2008 第48回 全日本模型ホビーショー 東京マルイ新商品情報 【イベント レビュー】
2008年10月16日から19日まで開催された2008 第48回 全日本模型ホビーショーの東京マルイ新製品情報を速攻レビュー!!。
今回の目玉はついに次世代電動ガンとなったSOPMOD M4。リコイルバッファチューブにシュート&リコイルエンジンを搭載した次世代電動ガンの第3弾。
東京マルイ SOPMOD M4 電動ガンスペック
全長 |
803/878mm(ストック伸長時) |
重量 |
3,270g(バッテリー含む) |
銃身長 |
364mm(インナーバレル長) |
装弾数 |
6mmBB弾 82発 |
予価 |
54,800円(税別) くらい? |
発売予定日 |
2008年12月 |
メカBOX |
新Ver.2 S&R / EG1000 |
バッテリー |
SOPMOD |
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SOPMOD M4とHi-CAPA XTREMEの
射撃ムービー |
SOPMOD M4のレシーバーは完全新規のアルミダイキャストフレーム。アルマイトと塗装による仕上げとなっている。
刻印もスタンダード電動ガンとはわずかだが異なる。
また、プラよりも強度が増したので、実銃ほどではないが、わずかにフレームが薄くなっているらしい。
フラッシュハイダーは亜鉛ダイキャスト製。
レシーバー右側面。
マルイの刻印はしょうがないところ。
セレクターは貫通しておらず右側面のインジケーターはダミー。
チャージングハンドルを引くと、エジェクションポートカバーが開き、ボルトが後退、といってもボルトはスチールプレスの薄いものだが、そしてホップアップダイアルにアクセスできる。ダイアルは従来のものとは異なり、バレル同軸式となった。
新機能としては全弾撃ちつくすと、マガジンフォロアーリンクパーツがメカボックスを停止させる<リアルライブ・給弾ストップシステム>が導入された。
マガジンチェンジし、レシーバー左側面にあるボルトリリースボタンを押しロックを解除して再び射撃を開始するというアクションが可能になった。
タイミングによっては全弾射撃後、1発くらいは空撃ちになる場合もあり。
上下レシーバー、RAS、アウターバレル、リコイルバッファチューブ(ストックチューブ)、LMTタイプのリアサイトなどほとんどの主要パーツがアルミ製となった。
グリップ内にはEG1000ハイトルクモーターを内蔵。太さは変わらず。
マガジン底部にAR15の刻印。
今回のM4からフロントレール長がリアルサイズになった。実物ナイツRASと同様のレールシステムを装備。ガタツキも皆無だった。
LMTタイプのリアサイトが付属する。
素材はアルミ製。
ボルトフォワードアシストノブはダミーながら金属製となった。
ボルトのモールド造形が従来とは異なる。
エジェクションポートカバーを閉めていても射撃を開始するとボルトが後退し、カバーが連動してオープンする。
ボルトの後退ストロークは1/3くらい。
レシーバー上面のレールにはガイドナンバーが入っていないが、スタッフに聞くと「入れる予定です」とか、「入れるとコストアップになりそうだから悩んでいる」とか、そんな回答をもらった。
さらに今回から新規のSOPMODバッテリー。
8.4Vのニッケル水素バッテリーで1300mAhの容量となった。
ワンチャージで3000発程度射撃可能とのことだが、実際にはそこまでは撃てないだろうと予測。
ケーブルレスのダイレクトコネクト方式を採用し、クレーンストックにビルドインされる。
このバッテリーと専用充電器は別売となっている。
バッテリーの交換方法は簡単で、クレーンストックのツメ部分(赤矢印)を両側から押してバットプレートを取外しておこなう。
バットプレートを取り外すとこんな感じ。
そのままSOPMODバッテリーを引き抜くだけ。
二股になったバッテリーの股間部分にコネクターがある。ヒューズはストック側のコネクタの上に位置する。
このような感じでスチャッとバッテリーを装着。
簡単だ。
もちろんバッテリーを収納してもクレーンストックはスムーズに伸縮できる。5ポジションストック。
付属の標準マガジンはダブルカラムのスプリング給弾方式で、6mmBB弾を82発装填できる。
従来のM4/M16マガジンとは互換性はなく、長さがリアルサイズになっている。
最後の一発まで撃ち切れるロングマガジンフォロアー。
マガジン後部にはメカボックスを停止させるフォロアーリンクパーツがある。
この給弾停止システムは標準マガジンでのみ機能し、ゼンマイ給弾の多弾数マガジンではメカボックスは停止しない。
オプションパーツとしてゼンマイ給弾の430連多弾数マガジンが発売される。
アメリカ陸軍制式のACU装備に良く似合う。
SOPMOD M4発売後、フロント配線でハンドガード内に従来のコネクタ方式でバッテリーを収納するM4A1カービンの発売も予定されている。ストックはエンハンスドストックになる。
オプション装備をコッテリと装備したSOPMOD M4。
RASがリアルサイズということでさまざまなレールオプションが可能なんじゃないかと。
レールガイドナンバーもしっかり入っている。
また、RAS内にはガスチューブ(実際にはチューブでなく棒だが)も再現されている。
ただしガスチューブがデルタリング部分を貫通しているかと思ったが、貫通はしていなかった。つまりフレーム側に見えるチューブは従来同様の短いダミー。
RASの固定方式とバレルナットの関係をスタッフに聞いてみたところ、RAS自体はリアル寸なので実物も着くと思うとのことだったが、バレルナットの構造自体はあのギザギザなタイプではないので、特殊な固定方式のリアル系ハンドガード類は着かないんじゃないか、ということだった。ダミーのギザギサはあるというとなので、S-システムやM733と似たような構造っぽい。
SOPMOD M4とHi-CAPA XTREMEの
射撃ムービー
さて、もうひとつの新商品が、ガスフルオートハンドガンのハイキャパ エクスストリーム。
東京マルイ ハイキャパ エクストリーム ガスガンスペック
全長 |
199mm |
重量 |
864g |
銃身長 |
94.5mm(インナーバレル長) |
装弾数 |
6mmBB弾 31発+1 |
予価 |
14,800円(税別) くらい? |
発売予定日 |
2008年12月 |
ハイキャパ4.3ベースの商品で、ハンドガンでありながら秒間25発(たぶん最大)の高速フルオート射撃が可能なガスガンだ。セミオートでは撃てない。また高回転を実現するため、ブローバックのストロークを短くしている。そのため、ホールドオープンはせず、全弾撃ちつくしてもブローバックは続く。しかしガスの消費効率はよく、従来と比べ30%OFFの消費率となっており、1回のガスチャージで最大で160程度射撃可能だそうだ。
セイバー・トゥースと呼ばれる印象的なセレーション加工を施したスライド。STIで同様のデザインがあるけどね。またスライド右側面にはXTREMEの文字がキンバー風にあしらわれている。
看板やリーフレットなどでは二丁拳銃のモデルが。
リベリオン好きのスタッフがいるからかなぁw。
マガジンは5.1の31連マガジンが付属する。
射撃ムービーはコチラ。
フロント、リアサイトなどは4.3と同様。
ハンマーや、グリップセフティなどがメッキされている。
すでに発売されているハイキャパ系のマガジンと共用可能。
10歳以上対象の電動ブローバック、S&W PC356が展示されていた。
Px4とファイブセブンのモックアップが展示。
どちらが先に発売されるかスタッフに聞いてみたところ、ファイブセブン、という回答があった。
2008/10/16
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