこの銃を携え、敵との最終対決に望む。
また第6話でスワガーとオブライエンを襲った戦闘員たちは同型銃の14.5インチ銃身フルサイズ版である「DDM4」にサプレッサーや各種光学サイトを装着したものを全員が装備している。スワガーが敵の一人から奪って使った銃には、独特のシルエットが特徴的な「リューポルドHAMR」に小型のリフレックス・ダットサイトがタンデムで搭載されていた。
M40A5
海兵隊が伝統的に採用し続けているボルトアクション式の狙撃銃が「M40」だ。「A5」とは「5回目の改修を受けたモデル」という意味になる。着脱自在の箱型弾倉になった事と、銃身基部に3面式の20mmレールが装備された事が主な改修点である。使用弾薬は7.62×51mmNATO弾。
幻のライフル「ブラックキング」と特殊なリロードで製造された.338ラプア弾について質問するため、スワガーは海兵隊スナイパー時代の教官オブライエンを訪ねる。スワガーを手荒く出迎えたオブライエンがこの銃を構えている。その後、2人を抹殺すべく急襲してきた「アンフル・ダイナミクス」のPMC要員十数名を相手に銃撃戦となり、スワガーとオブライエンの驚異的な狙撃能力が発揮される。
特にオブライエンがこのボルトアクション・ライフルを鮮やかに操作する姿は印象的で、この場面もまた原作小説でのボブ・リー・スワガーの活躍を彷彿とさせるシーンになっている。
McMillan TAC-338
『アメリカン・スナイパー』の主人公としても知られるNAVY SEALSのスナイパー、クリス・カイルが愛用し、当時の戦場での狙撃世界記録「1,920m」を打ち立てた事で広く知られるようになった、.338ラプア弾仕様の狙撃ライフル。
本作では第5話でサバイバル・キャンプのリーダー、リチャーズが愛用。Barrett Model 98 Bravoを貸与されたスワガーと、警官を標的にした狙撃対決を行おうとする。しかしスワガーは事前にこの銃を借りて試射……と見せかけ、コッソリある細工を施していた。
Remington 700 BDL
ボルトアクションライフルの基本にして原点、といえばこの「レミントンM700」という程に有名でメジャーなモデル。海兵隊のM40シリーズや陸軍のM24SWS、その他各社の狙撃銃の多くも、このM700の本体機関部(アクション)を使用している場合が多い。
第1話の冒頭で登場する密猟者は.223口径のこの銃を持っており、「本来の狩猟用ではない」とスワガーに咎められる。
第3話では自前のM700を、第6話ではオブライエンの武器庫からM700を借りていずれも偵察する場面がある。スワガーほどのライフルの名手ならば使いこなせて当然の銃なのだ。
Springfield M1A
7.62mm弾の反動と威力が近代戦に於いては過剰と評価され、5.56mm口径のM-16にその座を明け渡すことになった米軍制式ライフルM-14の民生版。1974年から生産が開始され、M-14の評判が当時必ずしも芳しくなかったことからセールスは期待されていなかったが、民生用としてセミオートオンリーに改修されたことがプラスに働き、その耐久性と命中精度の高さから大ヒット商品となり、逆にこのM1Aの成功は中距離狙撃銃としてのM-14の可能性を軍関係者に再評価させる契機にもなった。
第5話でスワガーは、タンカラーにペイントされたM1Aでフォード・バンのタイヤを狙撃しパンクさせ、相手の動きを止めることに成功する。またこの銃にはマウントベース部分が動くことで狙点調整が行える「アートスコープ」が搭載されている点にも注目して欲しい。
また第10話の回想シーンで登場する隠れ家の武器庫の壁には「JAE-100ストック」の装着された自前のM1Aも確認できることから、スワガーはこの銃の扱いにも慣れている、と推測できる。
Winchester Model 70
19世紀末にドイツ・モーゼル社が完成させたボルト・アクションライフルの基本メカニズムを受け継ぎ、前身モデル「M54」を大型化する形で1936年に販売開始されたボルトアクションライフル。ヴェトナム戦争で海兵隊が最初に使用した狙撃銃はこの銃がベースとなっていた。1964年に大幅なコストダウンを行うがための「改悪」が行われ、急速に衰退。皮肉にも当時M70生産の下請けでウィンチェスターからノウハウを受け継いだレミントンが開発したM700に完全にお株を奪われる、という事態を招いた。よって1964年以前のM70は「Pre’64」と呼ばれ、現在でもなお珍重されている。
