つくばサバゲーランド フィールド レビュー
茨城県に2020年9月5日にオープンした屋外サバゲーフィールド「つくばサバゲーランド」、通称「つくサバ」がもうすぐ3周年を迎える。施設も充実したとのことで、オーナーさんからぜひ再レビューをとご依頼いただき、取材してきたのでレビュー。
フィールド全体で奥行145m、幅90mの広大なCQBフィールド。フラットな地形でプレーしやすい。
フィールド中央にはゲームマスター用の監視塔が設置され、エリアごとにカラーリングされた。
フィールドは大きく6等分されており、セーフティ側から、フロント、センター、バックフィールドと三分割、さらに東西で二分割されている。
ホワイト、ブルー、レッドエリアの境界線。人数が少ない時にはエリアを区切って、土日の定例会などでは全面でのゲームが行われている。
レッドエリア。フラッグ付近にマウンドがあるのが特徴。
バリケは隙間撃ちできないように目止め処理されている。
こちらはグリーンエリア。こちらのバリケはオープン当初から大きな変化はない。
ブルーエリアは迷路状のCQBエリアだ。
中庭にあるDフラッグが防衛拠点の攻防戦Version3が人気!
各バリケードには記号やマークが入れられており、チーム連携プレーでの指示出しがしやすい。
グリーンエリアとブルーエリアの境界にはマウンドと一番奥に観戦台がある。攻防戦Version3では防衛側がこの観戦台から狙撃できる! 観戦台スナイパーという言葉も生まれた。
ドラム缶、タイヤ、チューブなど、変化に富んだバリケード。
こちらはホワイトエリア。
各フラッグにはホーンが設置され、ケースを開けてボタンを押して鳴らす仕組み。
CQBエリアにあった大きな窓抜け穴は塞がれていた。プレーヤーの意向や安全対策などを随時反映している証だ。
以前からあった森林エリアの開けた部分。交戦距離が長く膠着気味だったが、イエローのバリケードエリアとなっていた。
Gフラッグからイエローエリアを見渡す。森林エリアリニューアルの際、伐採は最小限にとどめたそうで、当時からの木立はまだ活かされていた。
さらに最深部のバックフィールドを進む。バリケが点在し、侵攻するのも身を隠すのにも便利。
しかも木陰になっているので、真夏のゲームでも直射日光を受けないぶん涼しくプレーできる。
Hフラッグ近辺もトタンを使用した迷路状の構造になった。竹林は残っていて、不思議な空間となっているのも面白い。
竹林の中に小屋のようなバリケが作られている。
フィールド東西の外周にはデッドウォークがあり、裏表ゲームを連続する際にここでプレーヤーが待っていられる待機場所となっている。
シューティングレンジはセパレートされた7レーンのレンジで距離は最大60mもある。ここでじっくりと射撃を楽しんでいる利用者もいた。
マンシルエットターゲットに金属プレートが2つ。このプレートは座った時と立った時の高さに合わせてあるので、水平射撃ができ、正確なゼロインもできる。
角材を使用して可動式のライフルレストにしていたり、無料で使用できる工具が各レーンに設置されていたりと気が利いている。
タクトレフィールドがあり、バリケやターゲットなどを自由に動かして練習が可能。
タクトレフィールド専用のセーフティエリア。ネットを閉じればタクトレフィールド内での撃ち合いもOKだそうで、1on1や少人数でのゲームもできる。
初心者講習会用のスペース。マンターゲットにしっかり当てる練習ができる。
セーフティエリアは238席、内162席が予約優先席となっている。砂利が敷かれており、風が吹いても砂が舞いにくく、歩くルートには人工芝が敷かれているのでキャリケースの移動も楽々。
予約優先席は広々しており、テーブルの中央仕切りがガンラックとなっている。扇風機、電源コンセントも完備。
セフティエリアには複数台の防犯カメラが設置され、盗難対策としている。当日のゲームメニューが張り出されている。フリーマーケット用のテーブルがあって、自由に出品してもOKなのだそう。
受付。オリジナルグッズや、カップ麺や菓子類の販売も。
受付横にある自作のハイキャパシティマガジンウォーマー。
給湯ポット、電子レンジ完備。
工具が充実した無料で利用できる作業スペースがある。AEDも設置されている。
自由に使ってOKな虫よけスプレー、塩キャンディー、フラッグゲット賞のお菓子や、空ボンベの回収など、至れり尽くせり。
装備などの物販スペース。
手洗い場。井戸水だそうで、夏場は頭から水をかぶるプレーヤーもいるそう。
アイスの自販機あり。もちろん複数台のドリンク自販機もセフティエリア内に設置されている。
掲示板にはフィールド周辺マップと飲食店やお土産屋ガイドが掲示されていた。「せっかく龍ヶ崎市まで来たのだから、帰りに美味しいものが食べたい!」という要望が多かったのだそう。
さらにフィールド併設のガンショップU.T.J.があるので、エアガン本体からマガジン、BB弾の購入、カスタム&修理依頼などできる。
男女別々の更衣室もあり、エアコンが効いているのでエアコンルームとしても使用OKだそう。
男女別の洋式水洗ウォシュレット付きトイレ。女子トイレにはドレッサーミラー付き。
駐車場は145台駐車可能。
オープン当初に比べてバリケードの密度が上がり、森林エリアにもバリケードが多く配されて、プレーしやすくなった印象のつくサバ。もちろん狙撃可能なロングな射線もあり、長短どちらでもゲームが楽しめる。
なにより、サービス、設備共にこれでもかというくらい整っており、日本全国でもトップクラスの充実度といえる。
アクセスは圏央道牛久阿見ICより車で10分と便利。常磐線を使って都心からも、北関東や千葉方面からもアクセスしやすい場所だ。
つくばサバゲーランド
〒301-0857 茨城県龍ケ崎市泉町1498-1
TEL:080-8066-8924
公式サイト:https://www.tsukusaba.com/
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