西部劇ごっこ 2024
2024年11月17日(日)、千葉県のサバゲフィールド、No.9 リドリーにて開催された「西部劇ごっこ2024」の模様をレビュー!!
千葉県のサバゲフィールド、No.9 リドリーはウエスタン気分が盛り上がる西部劇フィールド。
今年も100人ほどのガンマンが大集合!!
そしてエアガン、モデルガン入り混じっての撃ち合い。
レバーアクションのウィンチェスターライフルをくるくる回して撃ったりもOK。
自分なりの西部劇ガンマンになりきって遊ぶのは最高だ!
長い銃身のシングルアクションリボルバーも多く、専用のホルスターを特注しているガンマンも居る。
リボルバーとライフルを駆使して戦う!
そして各所で発生する西部の決闘!!
立ち話している姿もさまになる。
西部劇ごっこに似合う素敵ドレスでの参加者も。
コカ・コーラは1886年にアメリカで発明され、1892年にザ コカ・コーラ カンパニーが設立された。
西部劇ごっこはここ数年11月下旬の開催で、少し肌寒いかなという季節でもある。ウエスタンシャツだけだとちょっと不安なのだが、どんな防寒対策かを聞いてみたところ、定番はベストを重ね着するそうだ。
西部劇によく登場するポンチョは、そのカッコ良さだけでなく、防寒対策としても良い!
こちらはダスターコート。コットン生地でカラーも色々あって、防水対策にオイルをしみこませたものもある。
西部劇のリボルバー
西部劇ごっこでは1900年くらいまでの銃器の使用がOKだ。この時代は銃器が発達した時代でもあり、現代的な要素と、古い要素が入り混じっている。
パーカッションリボルバーは西部劇ごっこでも愛用者が多い。
ハンマーを都度起してトリガーを引くタイプのシングルアクションが多いが、中にはダブルアクションリボルバーを使うガンマンもいる。写真はスタール・アーミー・リボルバー。
またパーカッションリボルバーをメタルカートリッジ仕様にカスタムしたコンバージョンモデルを使うガンマンもいる。
木製グリップはアイボリー、パールグリップなどのカスタムやトリガーガードやバックストラップを真鍮にカスタムするガンマンも。
ジョン・ウェインの肖像が入ったSAA!
小さい護身用のポケットピストルだとデリンジャーが定番。デリンジャーにもいくつかのタイプがある。
写真はレミントンデリンジャーのキャップ火薬ミニチュア版。
西部劇のライフルと言えばウインチェスター
拳銃はSAAやパーカッションリボルバーが多いが、長物はどんなのが多いのか、筆者もあまり知らなかったので、参加者の皆さんに見せて頂いた。
M1860 ヘンリーライフル。最初期のレバーアクションとしてヒットしたライフル。銃身の下にチューブ式のマガジンがあり、レシーバーは真鍮製で、.44口径のリムファイア弾を使用した。
その後、ヘンリーさんの作ったヘンリーライフルはウィンチェスター社によって販売されることになる。
こちらはM1866で、木製のフォアエンドが取り付けられ、レシーバー右側に弾薬装填口が設けられてより扱いやすくなった。真鍮製のレシーバーから"イエローボーイ"の愛称で知られる。弾薬はヘンリーライフルと同じ.44口径のリムファイア弾。
M1873。より強力な弾薬であるセンターファイアの.44-40弾を使用するためにレシーバーを真鍮製から、鉄製に変更。.44は口径、40は装薬量を表す。このライフルが爆発的に売れてウインチェスター社の知名度も向上、「西部を征服した銃」と呼ばれるほどの超ヒットモデルとなった。
M1892。M1873はレシーバーが3ピース構造だったのに対し、M1892では一体型レシーバーとなってより強度をアップ。弾薬はボトルネックのある.32-20ウィンチェスター弾という現代で言うところのライフル弾に近い弾が使用できるようになった。
カービンやソードオフモデルも人気。ジョン・ウェインが映画で使用したトラッパーと呼ばれるカービンや、スティーブ・マックイーンがTVドラマ『拳銃無宿』で演じたジョッシュ・ランダル使用のランダルカスタムなどは取り回しもしやすく、愛用者が多い。そして小さいサイズを活かしたループレバーでくるくる回しながらレバー操作する仕草はガンマン心をくすぐるのである。
西部劇ごっこではパーカッションロックや、トラップドア式の単発リムファイア、センターファイアなど様々なレバーアクション以前の長物を使用するガンマンもいる。
西部劇ごっこのショットガン
拳銃、ライフルとともにショットガンも西部劇ごっこではよく見かける。
M1887。ライフルではなくてショットガン仕様のレバーアクション。銃身と銃床を短くカットしたソードオフモデルが映画『ターミネーター2』で使用されたこともあって、知名度の高い人気モデル。
M1897。ショットガンがポンプアクションとなった最初期のモデル。これはなんとMGC製のモデルガン。
トルネード吉田さんはタナカ製のM1897 ショットガン。初期のポンプアクションで第一次世界大戦ではトレンチ(塹壕)ガンとして塹壕戦でも使用された。
水平二連のショットガンを撃つ!!
昔のショットガンだとパーカッションロックやハンマーむき出しのセンターファイアだったりすることも。
定番のジャンルとなった西部劇ごっこ!
今年もまた多くのガンマンと西部劇ごっこを楽しんできた。
今年は初参加のガンマンも多くて、より西部劇ごっこの広がりを感じられた。
参加者が作りこんだ西部ネタ小物や仕込みもたくさん見られて笑顔が絶えないイベントだ。
ランチタイムは美味しそうな西部メシがたくさん見られた。
ウインチェスターライフルが自撮り棒に!!
出店者やフリーマーケットも増えて、セーフティエリアも賑やか!
アームズマガジンとタナカワークスのコラボモデル、SAAバウンティハンターカービンが展示。
今年は、直前のイベントでマルイからパーカッションリボルバーのM1851も発表され、今後もさらにガンマンが増えそうな勢いだ!!
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