第5話でサバイバル・キャンプの若いメンバー、ジョーイがこの銃を持っており、スワガーから射撃の手ほどきを受ける。
なお、原作小説『極大射程』では、20挺だけ限定生産された「黒檀製の黒いストックのついたPre’64のM-70」が「ブラックキング」として描かれている。
M1 Garand
1936年、米軍が世界に先駆けて制式採用した自動装填式の軍用ライフル。それまでに使用されていたボルトアクション式のM1903小銃に比べて圧倒的な速射能力を示し、WW2での米軍躍進に大きく貢献。1957年、M-14にその座を明け渡すまでの期間、米軍の主力ライフルであり続けた。現在でも「アメリカ人の魂」と呼ばれコレクターに人気が高く、また復刻版モデルの生産も続いている。
第3話でアイザック・ジョンソンがスワガーをこの銃で狙撃する。
Palmer Cap-Chur Model 60 Short Range Projector/麻酔銃
銃身と並行した下側のチューブに内蔵した炭酸ガスボンベで得られる圧力によって銃身内に収まった投射体(プロジェクタイル)を発射するという多目的銃。射程は10mがせいぜいで、本来は主に森林の樹木や家畜等に識別のためのマーキングをするためのペイントボール射出に用いられるが、動物等を相手にした場合は「麻酔銃」として利用される場合もある。但し実際には使用する薬物や命中箇所によって麻酔が効かなかったり、効果があっても時間に相当のバラツキがあり、本作のように「命中→即昏倒」とはいかないらしい。
また法的には「化学兵器」にカテゴライズされるため、ハーグ陸戦条約により軍での使用は禁止されている。警察用として使用する場合も注射による薬物投与は医療行為なので医師免許が必要となる。
というわけで現在、対人用の非殺傷武器としてはテイザー銃やスタンガンが主流のようだ。
Mossberg 500 Cruiser
モスバーグ・ショットガンの特徴は銃身上部を覆う穴の空いた鋼板(ヒートシールド)だ。これは第1次世界大戦でショットガンが塹壕戦で用いられていた頃の名残で、不意に発砲後の銃身に触れてしまった場合でも手に火傷を追わないための配慮である。
第3話で傷を癒すためコンビニエンスストアに立ち入ったスワガーに、ストックがなくコントロール製が低下したこの銃を店主が突き付けるが、事故を起こす寸前でスワガーに取り上げられた。
Remington 870 Express
1950年代から現在に至るまで、狩猟用、警察用として広く使用されてきたポンプアクション・ショットガンの傑作。堅牢なボディと確実な作動により、世界中のユーザーから確固たる信頼を集めている名銃だ。
シーズン1全編に渡って汚い仕事を嬉々として一手に行ってきたシークレットサービスのジャック・ペイン(エディ・マクリントック)が、第9話でスワガーの妻ジュリー(シャンテル・ヴァンサンテン)を人質に取った際、この素晴らしい銃を異様な姿に改造して使う。銃身も銃床もギリギリのサイズまで切り詰め、ジュリーの首と自分の手首に針金とダクトテープでガッチリ固定。不意に動いても絶対に狙いが外れないよう、周到に準備されていた。
作品データ
『 ザ・シューター』
2018年2月7日(水)リリース
DVD-BOX ¥9,300(税抜)5枚組/10話収録
レンタル同時開始 全5巻
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©2018 Paramount Television and Universal Cable Productions. LLC.
©2018 Paramount Pictures.
公式サイト: http://shooter-tv.jp/
■解説者プロフィール
石井 健夫(いしい たけお) 1967年12月、東京都生まれ。 |
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