平成27年度 陸上自衛隊 第2師団 夏期訓練検閲

photo & report：岡崎雄昌

平成27年7月13日から15日にかけ、北海道の矢臼別演習場に於いて、陸上自衛隊 第2師団が戦車戦闘団を編成し、戦車の機動力と打撃力を最大限に生かす攻撃を目標に、夏季訓練検閲を実施した。
戦車戦闘団は第2戦車連隊、第2後方支援連隊、及び第2飛行隊の他、第3普通科連隊第1中隊、特科第4大隊、施設第4中隊、戦車直接支援中隊などで編成され、90式戦車をメインに10式戦車と少数の74式戦車を加えた約45両の戦車などが参加し、第2戦車戦闘団として訓練に挑んだ。


隊容検査中に突然発せられたガス警報により、一斉に00式防護マスクを装着する隊員達。


基礎動作点検で行う対空射撃のため、空砲を装填しているところ。

約150キロを走破する車両行進の為に、演習場外へ出る96式装輪装甲。

車両行進中の10式戦車。第2戦車連隊では第4中隊にのみ配備されている。

集結地においてドラム缶から手動ポンプで給油される10式戦車。

トラックから降ろされた燃料の入ったドラム缶は、転がして戦車まで運ばれる。

受閲部隊を待ち構える対抗部隊の90式戦車(第11戦車大隊)。

処置室から1トン半救急車へ移送される、バトラー等で負傷と判定された隊員。

M2重機を搭載した1/2tトラックの警戒下で行われる、不時着（想定）したUH-1の回収訓練。

どちらが回収しているのか分かりにくいが、78式戦車回収車を牽引する78式戦車回収車。

訓練検閲に続いて、16日から行われた第二特科連隊の99式自走榴弾砲による練成実射訓練。

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