西部劇ごっこ 2019
2019年11月17日、千葉県のサバゲフィールド、No.9のリドリーにて開催された「西部劇ごっこ2019」の模様をレビュー!!
一番右が主催者のカッタケさん。革とエアーガンという老舗WEBサイトの管理人でもあり、自作のガンベルトなど、革製品を作られている。
今回、10月の開催が台風で中止となり、11月開催となったが、多くの西部劇ファンが集まった。
動画でもどうぞ!!
この日は二手に分かれて、エアソフトガン、モデルガン入り乱れての撃ち合いが行われた。もちろんマーカーなどは付けない。
弾の出ないモデルガンでも当たったと思えばその場で撃たれたリアクションをする。ヒット!とか言っちゃダメ。やられた~、とか、ぐぁ~とか叫んでその場に倒れるのだ!!
松戸のガンショップ、BigOutの大出さんも戦う!!
BigOutさんは出店もされていた。その先住民の羽根飾り素敵ですね~!
「こいつの命が惜しれば...!!」人質をとるのも自由。
ファニングで連射!! 達人になるとリボルバーでもオートマチックより早く撃てるようになる。
二丁拳銃どころか、3丁、4丁、5丁も銃をぶら下げているガンマンも!
西部劇と言えば決闘!! 誰でも一度はやってみたい。この日もそこら中で自然発生的に決闘が始まる。
そしてみんながそれを見に囲みを作る。西部劇の決闘は互いに向き合って銃を抜くのがお作法。
モデルガン同士、エアガン同士で決闘をする。モデルガンは音で判断。どっちが早かったぞ、なんてギャラリーから審判が下ったりする。
やっぱり西部劇の長物と言えばウィンチェスターのレバーアクションライフル。
年代ごとに沢山種類があって、なかなか覚えきれない。またトイガンメーカーもいくつかあるがKTWのコッキングエアガンを多かった印象。> ウインチェスターのトイガンを検索
さらに後装式トラップドア ライフル、前装式パーカッション ライフル、ショットガンなど、西部劇ごっこで使われるエアガンやモデルガンは意外にも幅広い。
水平二連のショットガンも人気。
砦っぽい感じに旗が掲げられる。そのポスターは飲み屋からもらったものだそうで...。
ウエスタンと言えば、バーボン。でもこれ、お茶なんですよ。つまり水筒ってこと。
フリーマーケットでアイテムをゲットすることも。私も前回、ウエスタンシャツを格安で購入!
みなさん、衣装もそれぞれ。こだわってますね~
こんな昔のアメリカの紙幣のレプリカも。
馬に乗った北軍兵士!!
この北軍兵士、ことあるごとに突撃を繰り返してはみんなから撃たれていた(笑)!!
なななんと、自作の大砲を持ち込む猛者も!!
撃て―っ!! ドカーン、ってそんな大きな音はしないのだけど、開戦の号砲が鳴り響いてるイメージで。
オーダーメイドのガンベルト、カッコいい!! 映画に登場した衣装を再現するガンマンも多かった。
トルネード吉田さんも参加!!
ダブルウインチェスターで明日に向かって撃て!! いや、リバティ・バランスを撃て!!
セフティテーブルの上には西部劇の銃がたくさん並ぶ。
貴重なコレクションが沢山。
マルシンの金属製モデルガン!! 重量感がたまらない。
発火モデルガンのカートリッジ。こんな感じで3ピース構造になってたりする。このなかにキャップ火薬を詰めて撃つ。キャップ火薬は1個(シングル)以外にも、2個(ダブル)、3個(トリプル)といった具合に複数セットできるものもある。キャップ数が多くなればそれだけ大きな音が鳴る。
カートリッジ式のコルト シングルアクションアーミー以外にも、パーカッションピストルを愛用するガンマンも多い。M1851ネイビー、M1860アーミーなどは人気モデル。シリンダーに直接キャップ火薬をセットするのがカッコいい!! またこれらのガンはバレルとシリンダーが簡単に分解できるものが多い。
西部劇の銃の一覧は以下のリンク先にまとめているので興味があればぜひご覧あれ。
お昼はフィールドのカレーを購入できるが、そこはこだわりのあるガンマン、雰囲気のある食事を持ち込まれていたガンマンもいた。
シチューやスープを作って仲間で食事。楽しいひと時だ。
このガンマンはシチューをみなさんに振舞われていた。美味しかった~!!
みんなの足元に転がっているのはタンブルウィードって言って、西部劇でよく出てくるコロコロ草。カッタケさんが作って持ってきた。
4 on 4 決闘!?
楽しすぎるよ、西部劇ごっこ
西部劇ごっこの良いところはなんといってもその雰囲気。のんびりとしたムードで、みんな和気あいあい。主催者カッタケさんのカラーが出てるんだろうなと思う。
もともと西部劇は西部開拓時代をテーマに再現された演劇なので、衣装やアイテムなどの自由度が高い。しかも雰囲気を楽しむことがテーマなので間口が広く、幅広い年齢層の方にもおススメだ。
昔はウエスタンというとシニアファンの定番みたいなイメージだったが、西部劇ごっこは若い人も多く参加している。ウエスタンハットにガンとガンベルト、ジーパンさえあれば気軽に参加できる。もちろん映画の登場人物や、19世紀の時代背景にこだわっていくこともできるが、他人に細かいこと言う人なんかいない。
そしてわからないことがあれば聞いてみると、みなさん丁寧に教えてくれるのも嬉しい。鉄砲のおススメメーカーやモデル、衣装の購入方法、安く手に入れる方法などなど、私もいろいろ教わった。
秋晴れの日曜日、まったりと撃ち合いが進行し、ガンマン同士でウエスタンを語らい、鉄砲をパンパン撃っては弾込めし、また撃ってと、実に愉快な一日だった。
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